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凶のおみくじの厄落とし

 先日初詣に行った折、おみくじを引いたら生まれて初めて「凶」を引き当てた。厄落としの代わりに、最近ついてないと思ったことを書き連ねる。

 某学術雑誌に投稿していた論文、かれこれ一年ほどUnder reviewのままであった。エディターにお伺いのメールを送ると、「お前はなぜもっと早く指摘しないのか」という逆ギレを喰らう。

 ある国際学会にco-organizerとして参画している。私が報告して欲しいと思う人に報告依頼をするも、返信はお断りか返信なしが続いている。

 来年度、母校で夏期集中講義を非常勤で担当する機会を頂き、状況が許せば先生や友人に挨拶したり、子どもを母校に案内したりするのを期待していたが、母校で来年度前期は全講義オンラインでの開講が決定され、その予定は全て中止に。

 主要な国際学会に少なくとも年2回は報告に行けるように予算を計算した科研費、今年度採択されたのまではいいが、今年度の国際学会はほぼ全てキャンセル、来年度は概ねオンライン開催になる見通しで、旅費の使途を失う。

 そして、引いたおみくじを神社内の指定の場所に結えて帰ろうとしたら、そのおみくじが千切れた。

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