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【社員インタビュー】急成長できる理由とは?<前編>

こんにちは、エスネットワークス人事です!
今回は新卒入社メンバーにインタビューを行いました!現在、担当しているプロジェクトや自身の成長の要因などについて語ってもらいました。中長期的な目標などキャリアに関するテーマを語っているのでぜひご覧ください。


●登壇者

白須 達也|入社5年目
現在は、プロジェクトマネージャーとして、PEファンドの投資先の企業に常駐。経営体制を整備するなどのプロジェクトに多数関与。

梶原泰斗|入社1年目
複数のターンアラウンドのプロジェクトへ入社から関与中。経営者とのコミュニケーションも取りながら日々の業務に奮闘中。
※インタビュー当時の情報です。

●これまでの経歴や担当したプロジェクトについて

〔インタビュアー〕
さっそくですが、これまでの経歴や担当したプロジェクトについて教えてください。

〔白須〕
私は現在、入社5年目で本当に様々な業界の企業のプロジェクトに参画してきました。北九州の飲食関連の企業や電力系企業、施工会社など多岐に渡ります。どのプロジェクトも顧客先に常駐し、経営課題の改善に向けた支援をするといった内容でした。

その中でも印象的だったプロジェクトは、入社2年目に北海道にある飲食関連の企業のプロジェクトの担当になった時のエピソードです。IPOのプロジェクトとして始動し、私は内部統制や対応などを担当していました。IPOに向けて会社数字を見ると、なかなか目には見えない様々な経営課題に気付くようになりました。その気付きの中で工場の生産管理に関する改善の提案を行い、顧客にも理解していただくことができ当初のスコープとは異なる経営課題へのアプローチにも着手しました。これは常駐しクライアントの深部を見ることができるからこそ見つけることができた内容だと思っています。

生産管理に違和感を覚えたきっかけは先ほどお話した、経営に関する各種数字を確認するプロセスでした。クライアントは飲食店経営だけでなく、食料品の販売もしている会社で、自社の工場で食品を製造販売し大きな利益をあげていたのですが、定期的に商品が欠品する状況が起きていました。せっかく利益を上げている商品なのに、欠品すると収益の機会が減りもったいないと思い、調査を開始しました。まず着手したことはどのタイミングで、どれくらいの量が不足するのかといった定量的な調査です。その結果、欠品しないために必要な生産量が判明し、一商品あたりに対して生産すべき工数を割り出すことができました。それを具体的な生産量を数値化し、工場にいる社員の方々へ目標としてお伝えしました。

ここまでの話を聞く限り、提案や数値化といった一般的なコンサルタントがすることと大きく変わらないと思うのですが、私たちが他社と大きく異なる点はとにかく「現場に足を運ぶ」という点です。正直、工場の生産管理や改善策を検討するのであれば、クライアントからいただくデータだけでも分析はできます。しかし、私は現場に行かないと分からないことの方が多いと思い、当時は工場長と共に現場に伺い、現場の社員の方とも会話をさせていただきました。このプロセスが具体的な改善案に繋がり、また目標値については社員の皆さまも納得していただける内容でお伝えすることができたのだと思います。

結果的に受注に対する生産量が改善し、工場の生産性は30%増加しました。「実行支援」をキーワードにご支援している当社だからこそ、成し遂げることができたプロジェクトだと思っています。

〔梶原〕
2022年4月に入社し2ヵ月間の研修を経て、私は事業再生領域のプロジェクトへの配属となり、現在もその領域を担当しています。顧問やアドバイザーの立場でクライアントと接することが多いため白須さんとは異なり、ハンズオンのプロジェクトにはまだ関与していません。プロジェクトには先輩社員のサポートとして入ることが多く、担当社数は複数社を同時に対応しています。

事業再生のプロジェクトでは他のコンサル会社も同じだと思いますが、まず再生計画を立案する必要があります。そして計画を立案するためには、現状の調査が必要になり私は財務分野における調査を主に担当しています。
正直、最初は何もわからない状態から手探りでプロジェクトに入り、上司や先輩のアドバイスを受けて「とにかくやってみる」の精神で仕事をしてきました。ちなみにこれまで印刷業、塗装業、アパレル系企業など3件の企業の財務調査を行いました。

もちろん私も白須さん同様、提案だけで終わるわけでなく、再生計画案に同意していただいたクライアントにおける実行フェーズでの顧問業務も担当しています。先ほど白須さんから「実行支援」に関するお話がありましたが、これは顧問での関与でも同様で、計画が遂行されているか実行フェーズも伴走させていただく点が他のコンサル会社とは大きく異なると思います。お客様が本当の意味で経営状態が改善されるまでパートナーとして支援できるように、今後もサポートしたいと思っています。

●成長を実感したタイミング

〔インタビュアー〕
それぞれ様々なプロジェクトを手掛けていますが、成長を実感したタイミングはありましたか。

〔白須〕
様々な機会がありましたが、大きなターニングポイントは入社1年目にアサインされたPEファンド投資先のPMI*プロジェクトの中で、銀行に提出するための事業計画書の作成を1人でやり切ったことです。
※PMI:投資後短期的に行う統合プロセス

