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世界一周は中断へ。でも残ったのは絶望感ではなく、新たな希望でした。

3月中旬に、世界一周を中断しました。

2020年2月から「総合職として働きながら世界一周」を始めましたが、新型コロナウイルスの世界情勢を鑑み、3月中旬に世界一周を中断することにしました。

幸い1か月半で巡った地域は、中米のメキシコ・グアテマラ・ベリーズと新型コロナウイルスの発症が世界的に遅い地域だったため、アジア人差別や移動制限を受けることなく、楽しく旅を続けることができました。

入社して2年かけて整えた環境。「やっと出発できた矢先に…!」と残念極まりない出来事のように見えますが、実際のところ、穏やかな気持ちでいっぱいです。

自分でも「わざわざ仕事の調整をして、東京の家も引き払って、ビザ等の手続に駆けずり回って、やっと手にした機会なのに」と不思議な気分ですが、それでもやはり今の素直な気持ちは、残念感でも、悔しさでもなく、穏やかな気持ちなのです。

なぜか?それは、「新型コロナウイルスが収束したら、また一から道を切り開けばいいや」という、安心感があるからだと思います。

これは、今回の「一年間」という交渉が再開時も有効だという意味ではありません。まだ会社とは”今後”については話し合っていませんし、どう転ぶかは分かりません。

今回の新型コロナウイルスのように、想像もしなかったことが起こるかもしれません。先のことは全く不明です。

でも、たとえ状況が変わっても「また道を切り開けばいいや」と素直に思うのです。
数年前は無理だと思っていた「働きながら世界一周」の夢が叶ったように。

「耳を傾けてくれる人は必ずいる」との確信


これほどまでに穏やかな感情でいられるのは、やはり会社のメンバーのおかげだと思います。過去2年間、幾度となく私の主張を、否定することなく受け入れてくれたみんな。

どのようなやり取りを行ってきたのかは過去のブログに掲載しているので、ここでは割愛しますが、皆さんと出会えたからこそ、「世の中には、耳を傾けてくれる人が必ずいる」と信じられるようになったのだと思います。

本当に素敵なメンバー。これからご紹介するのはほんの一部ですが、今回の世界一周中も、何度も優しさを分けていただきました。

ある先輩からは、初めてクライアントとのオンラインMTGを一緒に行った後に、こんなメッセージが。※ご本人の承認をもらって、実名公開をしています。

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「やりにくいところはないか」と気にかけてくださるとともに、「海外でも仕事できる!日本に留まっている必要なんてない」と、私が証明したいと思っている働き方をわざわざ言葉にしてくださる優しさ。

また、あるマネージャーからは、当時新型コロナウイルスの影響でアジア人差別が発生していると話題になっていたこともあり、業務連絡の中に労いの言葉が。

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他にも、部署全体オンラインMTGでのチェックインの際は、一番に話題を振ってくださるなど、離れていても一体感を失わないようにご配慮いただきました。

また、クライアント様の温かさにも毎回助けられました。

旅行中、仕事に耐えうるWiFi環境に出会えるかどうかは運次第なところがあります。
そのため、WiFi環境のよい宿に当たった際、「あ、ここでお打ち合わせができれば!」と、お客様に「今からお打ち合わせしませんか?」とメールを送ったところ、すぐに「いいですよ!」とご快諾の返事が。

毎回のメールに「今どちらですか?YouTube動画を拝見しました!楽しそうでなによりです。」などの言葉を添えてくださったり、オンラインMTGの冒頭には、それまでの旅のルートをお話しする時間を設けてくださったりと、温かく接してくださったお客様。

こんな皆さんとご一緒できているからこそ、私は心穏やかに「働きながら世界一周」ができるのだと思います。

次の旅の準備期間!たくさん働くよー!


まだまだ新型コロナウイルスがどうなるか、いつまで続くのかは分かりませんが、今は次の旅に備えて、いっぱい働いておこうと思います!
(もともとリモートワークの会社でよかった!)

そして、今後世界が大きく状況を変えようとも、たとえ一からスタートになっても、「正社員でも働きながら世界を旅できる環境」を模索し続けたいと思います!


世界一周の様子は、YouTubeに動画を上げているので、ぜひご覧いただけると嬉しいです!


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