自分の言葉を持たずして、著者にはなれません。
自分の言葉を持つことのパワーについて。
著者であれ、これから出版する人も、
SNSが盛んな今、
言葉が浅い人は、
書けば書くほど価値が下がります。
いかなる時代も、
深い言葉を持っている人は魅力的に映ります。
とくに出版にあって、
言葉を持たない人は著者にはなれない。
言葉を持つとはスキルではありません。
あなたの志であり、価値観であり、
信念であり、体験から生まれた言葉で
あると言えます。
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言葉を持つ人は
自分との対話の名手
でなければならない。
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伝わる言葉とは結局、
自分自身が納得する言葉であり、
腑に落ちる言葉であり、
身に染み込ませた言葉でなければ
他人に刺さる言葉にはならない。
人に指導する立場の自分が
誰よりも言葉に敏感になり、
伝え方に敏感にならなくては
話にもなりません。
だから、
誰にも負けないくらい
自分と
戦い続けているつもりだし、
脳を休ませる暇なんて勿体ないと思う。
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自分自身がしびれずして
人をしびれさせることはないと言った、
対話の名手・ソクラテス。
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自分を高め続けようと努力すれば、
自然と自分の心と
対話しなければならなくなる。
自分を高め続けようと努力していけば、
必ず使命とは何か?
目的は何か?
誰のために自分があるのか?
という深い問いにぶつかるものです。
そんな日々の内なる対話から、
心の声が形となり、
持てる知識と体験が折り重なって
化学反応を起こして生まれでた言葉こそ、
自分の言葉ではないかと思うんです。
また、言葉は伝わってこそ価値がある。
だから著者になる人は、
人の悩みや迷いに寄り添うこと、
他者視点で物事を考える習慣を
身につけていくことが問われます。
他者の悩みを
自分に落としこもうとするからこそ、
言葉に深みや広がりが生まれる。
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言葉は、
外に向けた
コミュニケーションスキルじゃない。
内側に向けて発する言葉を
どれくらい繰り返してきたのかの
習慣が大切なんだと強く思う。
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また、当たり前な話だけど、
読書家でなくして言葉は磨かれない。
著者になりたければ読書家であってほしい。
残念ながら、
自分が出したいジャンルの本で、
その世界のヒット作やベストセラーを
読まずに原稿を書く人がいる。
そのような人の原稿を
読ませて頂いたとき、
これは面白い!
文章力が素晴らしい!
ってなることは滅多にありません。
モノ真似や借り物ばかりが
目立つ時代にあって、
類似書を研究し、
その型を真似することに
抵抗を感じる人も
いるのかもしれないけれど、
売れている本には理由があり、
真似るマネないは別にしても、
なぜ売れたのか?
と研究する価値は存分にあると思います。
良い文章、惹きつける文章、
感動させる文章に触れて、
売れている本から型を盗むのは
一番手っ取り早いことをお伝えしておきます。
ただし、自分の言葉を持つことが
大前提です。
そして、
信用の証となるプロフィールづくりと、
プロフィールと言葉の一貫性ある見せ方。
読者のあなたに対するイメージを
裏切るような言葉への注意や発信の仕方、
言葉の選び方も、
著者ならば、これから出版するなら、
非常に大切なことだと思います。
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