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ISE-Workation|滞在中にやりたいこと

長期間伊勢に滞在して創作をするクリエイターを募集する「伊勢市クリエイターズ・ワーケーション」の記事をFacebookのタイムラインでシェアされていたのを読んで、さっそく友人の料理人で、世界中のレストランを旅しながら料理をする侍キュイジニエこと大野尚斗さんに連絡をしたのが9月の初めころでした。

お互い無職なので、1週間以上伊勢にいても誰も困らないと(笑)。

というのは冗談で、一緒にポップアップレストランをやって、あわよくばまだ食べたことがない大野さんの料理を食べたいなという、個人的な欲望から声をかけさせてもらったんです。

10月20日に、宮本亜門さんや相川七瀬さん、松尾貴史さんといったそうそうたるメンバー127名のなかに、僕たちの名前があったのはうれしかった。なんたって、倍率10倍ですから。

イラストレーターや音楽家といったアーティスト寄りの参加者のお名前が並ぶなかで、シェフやレストランプロデューサー(僕のことです笑、肩書はいいじゃないですか)という肩書は僕たちだけ。企画勝ちかな、と思っています。

11/13~23まで伊勢に滞在して、その土地の食や文化を吸収して、その集大成として伊勢でレストランを開く、というのが僕たちの創作活動です。

10泊11日の伊勢滞在でやりたいこと

①地元の漁業や畜産業、農業の現場を見たい。

とくに伊勢海老漁については、持続可能な資源保持に対してどういった取り組みをしているのか、ぜひ取材してみたいです。そこで出会った生産者さんの食材を使って11/21土、11/22日のレストランのコース料理で使わせてもらいたいと考えています。

あと、できたらその生産者さんのお宅に夜お伺いして、地元の料理を教えてもらったり、大野さんが即興で料理をしたりできたら、かないいいインプットになるんじゃないかなぁと思っています。

②地元で新しい活動をしているお店の取材。

歴史と伝統にとらわれず、伊勢を新しい活動の場に選んだ若いクリエイターの方にお話を聞きたいです。これは飲食店にこだわらず、ギャラリーだったり、クラフトプロダクト、デザインなどをされている方にもお会いしたいです。そこで大野さんとと意気投合した出会った方にレストランの一部を協力していただけたらいいなぁと。

たとえば、ギャラリーの方であったら、レストラン内の装飾をお願いしたり、デザイナーであれば当日のメニュー表のデザインやレストランのロゴなどをお願いしたりできたらと思っています。

③地元の伝統料理のお店への取材

伊勢の伝統的な料理といえば、「手捏ね寿司」や「伊勢うどん」くらいしかリサーチできていないのですが、そのほかに伝統料理があれば、その成立の背景を含めて取材してみたいですね。

④伊勢神宮の神事のなかで食の取材

やはり、伊勢神宮あっての伊勢。伊勢神宮なくして、伊勢の文化は語れないと思いますので、できたら宮司様にお話を聞いたり、実際に食事を食べることができたりしたら最高ですよね。

ほかにも、伊勢市立伊勢古市参宮街道資料館といった文化施設がありますので、そういったところでも学んでみたいです。

⑤毎朝伊勢神宮へ走って参拝に行く

今回は、「創作をする」ことがテーマになっています。

現在の自分の課題として、毎日の生活リズムがバラバラになっています。それ自体は大きく仕事の面でマイナスになっているわけではないのですが、もっとよい仕事をするうえで、仕事の効率化や集中力を生活リズムを一定にすることでコントロールできないものかと考えていました。

この機会ですので、10日間だけでも日の出とともに起きて、朝から走って伊勢神宮に参拝し、午前から夕方まで創作をして、夜は早く寝るというリズムを作るとどんな良い状態でいられるかを検証してみたいと思っています。

レストランは11/21(土)22(日)を予定

ちなみに、レストランは、11/21(土)と11/22(日)の夜を予定しています。まだ会場も決まっていないし、すべてはこれからなのですが、ちょうど3連休ということでGo To Travelを使って伊勢詣に来てもらいながら、僕たちのレストランに寄ってもらえたら最高です。

日中は、オプションアクティビティとして伊勢の案内なんかをして、伊勢を理解していただいた上で、食事してもらえたら、また違った経験になるかなぁなんてことも考えています。

準備の様子や、実際に滞在中のことについても随時noteに書いていこうと思いますので、しばらくお付き合いください。

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伊勢の生産者さんやクラフトマン、地元の料理人の方々にたくさんお会いしたいと思っているので、もしお知り合いの方がいらっしゃったり、ここがおすすめみたいのあれば、ぜひコメントで教えてもらいたいです!

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明日は「Work」。#教えて消費レシピ のインディーズ本について。

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