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小2息子、味覚が妙に大人っぽい。


子どもの味覚は、大人より3倍くらい敏感だと聞いたことがある。

だから、素材の味を感じやすいし、味付けも薄くてよい(身体のためにも)。

香辛料は控えめ。味付けは全体的にマイルドで。
それが基本だと思っていたし、そうやって2人の子どもに食べさせてきたつもり。

それと、一般的に、子どもが好きなメジャーどころのメニューというものがある。

カレー、スパゲッティ、オムライス、唐揚げ、ハンバーグ、グラタン…、などなど。

並べるとカタカナメニューが多いな。

とりあえず作れば喜んでくれるメニュー達だ。


ただ、うちの息子(小2)は、たまにそういう「ザ・子どもの味覚」の枠にはまらないチョイスをすることがある。

今日はそのエピソードをいくつか紹介してみたい。



①アイスやソフトクリームの味。

バニラ、チョコ、ストロベリー。

子どもにはこのあたりの味が人気だと思う(ざっくり)。


でも、いつも息子が選ぶのは、

なんと、「抹茶」。

店員さんに味を聞かれ、小柄で幼稚園児にも見えなくもない息子が、「まっちゃで。」と答えるので、ギョッとされることもある。

ーーえ、抹茶だよ?苦くない?!

念の為に確認。

息子「ぜーんぜん。おいしいよ。」

バニラでもチョコでもなく、あれば毎回抹茶を注文する。

結構濃厚な味でも無理している様子はなく、美味しそうにパクパク食べる。

小6の娘は一口もらって、「にがっ!」と言うし、私が食べても結構苦味を感じる大人の味だ。

苦味の味覚がバグっているのか。

あ、そういえば焦げかけたトーストが大好きだ。



②好きなおかず。

あれは、息子が5歳の誕生日。

幼稚園でお誕生日会があり、園からお祝いの本をもらってきた。毎年恒例で、息子の手形や記録、先生からのメッセージが書いてある絵本仕立ての本だ。

そこに、先生が質問して息子が答えた内容を書いてあるページがあった。

すきなあそび:おにごっこ、すなば

すきなたべもの:にもの

おおきくなったらなりたいもの:パパ

初見では、「パパ」の回答(夫、歓喜)に目を疑い、その上をスルーしてしまったのだが、よく見ると、、

すきなたべもの:にもの

え、煮物?

他にも色々あるよね?

ほんとに煮物て答えたの?
先生笑っただろうな~。

この件を両親に伝えていたら、父の俳句の題材となり、後にどこかで賞をいただいたそうだ。

息子、グッジョブ。

まあ確かに煮物は美味しいよなあ。
わが家の子達はきのことかこんにゃく好きだしなあ。

あと、多分和風のだしが好きなんだと思う。

給食でも、味噌汁の味を絶賛してたので。

それにしてもNO.1が煮物って。

ちょっと笑えてほっこりする2年前のエピソード。



他にも色々あるけれど。

鍋ではもつ鍋が大好物だったり、マヨネーズ味のサラダより割と酸っぱい酢の物を好んだり、北海道に来てからは焼き魚Love(ニシン、ホッケ、マス、等など本当に美味しい)だったり。


まだまだ味覚は変わるかもしれないけど、おじいちゃんおばあちゃんと同じメニューでもいけちゃうその好みを、これからも大切にしてほしいなと密かに思う母なのだ。





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