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人生を見つめ直す時間が必要だった

 なんと前回のnoteを書いてから3ヶ月立っていました。この3ヶ月の間にだいぶ心身ともに回復してきました。今回は少しこれまでを振り返り、この病休中に考えたことを書きます。

 まず最近あった一大行事。それは結婚式でした。約1年前から準備を始め、コツコツと準備をしてきました。そんな中で、休むことに。

 初めは、結婚式もできなくなるのではないかと思いました。こんな心身で式を挙げられるのか?相手の両親は反対しないか?不安でした。

 そんな中で、私の両親は言いました。

「式を挙げたいなら、挙げなさい。これは仕事とは関係ない。」

 この言葉で私は一歩動き出しました。

 迎えた結婚式の日。友人や前職場の同僚も集まってくれました。

 「やってよかった。」

 そう思えました。

 結婚式を終えてから、私の両親、妻の家族と話す時間が増えました。みんな私の状況を理解していながらも、「普通」に接してくれました。

 これにも私は救われました。

 そして、妻も毎日笑顔で他愛のない毎日を過ごしています。

 結婚式後は、少し時間の余裕ができたので、私は、読書を始めました。

 特にハマって読んでいるのは、ビジネス書。おすすめの本はまた別の機会に紹介しますね。

 読書をする中で、「人生」とか「仕事」について考えました。また、いくつかの書籍を読む中で、20代で大きな決意をして、それを貫いている人には何か人生に「凄み」が出てくる。そう感じてきました。

 私は今、決意をするときなんだ。

 じゃあ何を決意する?

 決意するというと難しいので、なにを「優先」するかと考えました。

 答えはすぐに出ました。

 そう「家族」です。

 大学を出てから働き始め、ゆっくりと自分にとって大事なものは何かを考えることはありませんでした。

 勇気を出して休んだことで分かったのです。

 「私には家族が最も大事なものなんだ」

 当たり前なのかもしれません。でも、仕事に追われてただがむしゃらに働いていた私が忘れていたことでした。

 仕事に関しても、シンプルに考えるようになりました。

やっぱり教育がしたい。でも、やるべきことは何だ?

 今の私が考えるのは「子どもを伸ばすこと」

 子どもを伸ばすことができるのなら、どんどん新しいことを試すべきだし、自分自身も変わっていく必要があるだろう。

「理想の教師像は?」

よく採用試験の面接で聞かれる質問です。

 以前の私は、「誰とでも信頼関係を築くことができる教師です」と答えていました。

でも今なら、こう答えます。

「どんな教師が理想なのかわかりません。しかし、子どもを伸ばすためなら様々なことを試し、変わり続ける教師でありたいです」

 適応障害になりうつ状態で休み初めたとき、何もやる気がせず、ただ寝るだけの毎日でした。でも今ならこう思えます。

「私には人生を見つめ直す時間が必要だった」

次は、行動する番。

一歩踏み出して。

 


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