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【社員のホンネ】新人対談 私たちの就活&新人研修

T.KさんとM.Mさんは、2022年の入社以来、一緒に新人研修を受け成長してきた同期。入社3年目のこの春、晴れてそれぞれの道を歩き始めたお2人に、就活や新人研修、今後の目標についてお伺いしました。



2022年入社 ネットワーク開発課 サービスデスク担当

2022年入社 グループシステム1課 ノーコード開発担当



就活直前に始まったリモート生活

― お二人は大学で何を専攻していましたか?

僕は大学で数理科学を学んでいました。学部の方針で情報システムについても少しだけ触れる機会がありましたが、専門的な知識は特に学んでいませんでした。

私は情報人間学部です。情報システム関係を浅く広く学ぶ学部でしたので、プログラミングも多少は触っていましたが、しっかり学んでいたわけではなかったですね。

 

― 就職活動はいかがでしたか?

僕たちは大学3年生に入ってすぐ緊急事態宣言が出て大学に行けなくなった学年なんです。就活もリモートに切り替わりました。遠鉄システムサービス(以下、ESS)も3次面接までリモートでしたが、最後の社長面接だけは対面でやろうと人事の方に言われて最後だけ対面でした。

私はESSの会社説明会から最終面接まで全部リモートでした。 大学を卒業したら実家のある浜松に戻りたいと思っていたので、最初から浜松の自宅から通える範囲で探していました。エントリー自体は10社ぐらい出したと思います。T.Kさんも最初から浜松に絞っていたんですか?

僕は首都圏での就職も検討していましたよ。ただ、コロナ禍になって、学生生活の後半にリモート生活を経験したことで、どこに住んでいても結局リモートで済んじゃうことに気づいたんです。だったらわざわざ首都圏で就職する必要はないのかなと思い、地元で就職することにしました。

私はESSのインターンに参加しなかったのですが、T.Kさんは?

僕はインターンも参加しましたよ。エントリーシートの作成や先輩社員との座談会など、すべてリモートでした。就活で初めて知ることも結構ありましたし、楽しかったですね。僕は就活を始める前から、ESSがナイスパスを開発したことは知っていたのでシステム開発ばかりやっている会社なのかなと思っていたら、実際はネットワークの設計・導入や学校教育など、事業領域がもっと広かったことに驚きました。

確かにそうですね。お取引先も遠鉄グループだけでなく民間や自治体、教育現場など幅広いなと思いました。



決めては遠鉄グループという安心感

― ESSに決めた理由は?

私は浜松で育ったので、遠鉄グループが元々すごく身近な存在だったんです。そこに就職できるという安心感は大きかったと思います。また他社と違い、自分のグループ会社のシステムを作れるというところがすごくいいなと思いました。遠鉄グループで働くということは、浜松全体に貢献できるようなことができるということなのかなと思い、そこが自分の中で大きなポイントになりました。

僕も遠鉄グループという安心感がありました。それから、人事の採用担当の方の存在も大きかったですね。他社のリモート面接では、画面を繋げるといきなり社長や役員の方がずらっと並んでいる状態から始まるのが普通ですが、ESSでは、まず採用担当の方と話す時間を用意してくださったんですよ。採用担当の方から「緊張してるら」と声をかけていただいたことで、肩の力を抜いて面接に臨めたと思います。入社後もすっかりお世話になって足を向けて寝られないですね。

私も入社前から「ESSは人がいいよ」という話を聞いていましたが、実際入社してみて本当にそうだなと思いました。



土台となるインフラから学ぶことが大切

― ESSの新人研修はいかがでしたか?

入社後すぐは新人研修として、外部の講師の方からビジネスマナーやICTの基礎を座学で学んだり、会社の先輩から会社のシステムやネットワークについて、より深いところを座学で教えていただいたりしていました。 その後は職場での実践を通じて、業務に必要な能力を身につけるOJTですね。最初はネットワーク開発課でインフラエンジニアの業務を学びました。

インフラはICTの土台となる部分なので、とても良い勉強になりました。後々アプリ開発の研修に移った時に、インフラを先に学んでいたからこそ理解深まったことがありました。そこで最初にインフラを学ぶことの大切さに気付かされました。

たしかに誰に聞いても、インフラの知識はあった方がいい、と言われますね。



OJTで仕事の進め方や考え方を学ぶ

ネットワーク開発課では、導入したIT機器を正常に動作させることが「当たり前」となっているだけに、技術面だけでなく、正確に業務を遂行するための仕事の進め方を教わりました。私が1番感じたのは、準備にかける時間の長さですね。1つの機器を交換するだけでも、しっかりチーム内で話し合ってから課長の承認を得て、手順を確定させて問題ないという判断をしてから 初めて現地に行く。そういう流れがしっかりしているので、準備時間に比べると現地での作業時間はあっという間に終わってびっくりしました。

僕は、自分で作業計画を作成した時に、先輩に見通しの甘さをよく指摘されていました。「こうするとここに影響が出てくるから、ここも潰した方がいいよ」と先の影響を考えることの大切さを学びましたね。



安心して学べる環境がある

ネットワーク開発課でのOJTが終わると、次はアプリケーションエンジニアの研修でした。僕はプログラミングも大学の授業で少しかじった程度だったので不安でしたが、まず座学でプログラミングの基礎を学んでから、アプリエンジニアのチームでのOJTに移行するという手厚い教育のおかげで、最低限の知識を身に着けて、どうにか業務に取り組むことができるようになったと思います。座学にしろ、OJTにしろ、先輩が一人ひとり丁寧に指導してくださるので、安心して勉強ができましたね。

ネットワークの研修をしていた時に、1階の作業場で作業していると、通りがかりの先輩が声をかけてくださって、ズバッと的確なアドバイスをいただくこともありました。本当に頼りになる先輩たちばかりですよね。研修期間中に毎日書く日報も、先輩たちがしっかり目を通してくださっていて、コメントをいただくこともあり、うれしかったですね。

 

― 現在のお仕事は?

僕はネットワーク開発課のサービスデスクでお問合せ窓口の業務に従事しています。パソコンのトラブル、ネットワーク障害など、お問合せの内容が多岐に渡りますので、なかなか大変ですね。ネットワークに関することはOJTで習いましたが、パソコンのOSに関するトラブル対応などはまだまだ勉強中です。周りの先輩方に教えていただきながらトラブル対応にあたっています。

私はグループシステム1課で、遠鉄グループ向けのシステムの保守業務に従事しています。主にノーコード開発を担当し、グループ各社のシステムのエラーや、新たな開発依頼の対応をしています。ノーコード開発は、直感的に開発を進めることできるので、処理を組み合わせてやりたいことがすぐできるところが楽しいですし、実際に動いた時がやっぱり嬉しいですね。

 

― これからやってみたいことは?

今の業務は、お客様のお話から必要な機能や要求条件を明確にして、システムに実装する機能をまとめるところが一番難しく、日ごろから先輩が「コミュニケーションが大切」とおっしゃる意味が私も少しずつ分かってきたところです。今はまだ先輩から仕事をいただいていることがほとんどですが、これから経験を積んで、いずれはお客様のお話を直接伺うところから開発ができるエンジニアに成長したいです。

僕は将来的なところはまだ模索中です。目の前の仕事をこなして早く一人前になることが直近の目標ですね。


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