ここが今の自分の居場所 / ホーム(日本)シックの和らぎ
ウィーンはこのところ雪続きで、パウダースノーが降ったり止んだり。
氷点下の世界に震えながらも、雪化粧した街に気分は上々します。
ロックダウン中なので普段は極力外出を控えていますが、仕事の無い毎週月曜か火曜 或いは両方、散歩を兼ねてランチとカフェラテをテイクアウトしに街へ出向きます。
ウィーンとは街並みの美しさやその歴史はさる事ながら自然にも恵まれていて、これまでに世界に名を馳せる数多くの芸術家がこの地を愛して止まなかった事に当然合点のいくような、初めて訪れたときから大好きな街です。
とはいえ{長く暮らす}となると少し話は変わってきもします。
2018年1月に渡欧してから一度も日本に帰国出来ていないこと、自分が異人種であるからこそ感じる文化の違いや困難、そして昨年は特にロックダウンによる生活の変化から来るストレスも相まって、ウィーンがというより海外生活に疲れを感じることが多々ありました。
けれど今日改めてゆっくりこの街を見渡し歩くと、
「ここが今のわたしの居場所。愛しくて堪らない。」という気持ちに不思議と溢れていました。
これはもう理屈ではなく、気付いたら好きな街という概念さえ越えて、居場所になっていたみたいです。
困難はきっとこの先も色々とある。でも置かれたこの地でまだ暫く頑張れるかも。
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