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ウーマンズ、2022年はこんな一年でした。御礼&裏話

お取引各社様、当社登壇セミナーやイベントにご参加頂いた皆様、当社運営メディアの読者の皆様、この1年各所でお会いさせて頂いた皆様。この1年も誠にありがとうございました。今年も無事、年末を迎えることができました。2022年は当社にとって大きな成長と、たくさんの経験・知見を蓄積できた1年で、そして息継ぎができないほど全力疾走の毎日でした。

新規事業で立ち上げたイベント事業が1年で軌道に乗り始めた

女性ヘルスケア市場に特化したシンクタンクカンパニーとして、これまでコンサルティング事業をメインに様々なプロジェクトに携わってきましたが、市場環境の変化/業界の課題/業界から当社が求められていることの変化/コロナの影響などから、2021年に新規事業として、女性ヘルスケアに特化したイベント事業を立ち上げました。

立上げてから約1年半。課題は山積しているものの、イベント事業はおかげさまで想定以上のスピードで軌道に乗り始めてます。今年1月の目標をnoteで宣言していたのですが、なんとか目標を達成できたのではないかなと思ってます!

2021年はなんとなくな勢いでイベント事業「ウーマンズ・ミートアップ!」をスタートしたのですが、2022年は本格的にヘルスケアイベント(リアル&オンライン)の事業を行っていこうと思います。

引用:note「ウーマンズが2022に強化したいこと

今現在も当社のメイン業務はコンサルティング事業ですが、2023年はイベント事業の売上&利益向上を目指して動いていこうと思ってます。それにあたりこの1年間、どんな風にイベント事業をまわしてきたのかを私達自身の記録もかねてプチ裏話とあわせて、まとめました。

【2022年2月】FEMTEC ZONE開催(健康博覧会×ウーマンズ)

健康博覧会×ウーマンズのタイアップイベント「FEMTEC ZONE(@東京ビッグサイト)」。会期前からコロナ感染者がものすごい勢いで増えはじめ、ついにはオミクロン株がピークになった会期初日。

「来場者さん、来てくれるのかなぁ泣」「出展社さんたちに満足していただける3日間になるかな汗汗」と不安いっぱいだったのに、追い打ちをかけるように、会期3日目の朝には大雪警報が(都内で大雪警報が出るなんて、めったにないなのに涙!)。

フェムテックゾーンの会場の様子(東京ビッグサイト)

にもかかわらず、そんな不安をかき消すほど盛況の3日間でした。

フェムテックゾーンに出展頂いた企業様たちによる、ピッチイベント

会期中に開催したビジネスカンファレンス(全3本のセミナーを実施)も全て満席に。毎年、当社ウーマンズが登壇する講演にリピートご参加くださる企業様、当社が運営する女性ヘルスケア市場のニュースメディア「ウーマンズラボ」の読者様もたくさんご参加くださり、そして講演後には多くの企業様からメッセージを頂き、改めて自分たちが取り組んでることの意義を実感できました(以下は会期中の様子)。

当社にとって初めての大規模イベントの企画。右も左も全く分からない状態でしたが、タイアップを持ち掛けてくださった健康博覧会さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。特に当社の強みや特徴を見出してくださった、ご担当の S さんには感謝しきれません。以前もnoteにかきましたが、当社は3年くらい前?から「東京ビッグサイトで、女性ヘルスケアをテーマにしたイベントをやってみたい」と思っていて、まさにその夢を叶えてくださったからです。そういう意味でもこのイベントは、ほんとーに嬉しかったなぁ涙。

当イベントを総括するなら「(とにかく右も左も分からず無我夢中で)無心だった」ですかね笑。当日の様子は以下に記載しています。

(健康博覧会さん、誠にありがとうございました!)


