あなたを幸せにするのは誰か

こんばんは。
執筆が夜なので、夜の挨拶です。
きょうは簡潔に、幸せになる近道の話をします。

タイトルについて、察しのいい方はすぐに誰なのかわかるでしょう(納得いくか否かは別として…)。
結論から言うと、
あなたを幸せにできるのはあなただというのが今日の話題です。

しばしば、私たちは幸せの享受を他者に委ねてしまいがちです。
彼氏が、友達が、幸せにしてくれるという期待を持って人付き合いしてしまうことがよくあります。
また、自分にないものを他者に補ってもらおうとしてしまいます。自分は料理が出来ないから、料理ができる彼女が欲しい等等。

私は、そのような人付き合いは上手くいかないと感じてきました。なぜなら、相手が期待通りの役目を果たしてくれなかった時相手に理不尽な怒りや裏切られたという気持ちを抱いてしまいやすいから。
また、自分に無いものを補ってもらおうとする関係は、言葉を変えると依存になります。かけたピースを埋めるのはその相手しかいないと思い込んでしまい、自立から遠ざかることになります。

知足、つまり足るを知るという言葉があります。
現状に感謝して、満足すること。多くを求めず、今ある幸せに感謝すること。
思うに、完璧に満たされた状態というのは永遠にやってきません。
厳密に言うと、満たされた状態の定義を決めているのも自分なので、その時々で理想の状態は移りゆくものだと思っています。だから、今自分が求めている完璧に満たされた状態になった時には、もう既に次の理想を追い求めてしまっている。
終わりなき渇望です。

つまり出来ることは、自分が既に持っているカードを認識して受け容れ、感謝すること。
身の回りの物事全てが、当たり前ではなく、恵まれたことだと思って満足することだと思います。
自分の心が満足する状態を作ることが出来るのは、自分の心の在り方を整えることができる自分自身のみ。
あらゆる現状に感謝できるようになれば、これまで当たり前のように思っていたものにも感謝出来るようになる。誰かの施しがなくても、何気ない日常には既に幸せがたくさん散りばめられていると気づくようになります。

幸せや満足は、他者から与えられるものだと思うのではなく、自分の心を整えて幸せに対する感度を高めることが、幸せになる近道かもしれません。