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*私とアクセサリー-前編-

今回は、私なりのアクセサリーとの付き合い方についてお話をしたいと思います。
私はもともとアクセサリーの素材などにこだわりは無く“可愛いと思ったデザインのものを買う!”という感覚でした。しかし20代前半の頃にネックレスやリング、ブレスレットなどで金属アレルギーの症状が出るようになってしまい、それがきっかけで素材も気にするようになりました。

-素材の種類と特徴-

シルバー925のリング

アクセサリーを販売しているお店に足を運ぶと目にする機会が多いのが、シルバー925やK18、K10などのものだと思います。上の写真は私が自分自身に就職祝いとして贈ったもので、素材はシルバー925であるため長く身に着けていけることと、アレルギーを起こしにくい素材であることが選んだ理由でした。

ここで、アクセサリーによく使われている素材とその特徴について簡単にご紹介します。

・シルバー
シルバーアクセサリーで一般的に使われている素材が、先ほど少し紹介させていただいたシルバー925というものになります。この“925”というのは銀の保有率が92.5%であることを表していて、その他にもシルバー1000(純銀)や950といった純度の違うものもあります。
​高級感がありつつ温かみを感じられる色味を持っていますが、放っておくと黒ずみが目立つため定期的なお手入れが必須になります。

・ゴールド
ゴールドの特徴として、他の貴金属と混ぜ合わせることでピンク、イエロー、ホワイトなど豊富なカラーバリエーションでの作製が可能であるということがあげられます。また、K18や K10などは金の割合の高さを示していて、その割合が高いほど柔らかくなるため、繊細なデザインのものには丈夫さを考慮して、壊れにくいK10が使われることが多いそうです。
​そして、ゴールドもシルバーと同じく、アレルギーを起こしにくい素材としてあげられています。

ゴールドのリングと缶で作ったアクセサリーケース

上の写真は上下がK10のピンクゴールド、真ん中がK10のイエローゴールドのものになります。写真ではほとんど違いを感じないのですが、実物を着けてみると肌への馴染み方が違うことがはっきりとわかります。

ここまででご紹介した素材の他にも、希少性が高く優れた耐久性を持つプラチナや、腐食のしにくさと金のような美しさが特徴の真鍮、医療器具にも使われるほど人体への安全性が信頼されているチタンなどが存在します。
これらの中から、自分自身やその日のコーディネートに似合った素材を見つけるのもアクセサリー選びの楽しさかもしれません。

余談にはなりますが、私はお気に入りの缶などを見つけた時に、写真のようにスポンジを敷き詰めてアクセサリーケースとして使うことがあります。
大切なアクセサリーを埃などから守ることができるのでおすすめです。

-お手入れ方法-

クリーナーと研磨剤入りクロス
母から引き継いだシルバーアクセサリー

基本的なお手入れ方法としては「拭く・洗う・磨く」という3つの方法があります。

・拭く
ジュエリー用のクロスを使って、日々の汗や皮脂などの汚れやちょっとした黒ずみを落とします。研磨剤入りのものやそうでないものなど、いくつか種類があるそうなので、お手持ちのアクセサリーに合ったクロスを使うことをおすすめします。

・洗う
ジュエリー用のクリーナーに浸けること、でくすみや黒ずみなどの汚れを落とします。それから液を水道水で洗い流し、柔らかい布で水気をよく拭き取ります。この時に水気を残してしまうと変色などの原因となってしまうので、しっかり拭き取ることがポイントなのだそう。

・磨く
ジュエリー用の研磨剤や素材に合ったクロスを使ってしっかりと磨き上げます。
下の写真にあるアクセサリーは母から引き継いだもので、長くしまい込まれていたため全体的にくすんでいたのですが、上の写真にあるアイテムでお手入れすることで本来の輝きを取り戻しました。これからも大切に使っていきたいと思っています。

磨く際に気をつける点として、メッキ加工やマット加工などが施されているものに研磨剤を使用すると、せっかくの風合いが損なわれてしまう場合があるそうです。そのため、磨く際には少し注意が必要になります。

ショップによっては洗浄などのアフターケアサービスをしている場合もあるので、自分でお手入れするのは少し不安だなという方は、お買い物ついでにプロの手を借りてみるというのもいいかもしれません。

後編へつづく…

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