【2022年5月】フェムテック展開催(大丸松坂屋百貨店×ウーマンズ)

無事、上記イベントを終えてホッとしたのもつかの間。翌週から私たちは(今考えると、なんと恐ろしいスケジュールの組み方なんだ…)、大丸松坂屋百貨店 大丸梅田店 ミチカケさんとのタイアップイベントの準備をスタートさせました。

「西日本最大規模で開催すること」も一つのミッションだったので、集まっていただく出展社様の数は60社と設定。なんと既述のイベントが終わってから、わずか2.5か月で60社様(出展料あり)を集めきったことは、今でも当社内では伝説です笑。

出展社様を集めながらも同時進行で企画の立案・調整・修正を何度も行ったことでスケジュールの遅延が度々発生。何度も誘惑に負けて妥協(=企画のクオリティを落としてでも、スケジュール通りに進めることを優先すること)しそうになりました。企画のクオリティって下げようと思えばいくらでも下げられちゃうんですよね。で、下げれば下げるほど、スケジュールはスムーズに進行する。

でもそれは絶対に避けたかったので、大丸松坂屋百貨店さん側のご担当者Tさんとは、スケジュールと闘いながらも毎日激しい回数の電話やメール、zoomが続きました。ある夜なんて日中から23時すぎまでzoomミーティングをしてたもんだから、さすがに大丸松坂屋百貨店の店内の電気も消えて、Tさんがいる会議室は真っ暗になったりなんてことも笑。

ウーマンズと大丸松坂屋百貨店さん側のこの「超!!ピリピリムード」は、出展社様たちにもメール上を通して伝わってたらしく笑。会期初日に会場でお会いしたときは、出展社様たちに「切迫感がすごくて怖かった汗。だからこっちもスケジュールは絶対に守らないとって常に緊張状態で準備し続けましたよ」と言われたほどでした笑。

フェムテック展の公式パンフレットは、当イベントの協賛である産経新聞社が作成してくださいました!右側のロゴは当イベントの出展企業様一覧。

当イベントでは産経新聞社(フェムケアプロジェクト)さんと、主婦の友社(妊活Baby-mo 赤ちゃんが欲しい)さんが協賛となってくださって、各誌に掲載頂いたり、上記写真の公式パンフレットを制作していただくなどご協力頂きました。

こちらは大丸松坂屋百貨店 大丸梅田店様の入り口入って目の前の立て看板。館内のあちこちに当イベントが掲出されました。

店内入って目の前の立て看板。
エスカレーターをあがると、イベントの看板がお出迎え。
会場内ではイベントタイトルがお出迎え。
会場内の様子(1社につき1ブース、全60ブース)

上記はイベント初日を終えて、ドッと疲れ……じゃなくて、ほっとしながら撮影した会場内。このイベントでは私自身も1週間滞在して毎日、ホテルから大丸さんに通いました。ホテルに戻って、倒れるように爆睡。翌朝はギリギリまで寝て、飛び起きてすぐに出社(?)の準備。「ホテルの会場で、ゆったり朝食&コーヒータイム~♪」なんて無理無理!そんな時間があったら1分でも長く寝ていたい……。朝食付きの宿泊プランを予約したのに結局毎朝、部屋で身支度しながら、前夜に購入したコンビニのパンをほおばってダッシュでホテルから大丸さんに出社してました笑。

大丸のお客様向けのトークイベントも開催。当イベントの協賛である主婦の友社さんが取材をしてくださいました。

当日の様子はNHKニュースでも放映され、このニュースを見てお越しくださった方々もいらっしゃいました(以下画像をクリックするとニュースの様子を見れます)。

イベント中は、女性の健康/フェムテック領域でご活躍の、薬剤師の岡下さん(美養憧代表)も1週間、ウーマンズメンバーと一緒に医療メンバーとして会場内で接客をしてくださいました。彼女とはイベントが終わった後に駅構内のエジプト料理を食べて仕事のことを語りあったり、不思議なお客様(ご来場者様)の接客対応について頭を悩ませたり……笑。良き思い出です。

そんな岡下さんには来年2月に東京ビッグサイトで開催するイベント「ジェンダード・イノベーション ビジネスカンファレンス」にて、ご登壇頂きます。「男女で異なる薬効・副作用・服薬行動 ~調剤薬局の現場から性差を解明~」という、非常に興味深いテーマなので、ぜひご聴講ください(無料)。

関東圏からもたくさんの方々がご来場くださったフェムテック展には、以前お仕事ご一緒させていただいてから個人的にも親しくさせていただいているライオンさんもお越しくださいました。

彼女に会場案内をしてる最中に「足がもう痛くて・・・」と、ふと私がつぶやいた言葉を聞き逃さなかった彼女は、なんとわざわざ私のために「休息時間(ライオン)」を買いに行って(さすが、そこはやっぱりライオン製品<笑>!)、再び会場まで持ってきてくれました。イベント開催って規模に関係なくプレッシャーがすごいので、この優しさにはウルっときました涙。皆さん、疲れたときはぜひライオンの休息時間を!

