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狂った恋愛遍歴⑤本気で好きになった人〜出会い・再会・熱烈プレゼン・不安な私〜

前回のお話はこちら


恋愛に関して、相手を見る目がないと

友人からも散々な言われ方され続けて

正直自信を無くしていました。


『私は本気で好きになれる人が出来るのか…』


相当悩み続け、半ば諦めていました。


高校生活も終わり…

私は内定していた職場に入社しました。


慌ただしく日常を過ごしていき

私は二十歳になりました。


成人式の日、小中学校の同窓会が夕方から行われました。

そこで、再会した同級生(M君)とのことをお話ししていきます。

以前、ラブレターとして記事にしていた彼とのお話です。

初めての出会い

M君と初めて会ったのは、小学5年生の冬でした。

私の両親が離婚して、父方の実家にがある田舎へ引越し、
その地元の小学校へ転校することになったのです。

その小学校でM君と同じクラスになりました。

しかし、その時は全くと言っていいほど
気になっていたわけではなく
ただ同じクラスの中の一人として
一緒に学んでいました。

それから中学校卒業まで一緒でしたが
これといって特に意識する事はなく
ただクラスメイト…それだけでした。

中学校の時は、学年崩壊していたのもあり
あまり記憶に残っていないというのが本音です。

ただ、お互いに存在は知っていた…

同窓会にて…

20歳を迎えることとなった年…
年明けから成人式が地元で行われました。


実は、成人式が行われる年になったら
小学校卒業の時に埋めたタイムカプセルを掘り起こし
成人式後の同窓会でお披露目しましょうという
企画が行われる段取りになっていました。


成人式終了後の夕方…


私も久しぶりに会う友人がいましたし
ちょっと顔を見せようかと同窓会に参加しました。

会場に着き、フロアに集まっている人達を見渡すと
小中学校の同級生8割程度来ていたようでした。

その時に、M君も来ていたようなのですが…。
私は全く気づかないまま、同窓会は幕を閉じました。


連絡が来たのはその後のことでした…

職場の先輩からプレゼン?!

当時の職場で、一つ上の先輩が私に声を掛けてきたのです。

先輩:「この前、小中学校の同窓会行ったんやろ?
M君から連絡先聞いてって言われてね…。
一回でいいから遊びに行ってあげて欲しいんよ。」

私:「それって、本当に私になんですか??」

疑い深くなっていた私は、何度も聞き直しましたが
そうやら本当のようで…ちょっと考える時間をもらいました。


後に聞くと、先輩はM君と幼なじみで大の仲良しでした。

どうにかして願いを叶えてあげたいという思いがあったようです。


それからというもの、先輩は私を見つけるなり
M君の良いところを「これでもか!」というほどのアピール
まさに熱烈プレゼンをしてきました。


先輩:「ホントにあいつ良いヤツだから!」

私:「分かりました!じゃあ…M君に携帯番号教えておいてください。」


私は先輩のその熱意に根負けしてしまい
M君へ私の連絡先を伝えてもらえるようお願いしました。


先輩:「おぉ!ありがとう!じゃあ、あいつの携帯教えとくね。
この番号から掛かってきたら、電話出てやって!」

私:「分かりました。M君は本当に大切な友達なんですね。
なんかすごく伝わってきますよ。」


正直、嬉しかったです。
これほどにも私の事が気になってくれている人がいるという事に。

しかし、その反面自分に自信がなくなっている私は
自己肯定感が低く、不安ばかりが付きまとっていました。


『本当に私でいいのだろうか…』


そんな思いを巡らせながら、M君からの連絡を待つことになったのでした。



…次回に続きます。

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