当時、プロジェクトを進める中で、対象会社の成長ポテンシャルが投資時点の想定より大きいことに気が付き、今後の成長をより加速させていくため銀行からの借入条項にある投資制限を変更してもらう必要がありました。借入条項を変更するためには、事業計画を策定し銀行と交渉を行う必要があります。しかし事業計画策定を出来るメンバーが社内におらず、エスネットワークスで対応できないかという相談をいただきました。
しかしながら当時のプロジェクトメンバーは、プロジェクトマネージャー1名と私の2名体制だったのですが、PMは多数のタスクを抱えており手が空いておらず、私しか対応できるメンバーがいない状態だったのです。入社1年目で現場での経験は約半年、もちろん事業計画策定なんてやったことがありませんが、「私だったらやれるのではないか」という謎の自信があり、やってみたいと手を挙げ、私が担当することになりました。(笑)

いざ着手するただ事業計画書を作るだけではなく、PEファンドの担当者や社長といった経営層の方々と私が直接対峙しなくてはいけない、チャレンジングな環境です。そもそも事業計画策定は全くやったことのない業務だったため、どうやって進めていいのか悩みまくりましたが自分で手を挙げたからには最後までやり遂げようと気持ちを切り替えて取り組みました。作ったこともない財務モデルをなんとか作り、そしてPEファンド担当者の鋭い指摘にもなんとか食らいつき、事業計画を作り上げました。
とても大変だったプロジェクトですが、同時に大きな成長を遂げることができたと感じていますし、早い段階でこの成功体験を得ることができたことが今の私に繋がっています。またこの経験を通じて最後まで責任を持ち、そしてやりきる、実践者のマインドになれたと実感しています。

〔梶原〕
私は性格的にあまり自分自身の成長というものを感じない人間なのですが、それでも日々自分にスキルや経験値が積みあがっている感覚があります。異なる会社の財務調査を3回も対応したおかげか作業の本質を理解し、重要な部分への重みづけ、優先順位の決定などができるようになりました。結果、調査をスムーズにすすめられるようになり、技能、知識の双方で成長を感じています。

●エスネットワークスを選んだ理由

〔インタビュアー〕
エスネットワークスへの入社理由についても教えていただけますか。

〔白須〕
私がエスネットワークスに入社を決めた理由は「論理的な分析業務に携われる点」と「画一的でない、ダイナミックな環境である点」を魅力的に感じたからです。

私は大学生までサッカーをやっていたのですが、サッカーを始めとした部活動では、未だに根性論や非合理的な練習が蔓延していました。監督やコーチはこのような慣習に加えて独自の経験からくる謎の非論理的な理論を展開しており、そんな環境が苦手でした。
そんな中「マネーボール」という本に出合い自分の中で抱えていた疑問が理解でき、将来進みたい道を見つけることができました。これは野球に関する書籍なのですが、プロが感覚で捉えている領域を、データを用いて可視化し、ロジカルに野球を分析する、という内容です。そこに描かれていた、データを用いた論理分析のプロセスが私にとって新たな発見となり、そこから誰もが理解し納得できるように論理的に分析し意思決定を行う行為を将来の仕事にしたいと考え、コンサルタントを志望しました。

会社を決める際には、「画一的な環境ではない」点を重要視していました。友人たちは大手の金融機関などを志望していましたが、私は敷かれたレールの上での仕事はしたくない、有象無象にはなりたくない、という気持ちが強く柔軟性があり変化に富んだ環境に身を置きたいと考えていました。

そんなことを考えながら就活を行い、スカウトをきっかけにエスネットワークスを知りました。すぐに話を聞き、面白そうな会社だと感じてから内定承諾まで早かったですね。名前を聞いたことがないコンサルティング会社でしたが面接官が面白かったこと、そして何より、コンサルティングのスタンスについて、議論や理論をベースに用いつつも一辺倒ではなく、実際に現場に足を運び実行することで顧客の変革を実現していることが決め手になりました。

〔梶原〕
私は白須さんのようにコンサルタントに絞っていたわけでは無いどころか、コンサルタントという仕事に魅力を感じていたわけでもありませんでした。どちらかと言えば、コンサルタントってあまりいけ好かないとすら思っていました。(笑)

大学院までずっと物理学を研究していたのですが、将来のキャリアの選択肢に研究者の道は含めておらず、ビジネスサイドで活躍したいと思い就活をしていました。ビジネスサイドと一言で言っても多岐にわたるので、幅広い業界や職種を含めて見ていました。その一環としてエスネットワークスのインターンに参加したことが、この会社との出会いです。インターンでは経営の事など何も知らずに会計、財務の世界に触れたのですが、それにより「今後、ビジネスサイドで生きていく上で経営者の考え方やお金の使い方を理解する事は有利だ」と考えるようになりました。中長期的なキャリアを見据えた際に必要な知識やスキルを身に付けることができる環境だと思いエスネットワークスの内定を承諾しました。

現在も仕事で財務や会計領域のプロジェクトを複数担当しており、業態の異なる企業の財務諸表を見るだけでもとても勉強になると実感しています。


前編は以上となります!ぜひ後編もご覧ください♪
今回もご覧いただきありがとうございました。

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