そしてイオンモールさんも、関東圏から会場までお越しくださいました。イオンモールさんとはこの後、お仕事をご一緒させていただくことになります…以下に続く。(大丸松坂屋百貨店 大丸梅田店さん、誠にありがとうございました!)


【2022年6月~7月】フェムテック専門ストア「バイアス」(主催:イオンモール/運営協力:ウーマンズ)

イオンモール(株)が運営するイオンレイクタウンkaze内の2階にて期間限定でオープンした、フェムテック専門のPOPUPストア。

当社は運営協力をさせていただいたのですが、オープンしてすぐに全国的に話題になっていた当ストアのお手伝いをさせて頂いたことは当社にとっても大変貴重な機会でした。

当プロジェクトのご担当者Kさんは、既述の「FEMTECH ZONE(健康博覧会×ウーマンズ)」にお越し頂いた方なのですが、FEMTECH ZONEにご出展頂いた帝人さんや、生理吸水ショーツなどを手掛けるアパレルメーカーのアサクラさんが、Kさんに「ウーマンズさんなら~~してくれますよ!」と、当社をおすすめくださったようで。それでKさんとご縁をいただいたという背景があります。

つくづく思ったのは、仕事ってwebサイトのSEO対策から獲得できるものではなく、こういったご縁やご紹介といったところから頂けるものなんだんなーってことです。帝人さん、アサクラさん、Kさん、本当にありがとうございました!

※実はこの時期は、9月に開催するビッグイベントの企画がピークになり始める時期で、且つ、来年2月に開催するジェンダード・イノベーションEXPOの企画も走り始めていたので、イオンモールさんがお求めになる成果を短期間で出せるかどうか不安で、お引き受けさせて頂こうかどうか(非常に生意気にも…)悩んでおりました。ですがKさんの熱心な姿勢に気持ちを動かされ、それでお引き受けさせて頂いたという背景がありました。そう…だから結局、仕事って「会社:会社」じゃなくて「人間:人間」なんですよ!ほんとに。当たり前だけど、こういう大事なことに気づかず、背負ってる看板の大きさだけで上から目線でオラついてくる方、たまにいるんだよな~苦笑。そういう方とは絶対に一緒に仕事はしないけども汗。

(イオンモールさん、誠にありがとうございました!)

【2022年9月】SDGsフェスティバル開催(朝日新聞社×ウーマンズ)

さてさて、イオンモールさんとの取り組みが一段落した頃、すでにピークを迎えていたのが、朝日新聞社さんとのプロジェクト。

実は既述の「フェムテック展(大丸松坂屋百貨店×ウーマン)」がピークを迎えていた3月頃から、朝日新聞社さんとのタイアップイベントに向けた初対面・交渉・契約作業が進んでいました。朝日新聞社さんとは、契約の話し合いをしている段階から同社の窓口担当の方とウーマンズ側の窓口担当が何度も何度も…何度も!!!揉めに揉めました(笑←今となっては「笑」なんて書いてますけど、当時は超ピリピリモードでした…苦笑)。

大丸さんとのプロジェクトのときとはまた異なる意味での激しさがあった当プロジェクトは9月末に無事本番を迎えます。

上記の写真では見えづらいんですが、当社ロゴも東京ビッグサイト入口の看板に掲出(どのイベントでもそうですが、本番で看板を見るのは本当に感動&達成感です。)。

まぁね…会場にお越しになる方で、看板に掲出されている小さなロゴまでしっかり見てくれる程のマニアックな方は皆無だと思うのですが笑、当社のような小さな会社にとっては、こういったロゴマークの掲出自体が実績となり、次の仕事へつながり、というとーーっても大事なものだったりします。

