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20240409の夢

あなたは夢を見ますか?
このアタシ、昔から夢多き女でありまして、紙の方のノートに書き留めていたのですが、どうせならこちらの方のnoteに記録しておこうと思い立ちました。
文章はてんてこ舞いに乱雑ですので困惑することと思います。



同僚のS子がハンドタオルを片手に腕を振り乱しながら私にサインを送ってきた。その隣にはS子の友人。私の知らない顔がいた。

S子は今から宇宙へ行くと言ってはしゃぎ、タオルをブンブン回して子供のように飛び跳ねていた。


「宇宙行くと幸せなことしかないんだよ!あんなこともさぁ全部幸せに変えてくれるし、楽しいことしかないんだよ!」

私はS子が羨ましかった。
私も早く宇宙へ行きたいのに野暮用があって行けない。

S子の友人はにわかに笑みを浮かべて微動だにせず佇んでいる。顔がぼやけていてはっきりとしない。
2人の両極端な反応に少々違和感を覚えながらも、やっぱり私はS子が羨ましくてならなかった。

「先に行ってるけどさ、上からアンタだと分かるように目の下に青いインクでペイントしてよね!そのインクが光って見えるから。じゃないと上から見つけられないんだよね。何かあったら助けるからさ!」
と言って、S子は私の知らない友人と宇宙へと消えた。



母を訪ねた私。

シャンプーをして扇風機で髪を乾かしていた母の姿は、玄関のドアをわざわざ内鍵で固定している隙間から伺えた。夏だった。

私は購入した健康食品を母にもおすそ分けしようと思って持って来ていた。

大きなダンボールに入っているのは果実がたっぷりと入った健康に良いらしい通販で買ったドリンク。ミニサイズのスチール缶20本。そして太くて高価なソーセージ数本。

企業の冊子には、糖質で健康が損なわれるゾ!云々の説明が記載されていたが、飲んでみるとアロエの果実のようなドロっとしたものと、これまた甘い液体が入っていて、何故か「ネクター」を連想させた。

冊子に書いてあることと商品の矛盾点に戸惑うことなく、母と私はグビグビ飲んでいた。


突然に、お隣に住むほっそりとした女性(30代くらい)が母の家の壁を割って入ってきた。白地に薄緑の細かい花柄のワンピースを来ている。

「これ持って行って」
と、母が惜しげもなく、私が持って来たダンボールの中身の太くて高価なソーセージを1本2本と女性に渡していく。

「良いんですか!ありがとうございます」なんて遠慮せずに女性が受け取る。色の白い彼女はノーメイクだったが笑顔が眩しかった。

私は内心(そのソーセージは高いんだから勝手にあげないで)と憤慨していると母は私の様子に勘づき、「こっちはあげても良い?」と、魚肉ソーセージをダンボールから取り出した。

それだったら良いと頷く私。

女性は嬉しそうに高価なソーセージと魚肉ソーセージを手に、いつしか消えていた。


それよりも何よりも、このドリンクは48,000円だったことに若干の後悔と不安が念頭にあった。
月々4,800円の10回払いも可能!などという言葉に騙されたような気分がしていた私だった。



宇宙へ行くと、そこは温かくて白い空。
人が寝れるくらいの大きな花が咲いていて、噴水からはキラキラ輝く細かい宝石が湧き出ていた。

その場にいるだけで感じたこともない幸福感に包まれ、細胞が生まれ変わるのが分かった。
全ての不安や不満が一滴残らず消え去り、真の幸せに気づかされた私は、宇宙から離れたくないと願っていた。

そこここの人々が笑っている。
宇宙に行くだけで悩みが全て消えてしまうし、願いも叶えてくれるので沢山の人で賑わっていた。

地球で疲れきった心を浄化してくれるのが宇宙だった。



~自己解説~

宇宙が好きなのでね。昔から宇宙の夢は見ますが、今回は幸せな気持ちにさせてくれました。寝起きも気分が良くてしばらく余韻に浸っていました。本当の幸福感を教えてくれた気分だったし、天国のようだった。臨時体験のようでもあった。

ソーセージは、普段は買わない高いソーセージが半額になっていて買ったので夢にまで出てきた模様。魚肉ソーセージは久しぶりに買ったのでおまけに出てきた模様。

健康ドリンクについては、常にハチミツ水やら黒糖水やら語っている私の頭の中が整理された模様。

母が髪を乾かしていたシーンは、母が「髪切って染めたの、どお?」と言っていた記憶でしょう。


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