中途採用のファーストステップは、リファラル採用
中途採用サイトで求人広告を書いている身ですが、中途採用において媒体は「最初の手段」としてはオススメしません。スタートアップの場合、まずはリファラル採用(友人紹介・社員紹介)をオススメします。
というのも、基本的に中途採用サイトは人気職種・人気企業に応募が集まります。スタートアップ(のエンジニア募集)は知名度がないため、普通に募集しても応募数を獲得しづらいからです。
また、エージェントという手もありますが、採用単価が高いうえ、エージェントの力の入れ具合(=採用フィー)で紹介数に大きな違いがあります。スキルも満足行かない場合が多いのではないでしょうか。
それに対し、リファラル採用は自社の社員が友人を紹介するスタイルです。すでに一定のフィルターがかけられているので、レベルは問題なく、会社のことも理解している可能性が高いです。
しかも、採用にかかる必要はほとんどありません。スタートアップが即戦力を見つけるのにはうってつけの方法です。
しかし、実はもう一つの理由があります。
リファラル採用は、自社社員の満足度と会社への帰属意識がないと成功しません。その試金石になるのです。
なぜなら、採用成功には社内環境が重要だからです。社員が紹介したくないような会社では、採用してもすぐに辞めてしまいます。その場合、採用を続けるよりも、自社の環境を良くすることが肝心です。
また、採用活動において自社メンバーが協力する体制を作っておくと、その後のエージェント採用や媒体採用でもうまくいきます。
どんな採用であっても、自社メンバーが協力してくれる会社は、採用がうまくいきやすい傾向にあります。
ということで、スタートアップはまずリファラル採用からスタートすべし。
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