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オランダVoorbrugの朝 、17歳の時の自分を想う

雨が降っております。昨夜もちょうど車に乗っていた時には土砂降りで、ディレクターのLucasが「これがオランダ。オランダ人はみんなこの雨に辟易してるんだよ!」とおどけた感じで言っていたけど、思えば7月にアメルスフォートで仕事した時にも雨だった。6年前旅行で行ったアムステルダムは晴れてたような気がするけど。

美味しい美味しいラテを飲みながら書いてます。

朝食にはフルーツとグラノーラヨーグルトを。普段食べているものと同じようなものでも 場所が違うと断然美味しく感じるから空間作りってスゴーいね!!

このカフェバーがどことなくちょうど今から10年前にアルバイトとして働いてたカフェバーに似ててエモい気持ちになりながら17歳の日々を思い出していました。

17歳の日々

YUKIちゃんのスウィートセブンティーン聴きながら、そのときの自分の歳に思い馳せてたな。過ぎ去るんだ、楽しまなくちゃ。って。けど家庭環境が超辛くもあったあの時期。思春期が故に全ての気持ちがヒートアップして爆発していたな。嗚呼スウィートセブンティーンだ!

わたしは高校一年生で公立から通信制高校へと移ったので高校時代はもっぱら週5でアルバイト、そして歌と洋服と恋だったのだけど、18で上京する資金貯めるために超〜働いたなぁ。朝5時過ぎに家を出て、まずは掃除機かけて、店で流してたハウスミュージックの有線放送聴きながら前日に余ったコーヒー飲みながらドーナツ焼いて、てんやわんやしながら7時にオープン。途中で色々と機能せず無くなった"名古屋のモーニング"は一人で回すことも多かった。

日によっては15時間働いて、トイレに座ったら脚がガタガタ震え出して 泣きそうになったり。自分と同じような境遇の人が身近に居なかったし今のように自分を支える信仰もなかったから、自分は自分の味方で居なくちゃと思いながらも、心身の限界にもがいていた時期。

不器用だった(今もか?)17歳の自分に伝えたいこと

若かりし自分、必死だったあの時の自分をまずは励ましたい。

理解してもらおうとしなくても大丈夫。あのね、神様は本当に見てる。時間はかかるかもしれないけど、誰も見ていないときの頑張りや労苦は願ってもないような形で報われていくよ!

けど、17歳のあなたはまだまだ生意気。虚栄心や高慢さ(と解らなかったけど)は全然素敵じゃないよ、感謝と謙遜と人を敬う気持ちを身に付けると世界の見え方も実際の景色さえも変わって行くよ。

みんな頑張って生きてるし、あなたの目から見たら大したことないように見えるかもしれないおじさんやおばさん達もね、あなたより長く生きててあなたの知らないこと沢山経験してきてんだ!敬いなさい。もちろん自分より若い人たちも自分とは違った経験をしてる。だから誰からも学べるんだよ。今は同年代の子たちと自分を比べたりして辛いかもしれないけど、大人になればなるほど自分だけが辛いんじゃないってわかるようになるよ。生まれてから死ぬまで自分は自分だしどの時期も大切だけど、10代の今の現状だけで人生決まる訳じゃないから!

それから他人の自分に対する態度が冷たかったりなんだか認めてもらえていないような感じがするとき、不平感を覚える前に一度自分を省みて、よ〜く客観視してみて。そして慕われてる人はどうして慕われてるのか・人から助けの手を差し伸べられやすい人は何故そうなのか、考えてみてね。中にはズルしてる人も居るかもしれないけど、それだけではないかもしれないよ。悪いところは誰にでもあるから、良いところを集中して見てみて。

それで取り入れられる良さがあったら自分なりに取り入れてみて。そこにプライドは邪魔になる。あなたの欲しい"個性"は社会で人と共にに生きる人間としての基盤ありきだよ。

なんて説教臭いけど、あのときの自分に伝えたい。そしたらもう少し上手く、時には茨を避けて生きれたと思うから。不器用過ぎたよわたしぃ。😂まっ、自分自分!だったからこそガッツで切り抜けられた部分もあったのかな。

あの時のカフェからも、その前に働いてたレストランからも、仕事外で出逢った人たちの中にも、未だに大体当時最年少で弱者であったわたしを気にかけ仲良くしてくれてる人生の先輩たちが居る。レールを外れた道を歩む中で意地悪をしたり偏見の目を向けてくる人たちだって居た中で、その人たちは生意気だったわたしを受け入れ、時にとても厳しく、それでいていつまでも諦めないでいてくれた。そのこと一生忘れないし、だからまだまだしっかり生きてかねば!と思う。

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