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#19 語学留学の目的を見失っていた

2024年6月23日(日)
カナダ留学(ワーホリ)で2カ月と半月。学校に入学してからもすでに2カ月が経った。

ただ暇だったのと今現在感じていることを、一つの戒めとして記しておこうと思い今これを書いている。




自分は何のため海外に来てるのだろうか

この先はすっごい個人的意見で口も悪いので、気分を少しでも害されたくない人・人の意見を変えたがる傾向のある人はマジで読まないでください
次の小見出しまで飛ばしてください。


語学学校に来ている生徒は大体4タイプに分けられる。
1つ目は、理由はないが英語向上したい。上手くいけば外資で働きたい。
2つ目は、海外特有、学校の長期休暇中に語学学校。(親バカ金持ち)
3つ目は、インスタ映え、充実した海外生活を送ってみたい
4つ目は、マジで語学力を向上させたい。
である。

どこかで書いたが、語学学校に来ている人で4に当てはまる人はほとんどいない。私の感覚では、日本人に1人、韓国人に2人、メキシコ人に1人、卒業したコロンビア人に1人である。

口悪く言うが、1と3に当てはまる人は基本英語力低い。主に日本人大学生が海外に憧れて来ているか、なんとく英語できたらいいな程度。大体こういうタイプは日本で英語勉強してきていないし、2,3カ月程度語学学校に通ったらあとはバイト。あと親の金だからと授業休みがち。

正直に言おう。「たかが2,3カ月の語学学校など微塵の役にもたたない。
クソほどの経験にもならないし、価値観変わったとかいい経験になるよとか言えるレベルですらない」
だったら日本で金を稼いでた方がマシ。

実際私は1年語学学校にいてやっと英語力が向上すると思っている。(言うて私も半年ほどしかいないのだが)伸び度は結局は自分の努力次第だが、1と3の人間がそこまで勉強するだろうか?


大体の日本人大学生(主に女子)は、放課後オシャレなカフェで読んでもいない洋書と共にカフェラテの写真を撮ったり、ジムに行って鏡の前で写真を撮っている。どうせ日本に帰ったらジムなんて行かないくせに。
また金曜か土曜の夜に誰かの家で、食べきらないけどインスタ映えを意識した大量のお菓子を買ってホームパーティするのである。
何のためのジムなんでしょうかねぇ。

あとバイトして英語力が上がるわけないのだ(例外はあるが)。学校で授業で会話する内容と比べると、キッチンなんて話さなくてもできるし、サーバーだって定型文と料理の説明さえできれば終わりである。

日本人の甘い所は、単純に海外に来ていれば英語が話せるようになると考えるところである。
また「スピーキング力を伸ばす授業(PMMと呼ばれる授業)」に行けば勝手にスピーキング力が伸びるとも思っている。
正直語彙力もなくて、英作文力もない人間が行ったところで使えるフレーズが少ないのだから、なにも成長しない。

語学学校に来ているそういう日本人の甘い考えがすごい嫌い。

別に気にしなければいいのだ。だがやはり私も日本人で、なんか意識が引っ張られてしまう。それが非常に不愉快なのだ。


話を戻すと、私も入学当初は4にいたはずだった。だがいつの間にか1もしくは3に入っている気がしているのだ。(別に1と3が悪いって意味じゃなくて、目的が違うから)
学校で友達が欲しいという話はどこかでしたが、最近友達が結構できて放課後一緒に宿題をやった後に学校で話してて帰りが遅くなるのだ。家での勉強の時間が削られているのだ。別に話すこと自体はスピーキング力が上がる方法の一つとしていいと思うのだが、自分に甘くなってきている気がする。

なんとなく楽しく授業を受けてそのうち英語力上がればいいや、って思い始めてる自分がいる気がしてならない。

インスタ映えとかクソどうでもいいから、日本にいる友達に海外の生活はこういう感じなんだよ~って感じでインスタを上げていたはずが、最近それも少し違う気がしてきた。

変な方向に自分が変わっている気がするのがすごい嫌だ。

7月になると仲のいい友達が半分ほど卒業していく。寂しい気持ちが強いが、正直いい機会だと思っている。
これを機に4にいた頃の自分に戻って勉強に力を入れなおそうと思う。



英語力の焦り

上記でのことに加えて最近、結構な焦りを感じている。
その理由のとして、2カ月経ったのにリスニング力が向上している気がしないことが挙げられる。

2週間ほど前に授業をレベルアップし、学校では現段階最高レベル(下の表のB2とC1の境目くらい。英検1級とれるか否か程度)の授業を受けている。

スピーキング力は、留学前に比べてだいぶ向上したと思う。それでも相手の英語に対して反射的に反応できるほどではなく、ワンテンポおいてから反応できるレベルである。ただ前回のレベルアップ後初のスピーキングのテストで85点だったことを踏まえると、自分を褒めてもいいと思うレベルではある。(トピックは簡単だった。日本の恋しいもの、自分の課題等)

問題なのは今回(6月21日)のスピーキング以外のテストだった。元々英語教師ということもあり、単語と文法とライティング、リーディングはほぼできた。なんなら文法とライティングは満点だった。合計86点/100点。

ただリスニングが壊滅的にできなかったのだ。トピックは「プロゲーマーになることの利点と欠点」であり、元底辺ゲーマーの私にとっては結構なじみ深い内容だったので聞けるはずだった。
しかし結果は5問中3問正解。

何の話をしているかは分かるが、単語とフレーズを頼りに断片的に内容を理解する程度しかできなかった。確信をもって答えれたのが2つだけだった。


toとかofとかitみたいな短い単語がたくさん文章中に入ると、リンキングがえぐい程起こり、脳がついていかず何を言っているのか分からなくなるのだ。また倒置法や関係詞が入ると駄目なのと、あと長い主語を持つ疑問文。
さらにはネイティブやネイティブレベルが早口で話すとついていけなくなる。

この間BMO(カナダの銀行)の社員が学校に来て、銀行開設の話やカナダでの仕事の話をしてくれたのだが、断片的にしか英語が分からなかった。


こんな感じで今週は正直自分の英語のレベルの低さにかなり落ち込んだ。昨日土曜日は、本当に何もする気が起きなく、ずーーーーーっとスマホをいじっていた。
日本人ならではの、語彙力・文法力・読解力の高さがあるので机上の問題はなんとかなるのだが、実用的にそれを使えないのだ。ここにきてそれをひどく痛感した。


実際のところ、86点はうちのクラスで2位らしく最高点数が89点。初のテストでこれはすごいと、他の生徒に言われたが、ひねくれているので本当に嬉しくなかった。なぜなら、他の生徒ほぼ全員リスニングは満点で、その他の単語や文法で落としていたからである。

正直単語はある程度難しいから日常生活じゃほとんど使わないだろうし、文法もModify Relative Clause(~,  the most of which…みたいなヤツ)等の難しい奴だったからできなくても生きていけると思う。

それよりもリスニングできない方がヤバいだろ、とひどく落ち込んだ。24日から1週間休暇をもらってモントリオールに行くので、英語のことは何も考えず、終わったら再度気合を入れようと思う。



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