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必要だったのは、体調の悪い自分にも「いいよ」と言ってあげる優しさだった。

ここのところ頭痛が続いているのです。
ここ一年は安定していて、頭痛で寝込むことが
ほとんどなかったのだけれど…

この一ヶ月は、頭痛発作で寝込んでから
頭が重く、ズキズキと痛み、後頭部、目も痛い…。お薬の副作用で食欲もない。
そんな日々です。

(だから、今日はちょっと勢いで書いてますので、乱筆乱文で失礼致します😅)

というのも8月に片頭痛の予防薬が変更になり、お薬が支えてくれていた絶妙な脳内のバランスが崩れてしまったのです。

今まで、トリプタノールを飲んでいたのですが
製薬会社の事情で、流通しなくなり
処方してもらえなくなってしまいました。

薬局で「すみません💦お薬がありません💦」と言われて
「ガーン😨」となり、急遽、処方変更。

でも、新しいお薬は私には合わず、頭痛が出てくるようになりました。
そこから何回かお薬を変えてもらって
合うものを探していたのですが、ない。

診察室で、カルテを見ながら主治医と
「ここ何年かかけて、ほぼ全てのお薬を網羅してきた。もうお薬はない。なすすべ無し」と確認し合いました(笑)
もう、本当に笑うしか無し。

こうやって、予防薬を飲まなくなった私は
少しずつ、痛み止めを飲む回数が増えてきていました。

「今日は学校があるから」
「今から面談だから」
「これから頭痛で動けなくなると、困るから」
「頭痛があったら家事が出来なくなるから」

そうやって、痛みへの不安から
痛み止めを飲み始めるように…。

そう!でもこれって本当にやばいやつなんです。
頭痛で本当につらいのは
お薬の飲みすぎが起因して起こる
薬物乱用頭痛の沼にハマること。

わたしは一時期、この沼にハマり
本当に地獄の日々を過ごしたことがありました。
頭だけじゃなく、胃にも激痛が。

そして最近、またこの沼にハマり始めたかも…と
感じるようになってきていました。

朝、起き抜けにも頭痛がするし
痛み止めが効かなくなってきているし。

もうこうなると、一度、頭痛の日々から解放された喜びを知っているから
再び、頭痛の日々が続くことが、より一層つらくて悔しくて悲しくて。

そしてこんな頭痛持ちの人生を創り出してきた自分にも、頭痛で動けないでいる自分にも、情けなくて嫌で嫌で仕方がなくて。

「もう、こんな私の人生はおしまいにするしかない。もう、生きるのがつらい。もう嫌だー」と
自虐のループにおちいって、イライラして、ぐずぐず泣いて。

挙げ句の果てに、オットに八つ当たり(笑)
売り言葉に買い言葉で、オットが
「頭が痛いんなら、家事もしないで黙って寝てろ!」と吐き捨てた言葉でさらに私はぶち切れ、うぬーっと😡
でも、頭が痛くて言い返せない。
そろりそろりとしか動けない。

そして先日の日曜日。私は朝から安定の頭痛(笑)
それでもなんとかかんとか朝ごはんを作ってみたけれど、やっぱりしんどくて。

「もう!嫌だ。今まで頭痛があっても薬を飲んで、だましだまし家事をしてきたけど、なんで私はこんなに薬をのんで歯を食いしばって家事をしてるんだ!オットが家事をしないで寝てろって言ってんだから、もう、動かん!見てろよ。家の中、ぐちゃぐちゃになるぞ。何もしないぞ。私のありがたみを知れ!オットが全部しろ。頭痛の時はもう絶対に動かん😤」

そう思って、朝ごはんの後からは、ずっと寝転んでいることにしました。
そして「薬飲まないで、この痛みを落ち着かせよう…そうするしか、今の私は救えないのだから」と腹をくくり、痛みに向き合うことにしました。
ただ冷えピタを携えて。

頭痛って何がつらいかというと
頭の「痛み」そのものはもちろん、動けなくなることで失うものが大きいと思ってしまうこともつらいのです。

何もできないでいる自分
何も生み出せないでいる自分
一人だけ取り残されているような悔しさ、寂しさ、不安…。

痛み止めを飲まないでいると
いつまでこの痛みが続くのかという不安や焦燥感も出てきます。

薬物乱用頭痛の沼はもう嫌だから。
そんな世界からは私を救い出したいから。
もうその全てに向き合うことにしたのです。

本当はストロベリー紅茶を買おうと思ってたのに、出てきたのはりんごジュース。間違えてとなりのボタンを押してしまったらしい。頭痛があるとこんなミスもする(笑)


頭痛の時の喪失感や不安や焦燥感。

ふてくされて寝っ転がって気がついたけれど
本当は、全て自分が作り出した幻想なんだということ。
動かないでいる私を、オットも息子も一度も責めたりしなかった。

きっと私が小さい頃から自分自身を縛り付けていた幻想…「ちゃんとしている自分でいなくちゃ愛されない」という恐れが
頭痛でも頑張って動かなきゃいけない自分へと駆り立てていたんだなと気がつきました。

痛み止め飲んで動け!働け!なんて誰も言っていない。ただ、私がそうしていたというだけ。
動けない自分を私が許せば、それでよかっただけ。

そうこうして、本当に動かないでいたら
少しずつ、本当に1ミリくらいずつ、頭痛が和らいでいきました。  

今日も頭がスッキリはしていないし
時々、痛むけど「もう、何もできなくてもいいや」と腹をくくって、痛み止めを飲むのをやめています。
薬をやめて4日経ちました。
えらいぞ、私。

動けない自分、無能な自分を受け入れて
なんとか生きている。
自分を沼から救おうと頑張っている。

休んでいていいよと、自分で自分に言ってあげられる優しさが、私が私を生きるために
何より必要なことだと気がつきました。

もう少し、頑張るよ。

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