見出し画像

【不出来でも投稿】我が家の夜

我が家には、ほぼ毎晩、寝る前の読み聞かせの時間がある。
2週間に一度、町の図書館から7冊から10冊ほど借りてくる。借りてくる本すべてがお話の本ではなくて、図鑑なども混ぜることも。

読み聞かせは1晩で1冊と決めている。
むすめは小学2年生だが、むすこがまだ5才の園児なので出来るならふたり一緒に楽しめそうなほうがいい。

今年に入り、むすめのお気に入りの本がある。
川端誠さんの「落語絵本シリーズ」

絵が楽しくて子供にも分かりやすいようで、いま読んでいる本で4冊目になる。
以下、いままで読んだ本だ。
「たがや」
「じゅげむ」
「はつてんじん」
いまは「まんじゅうこわい」を読んでいる。

実は、子供が本好きにするための読み聞かせが一時期ほんとうに苦痛だった。1日の終わりの疲れた体で、読み聞かせをして寝せるのだが、とにかく猛烈に、早く自分の時間を過ごしたい。でも、こどもには本の楽しさを知って欲しい。
そこで、読みきかせの本を、本当に私が読みたいと思えた本だけを借りてくるようにした(みなさんは始めからそうしてるかもしれないが)。
簡単なことだけど、これが良かった。
私が嬉々として、借りてきたばかりの本たちを「見て、これ面白そうでしょ」と紹介すると、こどもたちもどれどれといった具合に興味を持ってくれるようになった(気がする)のだ。

本はエンターテイメントなんだってことを知ってほしいと願っている。
小説や絵本、図鑑ばかりがそれではない。私にとっては辞書だってエンターテイメント。あの考えつくされた紙の質感を指のはらで味わいながら、知らない言葉に、会いにいくんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?