【プライム会員なら無料で読める】Amazon prime reading読書記録10
遂にAmazon Prime Readingの無料読書記録も10回目になりました。
特に良かった本を紹介してるシリーズも10回近くまで来ているので、これまで焼く1年ぐらいでかなりの本を読んできたことになります。
それもこれもプライム会員なら無料という甘い誘惑とnoteに投稿すると決めた習慣がとても大きく効いていると思います。
誰かに読まれなくてもいいけれど、誰かが興味を持ったら嬉しいなぐらいの気持ちで自分の読後の感想を超ざっくりと書いています。
ということで今回も例のごとく読んだ本を紹介していこうと思います。
心を壊さない生き方 超ストレス社会を生き抜くメンタルの教科書
筋トレで有名なマッチョ社長ことテストステロンさんが医師とタッグを組んで書かれた書籍です。主にメンタルヘルスに関することは医師の解説で、テストステロンさんは筋トレと緩急をつける係のような形で進行していきます。
非常に読みやすくわかりやすい内容でありながら、相関関係と因果関係や統計といった素人が勘違いしやすい点を補足して正しい理解を促そうとしてくれています。
そのため書かれていることが全て科学的に正解かはわかりませんが、ここまでは正しそう、ここから先は議論の余地あり、というところまで書いてくれているので、初心者にもおすすめの一冊です。
科学的な適職
科学オタクで数多くの論文をもと執筆する科学ライターの著者による一冊です。これまで信じられていた職業選択の常識が、科学的には怪しいものであることがわかる一方で、具体的にどのような戦略で職業を選んだら良いかプロセスまで紹介してくれています。
特に納得だった点として、自らのバイアスに騙されることないように、あらかじめ意思決定プロセス、評価プロセスを明確に残しておくことです。
これは一般的な企業や研究における手法としても取られています。後付けで説明することがないように、事象が起きる前(転職前)に指標と方法を決めておき、いざ評価できるタイミングになったら前もって決めた指標と方法を用いて評価するという方法です。これによりバイアスから逃れることができます。
8割の人が副業月収3万円未満なのに好きなことだけして月収100万円稼いだサラリーマンが教える本気の副業術
AKIOBLOGで有名な著者がいかにして副業を成功させたかについて人生と合わせて書いています。個人的な感想としては、相当パワフルな人でないと真似できない戦略であり、万人受けする方法ではないかなと思いました。具体的な方法論というよりは、どちらかというと自己啓発的な考え方の本という印象もあり、とにかく迷ったら挑戦するという姿勢で成功してきたことがわかります。
組織開発入門
多くの人が会社や学校などの何かしら目的を持ったの集団の中で活動していると思います。組織開発というとなんだか堅苦しい感じがしますが、決してそんなことはありません。組織と言っても人を寄せ集めて頑張ろう!と言っても人間は動けないものです。
いかに組織をよりよくしていくのか?それは必ずしも人事のお仕事とは限りません。この本は組織づくりをメインに活動する人事だけでなく、職場のマネジャーやただの会社員である私たちにとっても重要な視点を与えてくれます。読みやすいのでサクッと読んでみてはいかがでしょうか?
最後に
多読することの面白さは、世の中にはいろんな考えの人がいて時に、相いれないものであるということです。
実際「科学的な適職」ではストレングスファインダーの疑問点について書かれていますが、「本気の副業術」では、とても良かったと書かれています。もちろん客観的な分析と主観的な感想という違いもあるので同じ土俵で評価することもできないのですが、ある1冊の本を読んだだけでは思考が偏るなと感じますね。
特にこのようなビジネス書の中に登場する矛盾を面白おかしく書いているのが以下の本です。
このようなことは多読していると良く起きるので、何事も自分の頭で考えるのが一番重要ですね。
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