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大分へ移住すると決断した弟家族の旅立ちにエール

結婚願望はないの?と聞くと「ない。オレは猫と一緒に無人島で暮らしたい」と言っていた変わりモノの弟。そんな弟だけど、今では子供たちと奥様に愛される子煩悩パパだ。

先日、母経由で

別府に下見に行った
ここだ!と直感がはたらいた
移住することになった

と弟の衝撃発言があり、とんとん拍子で準備が進んでしまった。
弟家族が引っ越し前に実家にあいさつに来るというので、私と妹もお見送りに行った。

「温泉で気分転換しながら暮らすわ」
「海と山が近いからのんびり」
そんなノー天気に聞こえる言葉の裏側にはたくさんの不安と覚悟が隠れているんだろうな。

でもノー天気にはノー天気な返事を。
「遊びに行くからよろしくね~」 
姉の心配は不必要だなと思った。

父も母も初めは反対していたそう。父からすると「浅はか」で「もってのほか」親はいつまでたっても子の親だし、心配する気持ちはすごくわかる。でも弟の気持ちもよくわかる。母から相談を受けたとき「いいじゃん!人生一度きりなんだからやってみれば何とかなるよ!」と電話口で言った時は、「予想外の返事がきた」と拍子抜けしている様子だったけれど、両親も徐々に応援するほうへ気持ちが傾いたようだった。

じいじは孫としばしのお別れ。
後ろ姿に涙が出るな…


姉らしいことをしてこなかったけれど
私は身近な大切な人たちを応援するために存在していたいし何か元気づけたいといつも思う。

この言葉は大学の職場のスタッフが異動する時に知り、いつか機会があったら使おうと温めていたもの

アントニオ猪木


LINEで言葉をおくったら「ダーーッ」とノー天気な返事がきた。変な弟。

これからは頑張りすぎをやめて肩の力を抜いて、ほどほどに頑張ってほしいな。

迷わず行けよ
行けば分かるさ

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