「今」はいつまでも続かない
5年刻みに人生を思い返してみるとよくわかる。都度置かれてる状況が全く違う。3年刻みにしてみたってそうだ。
私の場合著しいのが、住んでる場所、交友関係、習慣的な学びや仕事。
性格や天命みたいなのも無視できないけど、ずーっと同じ環境や状況に佇んでる人のが少ないんじゃないかな。
同じ会社に居てもキャリアアップしたり部署が変わったり、そうじゃなくても歳は重ねるし。人との距離感や健康状態だって変わるはず。
それなのに「今」って、いつまでも続くような気がしてしまう。「これも過ぎ去る」はずなのに、試練や退屈が永遠かのように感じてしまう。
私が今拠点としてる場所や住居、よく語り合ってる人々、習慣的な学びや仕事。変わらないものもあるけど、5年前とは違うもののが多いくらい。
そして5年後もかなり違ってるんじゃないかな〜。既に数年内にはウィーンから引っ越すこと予定にしてるしね。
31歳の今だからこそ悩むこと・考えることも、36歳になったら超内容更新されてるはず。
もはや、その時私まだこの世に居る?
一つ絶対と言えるのは、「今」はいつまでも続かないということ。
今の自分のあらゆる選び、言動や行動が、その後にダイレクトに繋がっていくのは確か。全ては延長線上。
でも今よく出入りしてる場所、関わってる人々、この年齢の自分自身。食べ物も景色も。み〜んな今限定。全く同じものにはもう出逢えない。
当たり前にあると認識してるものは、今だけ与えられた特別なギフト。茨の道だとしても、それがずーっと続くわけじゃない。
ある意味「今」って捉えどころがないな〜と思うし、今!今は今だけ‼︎と思えたら、毎日一瞬一瞬への向き合い方が変わるかもしれない。
と同時に、時代や状況によって変わらない強固な姿勢、意志を携えていたいと思う。
- 2023年8月23日夜の黙想、ウィーンの自宅にて。
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