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新米です。いろいろ書きます。 実セはシリーズ化したいですね。 色々書くとごちゃごちゃに…

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新米です。いろいろ書きます。 実セはシリーズ化したいですね。 色々書くとごちゃごちゃになるのでそのうち整理します。

マガジン

  • 実質セックス(実セ)について考察する

    タイトル通り、実質セックスについて考察してみた記事をまとめてあります。

最近の記事

「弱者男性という奇妙な地位」その呼称、存在は社会病理

最近よく聞くようになった弱者男性という言葉であるが、正直なところ違和感を感じている。男性にもかかわらず弱者とはどういうことなのか? この言葉は自虐としても蔑称としても使用されている。しかし、定義、用法に関して合意がとれているようには思えない。 私のように「男性が弱者?」と疑問に思う者も存在する。一般的な感覚の男性、女性としても男性が弱者だと受け入れることは難しいだろう。どちらかと言えば当の男性の方が、男性を弱者として位置付けている。 弱者男性とは何なのか? 弱き者よ、汝の名

    • 「女はふしだらで、動物同然なんだ」  ルースのフェミニズム

      この穏便でないタイトルは「隣の家の少女(英題the girl next door)」という小説の劇中に登場する女性のセリフの一部である。 この小説は著者のジャック・ケッチャムが実在の事件を元にして執筆したフィクションであり、事件とは結末も異なる。 事件名は「シルヴィア・ライケンス事件」といい、1人の女性が虐待により命を落とした残酷な事件だ。 主犯はガートルード・バニシェフスキーという当時35〜6歳の女性で、被害者であるシルヴィア・ライケンスは16歳ほどの女性である。 こ

      • 「誰もひとりでは生きられない」崩壊に向かう先進国社会3

        今回は食糧の保存技術について見ていく。 食糧も水も化学物質である 少々ミクロな視点で物事見てみよう。前回のnoteで「硫化水素を代謝してエネルギーを得ていたバクテリア」という文を書いた。 バクテリアとは細菌のことであり、細菌は原核生物だ。 ちなみに細菌、古細菌が原核生物として分類され、これらと違って細胞内に核と細胞小器官を持つ生物を真核生物と呼ぶ。 このくくりが生物を分類する際の出発点であり、そこから、界→門→綱→目→科→属→種と進んでいく。 我々人類は、真核生物→動物

        • 悪用厳禁!議論やレスバで勝利するための方法「目指せ!不敗のレスバトラー!」

          あなたはレスバをしたことがあるだろうか? 「常日頃レスバしてます」という常在戦場なあなたも、「したことないけど興味はある」というシャイなあなたにも、きっと役に立つレスバテクニックや心構えを紹介したいと思う。 今日からあなたも討論不敗レスバって何だが怖い! これから紹介する技術は非常に高度に見えるが、実はそこまで難しくない。便利な言葉から戦略まで分かりやすく解説していこう! 初伝 「どっちもどっち」「嫉妬だ!」「リスペクトが足りない」 まずは基礎中の基礎。「どっちもどっち

        「弱者男性という奇妙な地位」その呼称、存在は社会病理

        • 「女はふしだらで、動物同然なんだ」  ルースのフェミニズム

        • 「誰もひとりでは生きられない」崩壊に向かう先進国社会3

        • 悪用厳禁!議論やレスバで勝利するための方法「目指せ!不敗のレスバトラー!」

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        • 実質セックス(実セ)について考察する
          2本

        記事

          「誰もひとりでは生きられない」崩壊に向かう先進国社会2

          前回の続きである。 前回は文明社会の崩壊についての雑談と実現技術の再現可能性について、あとは「ある程度穏便に崩壊した社会」で生き残る方法について軽く触れた。 ここからは直近の食糧や水の確保ではなく、もう少し先へ踏み込みたい思う。 農業は科学である 錬金術の話をしているわけではない。 マルサスの人口論をご存知だろうか? 人類が増えすぎた人口を養いきれなくなるという懸念にも拘らず、現在の世界人口は約81億人である。ちなみに100年ほど前までは約16億人。そして人口論の出版は

