料理のリハビリ期間に食べるもの。
長旅や帰省など、しばらく家を空けて帰宅した時、どうしようもなく料理をする気になれない期間がある。
私はこれを、「料理のリハビリ期間」と呼ぶ(今、名付けた)。
日頃は基本毎日作っていて、ものすごく負担に感じたりはしない(手抜きだから)のだけれど、途切れてしまうと習慣に戻すのに少し時間が欲しくなるのだ。
溜まってしまった洗濯物や、荷物の片付けに労力を使うことも関係している。
つい先日も、その期間に陥った。
飛行機で帰って来て、自宅にたどり着いたのは午後18時。人混みにいたこともあり、なんだかヘトヘト。
冷蔵庫にはキャベツと人参くらいしかない。
やっと帰って来たのに、外食には行きたくない(昼食も空港で食べた)。特に息子は家で食べたい派。
私1人なら、お茶漬けとかカップ麺など(もしくはビールとつまみ)で済ませたいところだが、子ども達はそれでは満足しない。
なので、リハビリ期間1日目は「買い食い」とした。
わが家が大好き、セイコーマート(北海道のご当地コンビニ。以下、セコマ。)がすぐ近くにある。心強い味方だ。
息子は定番のカツ丼(めちゃくちゃ美味しいんです)と皮付きのポテト(これまた美味しい)。どちらも、ホットシェフという店内調理ブランドの商品。
麺大好き娘は、にゅうめん(ゼラチンで固めた汁が入っていて、チンしたらあっという間に熱々に!)。
そして、私と夫は焼き鳥セットと枝豆(結局つまみ)。惣菜もパッケージこそ地味だが、安定の美味しさと豊富なラインナップなのだ。
野菜も食べたくなり、もやし、ニラ(コンビニなのに野菜も売ってます)、セコマオリジナルキムチ(ホタテ入り)と一緒に炒めた(最小限の調理)。
ビールはかろうじて自宅の冷蔵庫に冷やしてあった。
とりあえず、全員のお腹は膨れた。満足、満足。
そして、2日目。
とりあえずスーパーに買い出しには行ったものの、まだまだやる気は不足。
こんな時は、そう、あれだ。
「鍋」。
冬はこれに限る。
外食続きで疲れた胃腸にも優しい鍋。
野菜も魚介(又は肉)も摂れて、バランスもばっちり。〆はうどんで。
そして、翌朝の雑炊までメニューが自ずと決まる。
3日目。
少しだけ頑張れそうな気がする。
うん、あれだ。
「ルーのもの」。
カレー、シチュー、ハヤシライス。
圧力鍋であっという間に完成。
あとは、茹でて和えるだけの副菜を追加。はい、終了。
そうやって徐々にハードルを上げ、4日目くらいからいつもの感じに戻る。
リハビリ、終了。
こういうことがあると、何でもそうだけど、続けていること自体が当たり前じゃなくて、すごいじゃん、よくやってるよと思う。
仕事でも家事でも。子ども達なら学校や習い事。人それぞれやることや閾値は違うけれど。
時にはご褒美を与えたり、心に余裕が出来るように加減して、細く長くしなやかに続けていけたらいいなあと思う。
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最後までお読みいただきありがとうございます♩
それらしく書きましたが、料理をいつも以上に手抜きしたことを肯定したかっただけの記事です(笑)。
あとセコマの素晴らしさ。九州にも出店してくれないかなあ~。
***2024/2/5追記***
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