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ついていきたくなるリーダー、嫌われるリーダーの違い。

〈泥沼に落ちて見える真実〉
というものもあるんじゃないかって思う。

個人においても組織においても、
成長できず衰退していく原因は同じだと思う。

自分の過去を振り返っても、
様々な組織を見てきても、見事に当てはまる。


私心が強く、
自分の利益ばかりを追い求める。
確固たる目的やビジョンを持たず、
いっ時の成功に自惚れ、油断し、
失敗すれば他責にし、自分を省みない。


そしてこう言う。
「自分は頑張っている」


逆に成長する人、
組織にも当てはまるのは、
成功は運であり、周りの協力あってのもの。


失敗は自己責任であり、私心に引っ張られて、
目的を見失っていたのではないか?
周りへの感謝が無くなっていたのではないか?


と、自省できる人、
リーダーであるように思う。


昔、ある組織のリーダーを務めていたとき、
思うように人が動かず、必死に訴え、
自ら先陣を切って動いても一向に気持ちが
繋がらず、思わず愚痴や文句ばかり言っていた
時がありました。


その時、
ハッキリと言われて反省しました。


「自分だけが頑張っていると思うのは自惚れに過ぎない。周りに人材がいない、使えないと思っていること自体、リーダーの怠慢であり、言葉に出さなくても、その心は人に伝わってしまうものなんだよ。」 


まさに、図星だった。


「リーダーの立場になり、大きな責任を持てば視界は確かに広がる。だけど恐ろしいほど、自分の足元、近い場所ほど、見えなくなるんだよ。いや、見なくなるんだ。だからリーダーは、常に自分を俯瞰して見ること。素直さが必要。他者に自分の悪い部分を聞くくらい姿勢を低くしなければダメなんだと思うよ。」

今だから、
13年前に言われたその言葉がよく分かります。
リーダーになるって辛いよね。
だけど、立派に務め上げた時に手にする自信、
成長はたまらなく嬉しいものなんですよね。

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