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冬の美瑛、神秘的な夜。



先日書いた、流氷ツアーの記事。


今日はこの続きを。

この日、札幌からの日帰りバスツアーに参加した。朝7時半に出発し、帰り着いたのは21時半。なんと14時間の旅。

正直、子連れでよく申し込んだよなあ、と思う。それだけ、私の「流氷見たい欲」が強かったのだ。35人のツアー客のうち、子どもは見事にうちの子たち2人だけだった。

それはさておき。

紋別のガリンコステーションを出発したのは14時半。札幌への帰り道、美瑛に立ち寄った。

美瑛と言えば、春夏が有名かと。

私も3回ほど訪れている。

農地や丘がきれいで、

旅行サイトからお借りした画像①
旅行サイトからお借りした画像②
これは私が撮りました♩

お花畑も最高。

旅行サイトからお借りした画像③


そして、観光スポットとしても有名な青い池。

旅行サイトからお借りした画像④

青い池

十勝岳の防災工事の際、堰堤にたまった水が、不思議なほど青い色をたたえ、立ち枯れのカラマツとあいまって幻想的な風景に。いつしか「青い池」とよばれるようになりました。

青さの理由

白金温泉付近で合流する支流や「白ひげの滝」に含まれる硫黄などの温泉成分をはじめ、アルミニウムなどを含んだ水と美瑛川の水です。その2つの水が混ざると目に見えない「コロイド」が生成されます。

太陽の光と水中のコロイド粒子が衝突し、いろんな方向に光が散乱します。波長の短い青い光が散乱されやすいため、その光がわたしたちの目に届き、青く見えると言われています。また池の底にある白い土壌が光を反射して、青さを引き立てているという一説もあります。
※青い池の正式名称は「白金青い池」です。

美瑛町観光ポータルサイトより


たまたまできた青い池は、写真集で広まったとか。

でも、冬はもれなく凍るので、青くはない(白い)。そこをライトアップしているというのだ。

17時半からのライトアップで、到着したのは18時。

少しずつ日が長くなったとはいえ、18時はさすがに真っ暗だった。

気温は-5度ほど。この日は風もなく、雪もチラッとしか降っていなかったので、寒さは辛くない(耐性がついたのもある)。

駐車場から池へ向かう。

たくさんの人だかりができている(夏ほどではないけど)。


いよいよ、湖畔に到着。

「わあ~!」

皆で一斉に声を上げる。

息を飲むほどの美しさ。


ライトは青、紫、白など変化を付けて照らされていた。

カラマツの影も素敵。


そして、やけに写真家さんっぽい方が多いなあと思っていたら、この日は満月だったのだ。

満月のおぼろ月と、凍った池のライトアップ。

なかなか見られない幻想的な光景だ。

しばらく、時を忘れて佇む。



10分ほど見たところで、息子が「もう帰ろうよー」と言い始めたので、後ろ髪を引かれる思いで池を後にする。


駐車場に向かう途中でもう一度空を見上げると、月を覆っていた雲が少し移動して、満月が姿を現した。


なんだか、神秘的で、絵本の世界みたいだなあと思った。


私のスマホで撮ってもまあまあきれいだから、写真家さんたちの作品はものすごく素晴らしいんだろうなあ。



この後、札幌に無事にたどり着くのだが(休憩をちょこちょこ挟むので、思っていたよりあっという間)、何故か私だけ風邪を引いて2日間ダウンしたり、流氷が逃げていなかったことを差し引いても、あの日、あの青い池の光景を見られて大満足だったなあと思える旅だった。


ドライバーさん、添乗員さん、ありがとうございました。そして素敵な旅を企画して下さったツアー会社の方にも感謝。



連載おしまい(全2回 笑)。




最後までお読みいただきありがとうございました♩

美瑛に行くと、素晴らしい景色もさることながら、農家の方々への感謝の気持ちが湧き起こります。きっと小麦やじゃがいも、ポテチなどでいただいていますよね。


↑ライトアップの動画ありました

※一部、色々とお借りしました。




***2024/3/11追記***

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