イベントの公式ガイド号

イベント中は、紗栄子さんやバービーさん、滝川クリステルさん、平野ノラさんなど著名人のトークショーも開催しました。

会場の様子。ご夫婦、お子さん連れのファミリー、カップルなど多様な世代の方々がお越しくださいました。

当イベントはBtoCのイベントで且つ連休中の開催だったのですが、当社お取引先様が連日お越しくださったことは本当に嬉しかったです(誠にありがとうございました!)。会場内ではクラフトビールを楽しめるコーナーもあったので、お取引先様がお越しくださる度に乾杯をし、ヘルスケア業界の未来を語りながら会場をご案内。これを私は繰り返していたので夕方になる頃にはクラフトビール4~5杯は吞み終わっている、なんていうヘベレケな3日間でした笑(うそうそ。お酒は強いので呑んでもあまり変わりません)。

そうだ。会期2日目?だか、会場内でやたらと人だかりになっている場所があって。なんだなんだ?と思ったら、朝日新聞社の社長さんでした。社長さんが各出展社さんのブースを回っている時は、人の集まり方のエネルギー?がひと際輝いてました。社長さんが移動するたびに、周囲の人もわーって移動する、みたいな。朝日新聞社さん曰く、朝日新聞社が行うイベントに社長さんが出向くと言う事は滅多にないらしく。それだけこちらのイベントは朝日新聞社にとって大事な位置づけのイベントだったようです。

ちなみに、契約前の段階から何度も何度もぶつかっていた、朝日新聞社側の窓口担当者とウーマンズ側の窓口担当者は、プロジェクトが終わった今や仲良しです笑。本気でぶつかるほど絆が深まっていく、というのも仕事の醍醐味っ!てことですな!

(朝日新聞社さん、誠にありがとうございました!)


【2022年9月】ジェンダード・イノベーション シンポジウム開催(矢野経済研究所×ウーマンズ)

朝日新聞社さんとのイベント本番1週間前に、市場調査会社の矢野経済研究所さんとタイアップで「ジェンダード・イノベーション」をテーマにしたシンポジウムを開催(同社は今年9月に、2022年版のフェムテック市場調査レポートを発行)。

約900名様のお申込みを頂き、ハイブリットで開催しました(以下は現地開催の様子。大多数の方はオンライン参加でした)。

開催後「やりきったー!」と一安心していたところ…お付き合いの深い取引先様から個別メールやチャットで「気にしないでくださいね」との連絡・・・。え???何がだろ??と思いながらも、無事終えた安心感から、その日は就寝。

そして翌日…。理由が判明しました。私は本番中はネットからはアクセスせずに現地会場からイベントを見ていたので気づかなかったのですが、どうやらzoom上のコメント欄が荒れていたとのこと。そして、終了後のアンケートにも引き続き、私への(ネガティブな意味での)名指しコメントが。

その日、即座にお申込みいただいた約900名の方々にお詫びのご連絡をさせて頂いたのですが…心から猛省いたしました(コトの経緯は上記の記事に掲載)。改めて、このときは大変申し訳ございませんでした。

一方で、いつもお取引くださってる方/出会ってまだ間もない方/お会いしたこともご連絡したことも一度もない方などなど。複数人の方々からは「謝罪メール拝読しましたが、~~~~~。」といった、涙ホロリな応援メッセージを頂きました。私に非があったとはいえ、いつも当社を応援してくださったり気にかけてくださる方々がいてくださることは、とても嬉しかったです涙。

(私自身、しっかり今回の件を受け止めた上で、女性ヘルスケア市場のシンクタンクカンパニーとして、業界の皆さんに向けて引き続き、多様な形で役立つ情報を発信していこうと思います。どうぞ引き続き、当社ご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます!)

