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*私と珈琲のこと

私と珈琲の付き合いはとても長く、中学の頃から飲みはじめて早15年以上になります。
家庭教師の先生にお世話になっていた頃、授業の合間にお茶の時間として、いつも母がお菓子と一緒に珈琲や紅茶を出してくれていたのがきっかけでした。それ以来、珈琲と紅茶は私の生活の中で、なくてはならない存在となったのです。

-心のスイッチになる-

お茶を飲むことで気持ちを切り替える人は多いでしょう。
私もそのうちの1人です。
気合を入れたい時やリラックスしたい時、その時の気分で珈琲や紅茶や緑茶などを選んで飲んでいます。言ってしまえば、珈琲に限らず“お茶をする”という行為自体が好きなのです。その中でも、特に飲む機会が多いのが珈琲になります。

・愛用している小物たち
私は自宅で珈琲を飲む際、基本的には豆を手挽きのミルで挽いてから、コーヒーメーカーを使って淹れています。
いずれはドリップにもチャレンジしたいと考えています。
ミルを使い始めたきっかけは、嵐の二宮くんが出演していたドラマ「優しい時間」の中でミルを挽くシーンがよく使われているのを見て、癒されそうだなと感じたことでした。

出典:https://nanbanya-coffee.com

私が実際に使用しているミルが、上の写真のものになります。
オープンタイプのものも持っていますが、豆が弾け飛んでしまうことがあるため、心置きなく回せる蓋付きのものを愛用しています。

手挽きのミルを使うメリットとしてあげられるのが、
・ゆっくり香りを楽しみながら挽くことができる
・ゴリゴリとした感触を楽しむことができる
・電動のものよりも均一に挽けるため味がまろやかになる(カフェの店員さん情報)以上のことなどです。

愛用している小物たち

ミルの他にも、カップや入れ物も気に入ったものを使うことで、より楽しくお茶の時間を過ごしています。
上の写真1枚目は、友人の結婚式でいただいた引き出物です。このカップを使う度にほんのりと結婚式の思い出も振り返ることができます。2枚目の写真は3coinsで購入したものなのですが、蓋の部分に木が使われているのでお手入れをしながらエイジングも楽しめたらいいなと思っています。

・フィルターの種類
ドリップにチャレンジしたいことと同時に、私が興味を持っているのが紙素材以外のフィルターです。
ペーパーフィルターを含め、それぞれ珈琲の仕上がりに特徴があります。

出典:https://kinarino-mall.jp
出典:http://taste-dailytools.blogspot.com

・ペーパーフィルター
紙が珈琲豆の油分をしっかり吸収するため、すっきりとした味わいになります。

・メタルフィルター
油分の吸収がないため、珈琲本来の風味や香りをダイレクトに味わうことができます。半永久的に使用することができるので環境にも優しいのです。

・ネルフィルター
ペーパーとメタルの中間で、舌触りが滑らかな味わいになります。 繰り返し使用できますが、ドリップと手入れにコツが必要なのだとか。

・実はこんな道具でも

愛用しているフレンチプレス

最近テレビ番組でバリスタの方が紹介しているのを見て知ったのですが、主に紅茶を淹れるのに使われているフレンチプレスを使うことで、より気軽に短時間で珈琲を淹れることができるのです。
お湯を半分注いで30秒蒸らし、残りを注いで3分半経ったらプレスして出来上がり。わずか4分ほどで本格的な珈琲を楽しむことができます。
私も実践しましたが、初心者でもおいしく淹れることができました。

-飲む以外の活用法-

珈琲を飲んだ後の「かす」ですが、実はさまざまな活用法があるのでいくつかご紹介したいと思います。

・消臭 & 除湿剤として
珈琲の抽出で出るかすは臭いを吸着するので、活性炭よりもアンモニアの脱臭効果が優れているのだとか。乾燥させれば玄関や靴箱、冷蔵庫などいろいろな場所で使用することができます。

・肥料や防虫対策に
珈琲かすは活性炭に似て表面に細かい空隙を持っており、土に混ぜることで通気性の改善や微生物の住処となるなどの効果があるとされています。プランターに土を用意する段階から、土をしっかりと混ぜて十分に発酵させることで肥料として使うことができます。珈琲の香りによって、防虫対策としての効果も。

・雑草対策に
珈琲かすには植物の育成を阻害する物質が含まれているため、それを活かして雑草の繁殖を防ぐことができます。雑草を抑えたい場所に撒くだけで良いので気軽にトライできる活用法です。

・ピンクッションに
珈琲かすを乾燥させたものを布や袋に詰めて、ピンクッションとして再利用することができます。適度に残った油分が針を保護して布すべりが良くなり、さらに錆防止の効果も。

・珈琲染めに
珈琲かすを使って布や紙を染めると、アンティークな風合いを出すことができます。映画やドラマの美術さんも、この方法を使って紙の古さを再現することもあるそうです。

​乾燥させた珈琲かす

ここに記載したのはほんの一部で、実際にはまだまだたくさんの活用法があります。
私もいろいろ試したいと思い、珈琲を飲んではかすを乾燥させ、靴箱やクローゼットに忍ばせています。本来なら捨ててしまうはずのもので、いろいろなことを試せるというのは楽しいなと思いながら実践しています。
習慣になれば、例えば家庭菜園や、服や靴だけではなく木や革小物などのお手入れなど、他の趣味の部分にも活用できるかもしれないので今から少しワクワクしています。

-私にとっての珈琲-

停電時のコーヒータイム

日々を過ごしていると、ついついリラックスすることを忘れてしまう時もあると思うのです。だからこそ“あえて”意識してリラックスタイムを設けることも大切なのではないかと私は考えています。それは昨年9月の災害の時にも実感しました。
いつもと違う生活をしなければいけない環境の中で“あえて”コーヒータイムを設けました。インスタントでもいいのです。
「ほっ」とできる時間や空間を作ることで束の間でも癒され、また頑張ろうと前を向ける、私にとって珈琲とはそういう存在です。


2020年03月25日作成


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