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ズボラさんでも続く、ラクしてゆるむ心地よい脱力習慣

めんどくさがりな私でも続いているストレッチポール。仰向けで乗るだけで肩甲骨周りや背中がゆるんで、胸が開いて呼吸が深くなる。
私はこの 重力から解放されたような感覚が大好きだ。

短時間でラクして整うなんて、ウォーキングや家でのストレッチを挫折した私にとって救世主のよう。(ウォーキングとストレッチポールは全く違う目的なんだけど💦)

ストレッチポールを購入したのは次男が陸上部だったころ。
ケガの回復期に「そもそも、なぜケガ(疲労骨折)をしてしまうか」を調べていたら、骨盤の傾き・体の左右差・姿勢に関することがたくさん出てきたことがきっかけ。

ストレッチポールがランナーにとって、腕振りの可動域を広げたり様々な体のコンディショニングにおススメということで、次男の相棒となった。
(以下、ストレッチポール=ポール君)

次男が大学生になって一人暮らしをはじめた時、「ポールは持って行くぜ」と我が家のポール君を取られたため、2代目ポール君を迎え入れた。

もちろんランナーだけでなく一般人や高齢者にも有効だ。

私の使い方は、後頭部・胸椎・仙骨の3点がポール君にあたるように仰向けの状態で乗って、膝は軽く立て足の裏を床につけ、腕はダラ~ンと垂らして脱力するだけ。
物足りなくなったら腕を〈前ならえ〉したり〈バンザイ〉して肩甲骨周りをゆっくり動かすと、凝り固まった肩まわりの血流が巡り出す感じがする。

「あっ、今日は左の腕の方が動きが悪いな」とか
「コキっと音が鳴るなぁ」とカラダと静かに対話する。

朝起きてカーテンを開け、リビングの観葉植物の隣にスクっと一本足で立つポール君を横に倒し、上に乗る。
睡眠時に同じ姿勢で固まっていた体のあらゆる箇所が目覚め、ほぐれていく感覚が心地よい。
ここに鳥の囀りでも聞こえてきたら最高!

朝以外にも私は、お客様を施術する前のルーティーンとして、自分自身が緩みリラックスするために5分程乗る。ボーっと無心になれる好きな時間。

そういえば長男が就職活動中、悩んでツラくて眠れない時期は、ポール君を使っていたっけ。

夜寝る前に、自律神経と関係する頸椎から腰椎までを優しく刺激されるのは、とっても効果的なんじゃないかなと思う。
何より、眠くなってきたーと言っていたから。

高齢者バージョンは、父が良い例。
数年前に脊柱管狭窄症で整形外科の手術は選択せず、鍼灸接骨院に通って徐々に良くなっていった。
そこで先生にすすめられたストレッチポールは、今でも毎日欠かさないそう。

そんな頼れるポール君、私は可能性がありすぎる奴だと思っていて…
例えば、学校、塾、オフィス、高齢者施設、被災地の避難場所、長距離バスなどの運転手さんの休憩所…いろんな場所にあったら優しいなと思う。(あるかもしれないけど)

時にリビングでオブジェ化するポール君だけど、これからも大切な相棒として頼っていこう。

ストレッチポールの魅力を書いてみました。

最後までお読みいただきありがとうございました。






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