Art|旅の記憶、アルル
2016年7月に行ったフランスでの仕事は、ゴッホの生涯を辿るものでした。
なかでも2日間かけて回った南フランスのアルルは、ゴッホが自分自身の描き方を模索しながら、名作と呼ばれる作品を数多く残した場所。ゴッホとゴーギャンが共同制作をした地でもあります。
アルルは、古代ローマ時代の闘技場や古代墓地などたくさんの史跡が残る小さな町です。
数少ない日本語の情報から調べたビストロ「Au Brin de Thym」は、とてもおいしかった。なかでもSoup de Poissonは格別。しかし、ゴッホゆかりのブイヤベースがなかったのは残念でした。。。もし、アルルに行かれることがあれば、おすすめです。市中には観光客向けのレストランがほとんどで、地元の人たちが集まる、このような店は意外と少ないんです。
ゴッホが描いた有名な「夜のカフェテラス」のカフェもまだありますが、「アルルで嫌な思い出を残してほしくないから、行かないで」と観光デスクの日本好きのアルル人に言われたため、入らずに外から見学したのはいい思い出です。
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明日は「Food」。終わりのない対話にむけて。
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