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GRIT① ダーウィンさんには適性検査むつかしい?

僕のnoteを開いていただきありがとうございます。
子ども時代に経済等の理由でよい教育を受けられなかったので、未だに苦労しているという方々は多いと思います。運が悪い?親ガチャが外れクジ? いやいや大人になってからなりたい自分への道を自ら歩いていけば希望は見えるはず。そうは思いませんか。

GRITという有名な書籍があります。この本には目からウロコな記載がたくさん書かれています。素晴らしいです。そこで、僕なりの解釈や実経験を交えながら「やり抜く」というよりも「やり抜けてしまいました」みたいな、大人になってからもなりたい自分へなる方法や考え方を考察したいと思います。

1. その前に。。前回の話はこうでした


効果的な教育や学びとは、自分の思いによって選択でき、かつ個々にカスタマイズされたものであると僕は考えます。


仕事をして自ら稼げるようになれば、上記のような教育を受けることができるのではないか。なりたい自分を明確に持つことができれば、それがモチベーションとなって目標へ邁進するエンジンとなっていく。
前回はそういった内容でした。

2. ダーウィンさんの話

「頭のいい人のなかには、直観的な理解力が卓越している人がいるが、私にはそうした能力はない」
「記憶力があまりにも低いせいで、ほんの数日でも、詩の一行はおろか日付さえ覚えていられないほどだ」

やり抜く力 GRIT(グリット)(2016), アンジェラ・ダックワース (著), 神崎 朗子 (翻訳), p.40

進化論で有名なダーウィンさんは自伝でこういったことを書かれているようです。ホントですか?という感じです。

ある伝記作家はダーウィンのことを、こんなふうに描いている。ずっと答えが見つからない難問にぶつかり、ふつうの人ならとっくにあきらめて、もう少し平易な問題に取り組むような場合でも、ダーウィンはあきらめずに同じ問題をひたすら考え続けた考え続けたという。
(中略)
彼は突きとめたいと思っている問題は、すべて頭の片すみにとめておき、少しでも関連のありそうなデータが表れたら、いつでもすぐにその問題と突き合わせることができた。

やり抜く力 GRIT(グリット)(2016), アンジェラ・ダックワース (著), 神崎 朗子 (翻訳), p.41

小さな話がほとんどですが、僕にも同様の経験が数多くあります。かくいう僕も瞬発的に直感で物事の概念を理解するのは得意ではありません。時間をかけて全体像をとらえ言語化していきます。会社の偉い人が集まる会議で突拍子のない質問がでるとうまく答えることができずツライ思いをすることがよくあります。

一方で、概念を言語化した後で見えてきた問題の解決がうまくいかないとき、それが四六時中 頭の片すみにあります。悩んでシンドイというわけではありません。こうすることで何か解決のアイデアが出た時にうまくキャッチできるんです。
ヒラメキとか天から降りてくるといったことをいう方がいます。しかし、僕の場合はこれらは全くありません。皆無です。ただ、人と話したり、本を読んだり、TVや動画を見たりしたときに関連のないトピックから探していた問題解決につながることがよくあります。
実際、頭の片すみにあってずっと考えている問題です。これについては誰よりもよく知っているので、聞かれれば何でも答えることができます。

たいへん僭越なのですが、ダーウィンさんもこれと似た感じなのかなと思いながら本を読み進めていました。

3. 適性検査「SPI」ってどうなの?

就職(新卒入社やキャリア入社)試験で、SPIと呼ばれる適性検査を実施する企業は多いと思います。

正直、僕はSPIについて良い印象を持ってはいません。性格診断的なところはよいのですが、気になるのはトンチの効いた国語や算数の問題です。瞬発的に答えを見つけ出す賢さを測っているんだろうなとは思います。でもそれって、会社経営への貢献の観点から重要でしょうか。。

前述したように僕は、瞬発的に直感で物事の概念を理解するのは得意ではありません。なのでヤッカミなのかもしれません。

当然ですが、仕事でぶつかる問題というのは誰も解決方法を知らない場合が多いです。今この瞬間では、そもそも解決方法が存在しない場合もありま
す。

知っていて問題を先送りしたり、そこから回避するような行動を行うのが常となっていて、それがカシコイと思っているのではないかと思われる人もいます。事実、僕自身がそう思っていた時期もあります。

ダーウィンのような前例のない問題に継続的に取り組むことのできる人こそ、最も経営が欲している人材なのではないでしょうか。

「esheepさん、これSPI結果なので面接時に参考にしてください。」
キャリア入社候補を面接するときに人事部門の方から紙を手渡されます。どこまで参考にしてよいのか分かりません。。

4. 御礼とお願い

ここまで読んでいただけた方に感謝します。ありがとうございます。
読みにくい拙い文章で申し訳ありませんでした。

さて、話は変わりますが僕は「EPActavista」という団体で仲間たちと様々な社会問題の研究や勉強をしています。
もし、僕のnoteに書かれた内容について、質問や意見等ありましたら以下まで遠慮なくいただければと思います。
合わせて一緒に活動する仲間も募集しています。こちらについても興味があればお願いします。カタイ活動ではないです。僕自身もそうですが、まずはともに勉強しましょうといったところです。

では、また次回。たぶんGRITの続きを書くと思います。
ご興味とお時間合えばでよいです。読んでいただけるとうれしいです。

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