          「誰もひとりでは生きられない」崩壊に向かう先進国社会2

          「誰もひとりでは生きられない」崩壊に向かう先進国社会

          我々の住む社会、とりわけ先進国社会は現在進行形で衰退している。 「そんなことない」と思う方もいるだろう。 毎年科学には新たな発見があり、技術も発展し、医療もより高度なものとなっている。平均寿命も伸びているだろう。 それでも衰退しているのだ。このノートは続き物として書くつもりなので丁寧に話を進めていこうと思う。 だからまずは、我々が立脚している文明社会というものが、どれだけ脆い前提の上に存在しているのかに言及していきたい。 インジウム、CPU、フォトリソグラフィ 普通に

          「誰もひとりでは生きられない」崩壊に向かう先進国社会

          他人からモノ扱いされないためにできること〜男女論を添えて〜

          「人をモノ扱いする」 たまに聞く言葉だ。恐らく他人から尊重されていないことに対する不満なのだろう。 この言葉は、言われた相手を貶める言葉なので、曖昧な定義で使用して良い表現ではない。 このnoteでは「モノ扱い」の定義や原因、改善法について掘り下げていこうと思う。 もったいぶるつもりはないので、まずは定義してみよう。 モノ扱いとは、 他人を財産として、また債権の対象として扱うこと を言う。もっと分かりやすく表現すると、 AがBの人格などに重きを置かずに、身体や持ち物

          他人からモノ扱いされないためにできること〜男女論を添えて〜

          もしもギリシャ神話の神々がネット民だったら

          トップページ>オリュンポスch 悲報)アフロディーテ の悪行まとめ(再)0001 今日も朝からネクタル  アフロディーテっていっつも悪いことしてるよね 以下アフロディーテのやらかし ・息子の嫁をいびる ・アドニス死なせる ・ヒッポリュトスをはめる ・トロイアを滅ぼす ・ピグマリオンの背中を押す あと整形してる 0002 今日も朝からネクタル ヒマなの? 0003 今日も朝からネクタル まーたお前か いい加減アフロディーテに粘着すんのやめろよ オリュンポスの恥さらし

          もしもギリシャ神話の神々がネット民だったら

          ポリコレというドブのような思想「善意は悪意へ」

          今の時代、ポリコレを知らない人間は珍しいのではないだろうか? また、ポリコレに良いイメージのある人間も珍しいのではないか? よろしいか?ポリコレとはドブである。 数多の廃棄物で淀みに淀んだ、吸血虫だらけの、悪臭立ち込めるドブである。 この記事をご覧の方には、今さら私がポリコレについて説明する必要はないと思われるが、もしポリコレをご存知でない方はWikipediaを読めば大体理解できるので、そちらを参照して頂きたい。 ホントに信じられない この世には様々な創作物が存在して

          ポリコレというドブのような思想「善意は悪意へ」

          平等を求める人間が持つ差別思想

          平等という曖昧な概念 21世紀の現代、まして所謂先進国と呼ばれる国で生まれ育った人間は、人は皆平等だと教え込まれる。これは社会的な合意という意味ではなく、事実としてだ。 「平等だと思うから平等」ではなく「そもそも平等なのだ」というスタンスである。 本当にそうだろうか? 人は平等だろうか? などと質問してみても、そもそも「平等とはなんなのか?」「何についての平等なのか?」と言った部分で合意が取れていない。そのような状態での議論は無駄に紛糾し、結局は平等を議論する際に付随

          平等を求める人間が持つ差別思想

          発言という自己紹介「観察しない人間は投影する」

          まずタイトルだが、引用記事を貶めるものではない。この「女オタクの棲む暗い池について」という記事はむしろ大変参考になり、言語化できなかった考えを代弁してくれた、という感想を抱いた方もいるくらいだ。未読の方は是非読んでみてほしい。コメント欄での答え合わせに感動するだろう。 扱っている内容がややニッチであるので普段、アニメ、漫画、映画、ゲームなどの創作物とは縁遠い生活を送っている方には、実感の湧かない内容、と、思うなかれ。現代社会ではこの記事の内容と似た事象が政治、行政、芸能、企

