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サイエンスキュレーターになろう

新年早々、わけわからないタイトルを書いてしまい申し訳ありません。
ただ、これを今年からの抱負にしてみようかなと思って書いてみました。


キュレーターとは

キュレーターという言葉を聞きなれない方は多いかと思います。キュレーターとは博物館や美術館で展示物などを選定したり管理したりする人のことを言います。日本語では学芸員と言ったりもしますね。

最近ではキュレーションという言葉が少し流行っており、私が大好きなPodcast番組コテンラジオは歴史をわかりやすく教えてくれる番組なので”歴史キュレーションプログラム”といってます。

他にも、まとめサイトなんかも2ちゃんねるなどの掲示板から面白いネタを集めてくるサイトとしてキュレーションの一種といわれています。

こんな具合に、キュレーションとは数年前からかなり注目度が上がっており、一説にはネタを作ることよりも集めてくる(キュレートする)方が価値があるなんて話も聞いたことがあります。


科学情報を集めて伝えるキュレーション

現在、日本語でサイエンスキュレーション、サイエンスキュレーターと調べてもほとんどヒットしません。おそらく、これはまだまだ一般的に使われている日本語ではないということでしょう。

まだ定義がはっきりとしていない言葉なら、自分がそれを目指すといってもそんなにおかしなことはないのでは?というのが現在の仮説です。

つまり、今現在の学芸員とは一線を画す存在であるならば、自分みたいな素人が生半可な気持ちでなってみようと言ったって誰の失礼にも当たらないなと思っているわけです。

そもそもサイエンスキュレーターという言葉が一般的に使われていないので、どのように定義するか(されているか)によると思いますが、私が想定しているサイエンスキュレーターは面白い科学技術をピックアップしてわかりやすく紹介する人だと考えています。

それは学芸員とも異なれば、現在のサイエンスコミュニケーターとも異なります。


サイエンスコミュニケーターとは違う?

個人的にサイエンスコミュニケーターは、厳密性よりもわかりやすさを重要視して、子供向けに科学に親しんでもらえるように働いているような気がしています。

(中には、いんよう!のよう先輩みたいに超マニアックな内容をかなり科学的に厳密な形で紹介されている、サイエンスコミュニケーターもいらっしゃいますが、そんなスペシャリストにはなれもしないので諦めましょう)

サイエンスコミュニケーターはその名の通り、科学技術を扱う研究者や技術者と一般人をつなぐ(コミュニケートする)ためのお仕事です。当然、コミュニケーション能力も必要になりますし、明るく楽しく子供たち伝えたり、面白い企画を実行したりと大変です。

一方、私はコミュ力も低いですし、あんなに明るく科学をプレゼンするのは難しそうです。そんな性質もあってか、科学はエンタメ性を伝えるために始めた本noteアカウントですが、思ったほどエンタメ感が出せておらず、厳密性を捨て去れていないところもあります。

そのため、想定読者は高校生以上の大人向けになっていると考えています。まあ、サイエンスコミュニケーターはすでに世の中にたくさんいらっしゃるようなので、あえてそんなところに突っ込む必要はないのかなとも思います。

ちなみに、ちょうど1年前に本アカウントのスタンスを書いていました。

基本的には変わっていませんが、1つ心境の変化があったところすれば、やはり想定読者といったところでしょう。小中学生はいったん諦めて、高校生以上の大人に向けて、最新の研究の面白いところや、実はあまり知られていない科学知識を紹介していければいいのかなといった感じですね。


最後に

今回は、現在考えているサイエンスキュレーターについて書いてみました。1年後には全く違うことを言っているかもしれませんが、1つの選択肢として持っておくのは面白いかなと思っています。

何もサイエンスキュレーターとして飯を食っていこうなんて高尚なことは考えていません。しかし、今後副業やダブルワークが当たり前になってくる世の中で、自分の本業とは別に磨けるスキルがあっても良いのかななんて思うわけです。

変化の大きい現代でどう生きるのかなんて自分でもわからないわけですが、1つ小さな目標をもってもいいですよね。

といった具合で今年の抱負を終わりにしようと思います。それでは今年も1年よろしくお願いします。

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