さて。このときの開催テーマは「ジェンダード・イノベーション」。900名にご参加お申込みをいただいたことで、フェムテック同様に非常に関心が高まっている領域であることを改めて感じています。ご参加を逃してしまった方は以下の開催レポートをご覧ください。ジェンダード・イノベーションの最新動向や、どういった企業さんがこの領域に関心を持っているのか?などをまとめています。

なお、矢野経済研究所さんには、来年2月に東京ビッグサイトで開催するイベント「ジェンダード・イノベーション ビジネスカンファレンス」に、ご登壇頂きます。テーマは「ジェンダード・イノベーションの未来予測、10兆円の潜在市場」ぜひご聴講ください(無料)。

(矢野経済研究所さん、誠にありがとうございました!)


【2022年10月】渋谷ヒカリエなどで啓発動画放映(運営:バカン/企画:ウーマンズ)

商業施設/オフィスビル内の女性個室トイレから、女性の健康課題・疾患を啓発することを目的とした動画広告サービス「ウェルビーングチャンネル」(混雑可視化ベンチャーとして知られるバカンさんと当社ウーマンズの共同事業)。

ウェルビーングチャンネルは「女性の健康課題・疾患を啓発する動画(当社ウーマンズ企画・制作/15秒)+クライアント企業の商品・サービスのPR動画(クライアント制作/15秒)」で構成されているのですが、世界メノポーズデーの10月は大手消費財メーカーさんがクライアントになってくださり、前半15秒では更年期を経緯発する15秒の動画を放映し、後半15秒は同社が持つミドル世代女性向けの商品の放映を行いました。

渋谷ヒカリエをはじめ、各地の商業施設の女性個室トイレでウェルビーングチャンネルが放映された様子を撮影したのが以下です。

女性の健康課題・疾患を啓発することを目的とした動画広告サービスとして、年明け以降当社でも力を入れてPR&販売していきます。

ちなみに、当事業を共同で行っているバカンさんには、来年2月に東京ビッグサイトで開催するジェンダード・イノベーションEXPOに「性別ごとに配信できるトイレサイネージ」ということでご出展頂きます。

同社の混雑可視化のIT技術は東京駅構内でも採用されています。先日、東京駅構内で食事してから帰宅しようと思って構内を迷いながら&お腹をすかせながら歩いていたときのこと。「今、どのお店が空いてる?」といった表示のサイネージがあったので、こりゃ便利だーと思いながらサイネージを見て、空いてる飲食店を探していたら、サイネージの下に同社のロゴを発見!なんと同社が展開しているサービスじゃないですか。感動して思わず写真をとっちゃいました笑。

(バカンさん、誠にありがとうございました!)



【2022年10月】性差医療講座のリリース(性差医療学会×ウーマンズ)

そして10月。フェムテックの一大トレンドやジェンダード・イノベーションへの関心の高まりを背景に、日本性差医学・医療学会さんと当社ウーマンズにて、「ビジネスパーソン向けの性差医療・性差医学講座(eラーニング)」をリリースしました。

性差分析による新たな商機発見や既存商品のマーケティング戦略立案にお役立ていただける内容で、総勢16名の医師たちによるプログラムを学べます。

登壇者が全員、医師・医学博士・教授のため、「医療人向けかな?」と思われがちですが、これらはヘルスケア事業を行うビジネスパーソンも学ぶべき内容だと思い、それでビジネスパーソン向けにリリースをすることになりました。(早速、大手製薬企業様にご活用頂いております)

同学会の現理事長は、東京大学卒業/東京大学教授/医学博士/ハーバード大学研究員…。副理事長は、医学博士/医師/ハーバード大学医学部 リサーチフェロー/マサチューセッツ総合病院…。

ーーーそうです、皆さんお察しの通り。お二方との打ち合わせでは一般ピープルな私の頭の回転速度では話についていけないことが度々あります汗。回転速度が合わないもんだから、会話がかみ合わず、お互いに理解しあえるまでに無駄に時間がかかったりすることもあるのですが笑、2023年は当eラーニングをヘルスケア業界に広めていくために本格的に動いていく予定です。理由は単純に、ヘルスケアビジネスをやっていく上では「性差」は必須の知識だからです。

なお副理事長の片井さんには、来年2月8日~10日に東京ビッグサイトで開催するイベント「ジェンダード・イノベーション ビジネスカンファレンス」に、ご登壇頂きます。テーマは「国内のジェンダード・イノベーション最前線 先行する「性差医療」に学ぶ、ヘルスケア業界の新スタンダード」。ぜひご聴講ください(無料)。

