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Life|2020年、我が家のクリスマスコースを見ていきます?

週末の1日くらいは家で料理をする僕にとって、クリスマスと妻の誕生日は、存分に好きな食べたい食材を買って料理してもいい、とってもうれしい日。今年のクリスマスも、存分に料理ができてとても楽しく過ごせました。

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洋梨のカルパッチョ 山椒の香り ブルーチーズ

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ハマグリとカブのスープ

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イカとエノキ 塩レモン

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フグの唐揚げ The Burnのデュカスパイスで

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熊本あか牛「阿蘇王」のステーキ

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自家製サルシッチャのクリームパスタ

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クリスマスケーキ

今年のテーマは満腹にならないこと

毎年、家族のクリスマスパーティーの料理を作って振る舞うのが恒例なのですが、量のコントロールができず、ケーキを食べるころにはお腹いっぱいになってしまって、食べきれないなんてこともあったほど。

そこで今年は、ひと皿の量を少なくして、ケーキを食べ終わっても「ちょうどいい」満足感が得られることを目標にしました。

また、仕込みにあまり時間をかけず、その場で作って食べられるものも念頭に置きました。いつも夕方からずっと作って、食事中も作るのに手いっぱいで、ゆっくり食べられないという悔しさもありましたので。

今年食べた「おいしいもの」が料理の原点

料理を考えるときに頭に浮かべるのは、やっぱり「今年食べたおいしいもの」で、それが料理のヒントになっています。

1皿目の「洋梨のカルパッチョ 山椒の香り ブルーチーズ」は、秋に食べたCHEESE STANDのブッラータとモモ、山椒の組み合わせと、フランス・カーニュの神谷隆幸さんがツイッターでバズらせた「カキとブルーチーズ」がイメージにありました。

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洋梨の皮を剥いて、レモン汁と白ワインビネガーでマリネしてスライスし、その上に山椒とオリーブオイルをたらしました。付け合わせは、デンマークのダナブルーというブルーチーズです。洋梨の甘味と酸味に、ブルーチーズのコクと塩味があっていて、自分でもおいしいと思いました。

スペイン産のスパークリングワイン、カヴァとの相性も良かったです。

ハマグリとカブのスープ」は、1週間くらい前に日比谷の「レストランTOYO」で食べたハマグリとカブの料理がおいしかったので、再現はできなくても、今おいしい食材を自分ができる調理法でシンプルに料理しようと思ったらスープになりました。

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カブを葉っぱといっしょに顆粒のコンソメで炊き、別鍋でハマグリの白ワイン蒸しをつくって、最後に味見をしながらコンソメとハマグリの出汁を合わせる感じです。

イカとエノキ 塩レモン」は、イカとエノキ好きな妻のための料理です。ちびちびとアテのように食べれる料理があると時間調整しやすいなぁと思って考えた箸休めのひと品でもあります。

ちなみに、ここまで位でスパークリングを飲み切るイメージです。

イカとエノキの食感が対比的だけど、どちらも旨味があるのでお酒とともに食べ飽きないかなぁと。イカは塩もみしておいて、焼いたエノキと自家製の塩レモンを刻んで、オリーブオイルをたらしました。

フグの唐揚げ The Burnのデュカスパイスで」は、テーマに掲げた「簡単でおいしい」の料理。お店でみつけた、衣がついて後は揚げるだけのフグを揚げます。

旬だし、フグを料理したいなと思っても値段も高いし、けっきょく刺身をぽん酢で食べるだけなのもなんか違うなと、今まで家で食べることはなかった食材です。

ただ12月に「乃木坂しん」でフグのお腹のあたりの部位「ウグイス」の炭火焼と、「レストランTOYO」で食べたフグの唐揚げがシンプルでおいしかったのでやってみようと思ったのです。

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レモンで食べるのも面白くないので、フグの唐揚げの下に、アリッサと刻んだ塩レモンを敷き、上からThe Burnから分けていただいたデュカスパイス(エジプト発祥のミックススパイス)を振りかけて、エキゾチックに。

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伊勢で買ってきた伊勢角屋麦酒の「neko nihiki」のIPAをあわせて、唐揚げ&ビールの最高の組み合わせを楽しみます。

熊本あか牛『阿蘇王』のステーキ」は、鹿児島県大崎町に取材に行った際に、現地で行った料理教室で、大野尚斗シェフが披露したフライパンだけで塊肉を焼き上げる技を使って、熊本あか牛のステーキ250gを焼きました。

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表面を多めの高温の油で揚げるように焼いて、アルミホイルに包んで放置。

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最後にバターをまわしかけて(アロゼして)完成です。超簡単にステーキが焼けるんですよね。やっぱり塊肉はうまい! The Burnのデュカスパイスとカブと一緒にコンソメで炊いた芽キャベツを添えました。

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ここからは、赤ワインで。イタリアワイン「MAGARI」です。

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自家製サルシッチャのクリームパスタ」は、イタリア料理人の関口幸秀さんと放映しているYouTube番組「 #教えて消費レシピ 」で学んだもの。自家製サルシッチャをアレンジして、クリスマスっぽくリッチにクリームパスタにしてみました。

コショウをかなり利かすのと、最後に粉チーズでさらに旨味を追加するのがポイントです。パスタ1.9ミリ(ディチェコ)で1人50g。これくらいの量がちょうどいい。

クリスマスケーキは、妻の力作。今年はスポンジの焼き上がりに成功して、おいしいイチゴケーキを堪能しました。

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けっきょく2人でワイン2本を開けて、楽しんだクリスマスイブ。最後までお腹いっぱいにならず終われて目標クリア。自分でも満足できるコースになりました。

塊肉も焼けてうれしかったなぁ。料理は楽しいです。

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明日こそは「note」。今週読んだnoteの感想を。

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