小2息子、謎のスナック常連客感。
最近、私には、なんとも言えず幸せを感じる時間がある。
それは、夕方、息子(小2)のバスタイムに訪れる。
元々、「カラスの行水」並に入浴時間が短い息子。
ちゃんと洗ったか確認することもしばしば。
たまに一緒に入ってチェックしているが、まあまあ合格か、といったところ。
それが1ヶ月くらい前からだろうか。
湯船に浸かる時間が長い日がある。
と言っても5分くらいなんだけれど。
その時、大声で歌うようになったのだ。
湯船に浸かって、それはそれは気持ちよさそうに。
選曲はたいてい、ポケモンのアニメの曲。
その歌声を聞いた時に、なんとも言えず幸せを感じるのだ。
理由を考えてみたら、3つくらい思い付いた。
まあ、こういったところだろうか。
聞いているこちらまでうれしくなるくらい、本当に気持ちよさそうに歌っているのだ。
ーー幸せだなあ。。
でも、そこでふと我に返る。
小2にしてはちょっと癖が強い歌い方だし(そのシャクリどこで学んだ)、高音になるところではこれでもかと声を張り上げる。
音程は意外と外さない。
完全に自分に酔いしれている歌い方だ。
だんだん、アニメソングが演歌に聞こえてくる。
なんだか、スナックで歌う常連客みたいだ。
覗きに行ったら、歌うのを止めてしまいそうなので、そのままそっとしている。
でも、どんな顔で歌っているのか見てみたい気もする。
数曲歌い上げると、満足したように浴室から出てくる息子。
そして何事も無かったかのようにリビングにやってくる。
多分、こんなに響き渡っているとは気付いていないんだろう。
その一連の流れが面白くて、かわいくて。
いつまで歌ってくれるかは分からないが、まだしばらく、私もこのスナックの常連客でいさせてほしいと思う今日この頃だ。
過去の息子ネタはこちら。
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