そんでもって、片井さんが副理事長をつとめてらっしゃる日本性差医学・医療学会が来年2月4日~5日に開催する「第16回 日本性差医学・医療学会学術集会」で開催されるセミナープログラム ジェンダード・イノベーション」には、私が登壇させて頂きます。

今年1年で印象的な業界動向の一つが「医療界とヘルスケア業界がゆるやかに繋がり始めている」ということ。女性ヘルスケア市場を10年以上にわたって分析し続けていますが、これは明らかにフェムテックの一大ブームによるポジティブな変化のように感じています。

(日本性差医学・医療学会さん、誠にありがとうございました!)


【2022年12月】年明け2月開催の「ジェンダード・イノベーションEXPO」開催に向けて全力疾走中!

そして。当稿の最後を飾るのは、健康博覧会×ウーマンズの2回目のタイアップイベント「ジェンダード・イノベーションEXPO」。

当稿の冒頭でご紹介した「FEMTECH ZONE」が盛況だったことから、2回目のタイアップが決定。テーマは敢えて「フェムテック」をやめて「ジェンダード・イノベーション」としました。フェムテックの一大トレンドが後押しとなって、ヘルスケア業界では一気に「性差(ジェンダード・イノベーション)」に対する関心が高まってきているためです。

国、アカデミア、各メディアがこの1~2年「ジェンダード・イノベーション」に関する取り組みや情報発信を行っていて、例えば「女性活躍・男女共同参画の重点方針(女性版骨太の方針 2022)」では、ジェンダード・イノベーションに関する言及がなされたり、日本学術会議と広島大学が公開シンポジウム「ジェンダード・イノベーション 一人ひとりが主役の研究開発が新しい未来を拓く」を開催したり、日本経済新聞が性差分析や性差医療に関する記事を公開しています。

てなわけで、これから盛り上がっていくジェンダード・イノベーションをテーマにした当EXPOですが、今回は前回から様々な点で企画内容がバージョンアップしています。

(バージョンアップさせたからこその課題も当然たくさんあって。それもあって、同EXPOの統括責任者のSさんと、私は今年はぶつかることもシバシバでした苦笑。当社はコンサルティング事業の方で、10年以上にわたり色んなプロジェクトに携わってきていますが、コンサル業務でクライアントと揉めるとかはほぼ無くて、割と淡々と進んでいくんですよね。でもイベント事業は当EXPOに限らず、相手先企業とぶつかったり揉めたり、どなったり、テーブルをひっくり返すようなことが多い、多い…苦笑。イベント事業はメンタルの強さ、度胸、性格的な強さ、絶対に期限内にやり切るというナイフのように鋭い覚悟がめちゃめちゃ大事なんだなーってこの一年で学びました。もともと、私は正確が乱暴者な方ですが、イベント事業やってると、より一層そのキャラクターに磨きがかかりそうです……トホホ…)

①出展企業の皆様

まずは当EXPOの主役、出展企業様。こちらは間もなく公開となりますのでお楽しみに!

②オフィシャルメディアパートナーの皆様

オフィシャルメディアパートナー様として以下の一般向けメディア様と、業界向けメディア様に応援頂いております。ちゃっかり、当社が運営する女性ヘルスケア市場に特化したビジネスメディア「ウーマンズラボ」も入っております!

  • フェムケアプロジェクト(産経新聞社)

  • WeSayプロジェクト(ハースト婦人画報社)

  • Aging Gracefullyプロジェクト(朝日新聞社・宝島社「GLOW」)

  • もっと話そう!HelloFemtech プロジェクト(宝島社)

  • アフタヌーンエイジプロジェクト(主婦の友社)

  • OTONA SALONE(主婦の友社)

  • たまひよ(ベネッセクリエイティブワークス)

  • President Woman(プレジデント社)

  • からだにいいこと(からだにいいこと)

  • マイナビウーマン(マイナビ)

  • 赤ちゃんがほしい(主婦の友社)

