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酷いPMS、PMDD、月経困難症に悩まされて

女性であれば誰でも経験する酷いホルモンバランスの乱れによる諸症状。身体的にも精神的にも負担のかかるこの厄介なホルモンとのお付き合いの物語について語ろうと思い書いてみました。

ー PMS、PMDD、月経困難症とは

もう2021年、もう令和3年です。男女限らずこのことについては知っておかないと!知らないのであればググって下さい。定義はいちいちここでは書きませんが、私が通常の月経サイクルを経験してた時はこの3つのステージを全て経ています。

生理2週間前になるとなんとなく体調が悪かったり、気分が良くなかったり、意味もなく凹んだり悲しくなったり、悲観的になったり。生理が来たら来たらで、酷い月経痛に悩まされて、学校、バイト、仕事まで休まなきゃ行けなくなったり、友達からのお誘いを断らなきゃいけなかったり、旅行してる時もタイミング悪く生理が来た時はやむを得ずホテルに引きこもって痛みがなくなるのを待ってたりなど…。数えきれないほど、さまざまな苦痛な経験をしていきました。

ー ホルモンバランスの乱れに悩まされ続けていた10代―20代の自分

12歳になる手前あたりで初潮を迎え、この頃から生理痛はかなり痛く感じた方かなと思います。授業を受けてる最中、座ってるだけでも痛かったり、痛すぎて保健室に寝転がる日も多々ありました。10代後半から20代前半の間は基本的に痛い生理痛にずっと悩まされてました。この状況を親しい友人や家族に打ち明けたら、生理痛への経験は皆んな違うのだと後々気づきました。よく周りからは、歳をとるにつれ痛みは和らぐという話を聞きましたが、私には通用しませんでしたね。

― 自分に合った対処方法 

毎月のようにホルモンバランスに合わせて自分の体調や気分がだいぶ変わるなと気づいてから様々な対処法を調べました。食事療法から、鍼治療、漢方から低容量ピルまで片っ端から試してみましたが、効果はイマイチでした。冷えやストレスにも悩まされ、生理どころではない!って思ってた時もありましたが、冷えやストレスが酷ければ酷いほど生理前や生理中の体調もどんどん悪くなっていたということも後々から気づきました。

結局あたしにとって一番効果が高かったのは、ホルモン剤でした。元は子宮内膜症を患ってる方達向けの薬なのですが、産婦人科を3,4軒回り、症状を訴え、最終的に処方してもらった薬になります。今のところこの万能なジェノゲストに救われています。

もちろん最初は副作用もあるし、体が慣れるまで時間はかかります。また、ジェネリックで処方してもらわないと結構高額な薬(3ヶ月で8千円から1万円)でもあります。今は海外在住で保険が適用されない薬なので、毎月1万円費やしてます。それでも生理によるストレスは100%減りました。

― 総論

生理がどのように体に影響するのか、体がどう反応するのか人によってさまざまです。あたしの周りにはこの状況を理解できない人たちもあれば、同じ痛みを経験してる人たちからの理解やサポートをたくさん得ることもできました。あなたが感じてる生理痛が単なる生理痛ではないかもしれません。どうか一人で悩まずお医者さんに早めに行きましょう!自分の生理に対する理解を深め、自分に合った対処法に巡り会えることで、自分の人生の質も確実に良くなります!


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