          発言という自己紹介「観察しない人間は投影する」

          「正しいから正しい」受け入れ難い信仰のカタチ

          「困った時の神頼み」 この言葉を、日本人であれば誰でも一度は聞いたことがあるはずだ。今更説明する必要もないと思うが「普段は信心深くない人でも不幸、不運に見舞われると神仏に助けを求める」という意味だ。 はじめに 一口に神仏と言っても、どの神仏を指すのか曖昧だ。一般に神と呼ぶ時に何をイメージするだろうか? 日本人としては些か不快だが、一般に「神」と言われて思い浮かべるのはキリスト教の神だろう。もっとも、正確を旨とするなら、ユダヤ教、イスラム教で創造主(ヤハウェ=アッラー)とさ

          「正しいから正しい」受け入れ難い信仰のカタチ

          ライズオブローニンを楽しむための幕末日本事情

          2024年3月22日に発売となるライズオブローニンことRise of the Roninだが、幕末ってどんなだっけ? と、やや忘れ気味の私自身のためにもここで復習しておこうと思う。誰かの役に立てば幸いである。 尚、1項目の「なぜ幕末に?」は本記事の内容の更に復習となるので、ある程度歴史に詳しい方は飛ばして頂いて結構だ。簡易的なものなので、満足頂けないだろう。 なぜ幕末に?江戸幕府の末期を指して幕末と呼ぶわけだが、そもそも江戸幕府が末期を迎える羽目になったのには複合的な理由が

          ライズオブローニンを楽しむための幕末日本事情

          ライズオブローニンを楽しむための幕末日本事情 外伝

          さて、幕末日本探訪記を記したロバート・フォーチュン氏だが、彼はスコットランド出身のイギリス人植物学者なのだ。植物以外にも興味はあるが植物が大好きなのだ。そんな彼の探訪記を参考にした記事を別で書いた。そちらの趣旨から少し外れてしまうが、紹介したいエピソードを見つけたので、別記事にしてみた。 一応、簡単な解説もするので幕末事情という括りのつもりだ。 ↓普通版の方 それでは本題に入ろう。 まず項のタイトルが「江戸行の画策」。不穏だ。 それでは事の始まり。 文から滲み出てく

          ライズオブローニンを楽しむための幕末日本事情 外伝

          「社会人と学生の違いは何か?」という愚問

          私自身はこのような質問をされたことはない。だが、世間一般的に見ればそこそこされているようだ。実際、友人にも求職活動の面接の際にこの質問をされた者がいる。 しかしこの質問、何と答えれば良いのか? 最も安易な答えは「責任」がどうのという答えだろう。 底意地の悪い質問だ。 学生と社会人の定義を曖昧に聞くのだから。 何が違うか?を答えるためには、両者がどういうものなのかを知らなければならない。 学生とは何らかの教育機関に学籍をおく者である。つまり、教育機関に学ぶ側として所

          「社会人と学生の違いは何か?」という愚問

          物語が「めでたしめでたし」で幕を閉じる理由

          ディ◯ニーなどで代表されるように、多くの一般向け物語は「めでたしめでたし」で幕を閉じる。 もちろん、そうでない場合もあるが。 理解しやすいので恋愛系の物語で考えてみよう。 典型的なのは、 「いつまでも幸せに暮らしました。めでたしめでたし」 というエンディングだ。 こういう時に決まって現れるのは 「大切なのはこの後だ。これは2人の始まりにすぎない」 のようなことを得意げに言う連中だ。 そんなことは知っているのだ。知っている上であえてここで物語を終わらせている。

          物語が「めでたしめでたし」で幕を閉じる理由