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今日は祝日だった件

巷では、「10月31日はハロウィンの日」という意識の人が多いと思う。全くそれに便乗しない人も多いけれど。

なぜ今更・・・とは思うけれど、なんと2018年から、10月31日は北ドイツの4州(Niedersachsen、Hamburg、 Schleswig-Holstein、 Bremen)では公の祝日となった。ただこれはハロウィンとは全く関係なく、「Reformationstag=宗教改革記念日」というマーティン・ルターが宗教改革を始めたことを記念する日である。他の州ではすでに以前から祝日となっているところもあり、ドイツでは州により祝日はバラバラなのだ。

同僚は、今日が祝日だということを忘れていて仕事の予約をびっしり入れていた(笑)。ドイツ人でもうっかり平日だと思っている人はいまだにいる。私も知ってはいたけれど、昨日などは「明日は仕事」という意識がどこかにあって目覚ましもセットしたままであった。


子供が小さい時は、ドイツの文化に合わせて色々なイベントをしっかり取り入れていたが、今では自分にとってピンと来ないものは基本スルーだ。ただ、クリスマスに限ってはキリスト教徒でなくても、暗くて長いここの冬を明るく過ごすために、少々のデコレーションやライトアップをしたいと思うし、イベントにちなんだ旬の食べ物などはしっかり頂きたい派。結局なんでもテキトーに取り入れてみるというのは、日本人の性質なのか??



バスルームからの景色がキレイだったので昨日撮った。
今日は雨。




今日は友達の誕生日だと思っていたが、念のためFBで確認してみると、彼女の誕生日は来月の中旬であった。あやうく「おめでとう」のメッセージを送るところだった。ドイツでは誕生日より前にお祝いの言葉やプレゼントをあげることは、あまり縁起が良くないとされる。おかしいな。カレンダーにも今日が彼女の誕生日、と書き入れたのに全くの勘違いだ。


私は思い込みで生きている。
そしてあなたも(一緒にすな)。

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