  • シティリビング

  • マーチャンダイジング

  • 国際商業

  • エステティック通信

  • 美容経済新聞

  • 医学のあゆみ

  • 薬事日報

  • ヌーヴェル・エステティック

  • Bella Pelle

  • 健康産業ジャーナル/美容エステジャーナル

  • 健康産業新聞

  • 食品と開発

  • DIET &BEAUTY

  • ウーマンズラボ


③ジェンダード・イノベーション ビジネスカンファレンスの開催

カンファレンスを3日間開催します。「自社の製品・サービスに、どうジェンダード・イノベーション発想を取り入れていけば良いの?」「産学官で盛り上がり始めているジェンダード・イノベーション。今後の市場動向は?」など、ヘルスケア業界のビジネスパーソンがおさえておきたいセッションが満載です。

ジェンダード・イノベーションをテーマにしたカンファレンスとしては国内最大級で、医療/アカデミア/企業/メディアの各界から著名人が登壇し、ジェンダード・イノベーションに関する最新トレンド、事例、課題、指針などをオーディエンスに提供します。ヘルスケア業界における「ビジネスチャンス獲得」「ユーザー満足向上」「患者アウトカム向上」につなげていくための最先端の情報をインプットできる貴重な3日間です。

実は当カンファレンスは今年秋くらいだったかな…健康博さんと話し合って急遽決まった企画なので、これも恐ろしいスケジュールの中で進行。なんせ全国の法人向けに45万部も配布される展示会招待状の校了に絶っ対に間に合わせる必要があって、健康博チームもウーマンズチームも時間との闘いの中でフィクスさせたという経緯があります。ふー・・・汗汗汗。

④ジェンダード・イノベーション ビジネスカンファレンス専用のステージも用意

そして当カンファレンス専用のステージも今回はご用意しております! このイベントステージづくりにおいても、健康博さんと当社にて何度も協議を重ねました。ジェンダード・イノベーション ビジネスカンファレンスへのご参加、お待ちしております!

(健康博覧会様、本番まであと少し。盛会目指して引き続きよろしくお願いします!)


講演

そしてこの一年は、久々のリアル講演にも登壇させて頂きました。昨年はオンラインがメインだったのですが今年はリアル登壇のお話が戻ってきたように思いました。

2022年2月には当社恒例の「女性ヘルスケア市場の消費トレンド発表」。

8月には神戸商工会議所様主催のイベントでフェムテックをテーマに講演。

10月は食品開発展2022でフェムテック・女性ヘルスケア市場における食品業界の商機についてお話させて頂きました。

(健康博覧会様、神戸商工会議所様、食品開発展様、誠にありがとうございました!)


2022年は、ジェンダード・イノベーションに向けた第一歩を踏み出した年でした

そしてこの一年は、業界紙や一般メディアなど色々なメディア様にも取材をして頂きました(以下ツイッターにまとめてます)。

そしてその度に「ジェンダード・イノベーション」について地道に発信し続けてきました。ヘルスケア業界に必須の「性差を捉える」という考え方である「ジェンダード・イノベーション」を引き続き、来年も広めていければと思います。それにより、今までにはなかったイノベーションがヘルスケア業界全体に起き、結果的に生活者や患者のヘルスケア向上/疾病予防/重症化予防に大きな効果を発揮するようになっていくだろうと思います。

とはいえ、自社の製品を「性差」で分けて開発・ローンチすることは、経済効率を考えると必ずしも最適解とは言えないケースもあり。でもやっぱり、ヘルスケア効果や治療効果、術後に必要なケアは性差が明確に出るケースも多々あるので、このジレンマをどう解消していくか?は大きな課題であり、ジェンダード・イノベーションを広めていくための大きなボトルネックになってくると思います。2022年は、今年頭に目標を宣言した通り!、イベント事業を強化できた一年でした。同時にジェンダード・イノベーションを業界に広めていくための第一歩となった一年でした。

引き続き来年も「女性ヘルスケア市場のシンクタンクカンパニー」として、ウーマンズ一同突っ走っていきます。今年も皆様に本当に支えられ続けた1年でした。今年も誠にありがとうございました!


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