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夏に向けて

暑くなってきた。日本は梅雨に入ったのかな?

こちらは来週から最高気温が30度以上になるそうだ。

30度位ならまだしも、40度近くなると、ちょっと・・・・道路で目玉焼きが出来るというのなら、私には道を歩いてて、脳みそが煮えるような感じがする。

今日は暑かったけど、昨日は曇りで雨が降って、涼しかったから、上着が必要だった。

スペインでは、ことわざで、

Hasta el 40 de mayo no te quites el sayo(*アスタ・エル・クアレンタ・デ・マジョ・ノ-・キ-テ・エル・サジョ)

「5月40日までは上着を脱がないで!」とか「5月40日までは上着を羽織って!」って訳されるんだけど、この時期によく使われる。

(*スペイン語は「H」は発音しない。)

5月40日って何かの間違いかと思われるかもしれない。

正確には6月9日(nueve de junio)なのだけど、5月の「マジョ」と上着の「サジョ」の韻を踏むからだということらしい。

とにかく、それまでは天候が変わり、気温が上がってきても、昨日のように、いきなり下がったりする。

なので、暑くなってきたからと言って、冬服から夏服に入れ替える時に、全部冬物をしまってしまうと、寒い日があるかもしれないから、上着が必要になる。

私もそんなこと忘れて、暑くなったから、全部入れ替えてしまって、失敗したことがあるけど、そろそろ一年に2回の入れ替えを行わなければならない。

暑さは嫌だぁ! きっと、今年も熱波が来るだろうし。

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暑くなると、アイスクリーム、アイスキャンディなど冷たいけど、甘いものが食べたくなる。ビールとか・・・。

私はそういうものを食べたいとか飲みたいという欲求を抑えたいと思っている。

もともと私は辛党だったのに、最近、血圧のことを考えて、塩を減らしているため、その反動なのか、甘いものを食べるようになってきた。最悪。

頭の中で、「骨が弱くなるよー」、「太るよー」、「虫歯になるよー」とニヤニヤしながら話してる。


今日は友人に中華食材店に買い物に連れて行ってもらい、いつもと違う店に入ると、そこに・・・

「どら焼き」があった。

この辺では手に入らない。しばらく・・・1年以上食べていない。

私は目をつぶったけど、友人が買ってしまった。そして分けてくれた。

「ノー」と言えない私・・・

おいしかったけど、日本で食べるどら焼きの方がやっぱりおいしい。日本製だったのに。


日本の食べ物のことを思い出したら、話がずれそうになった。


ということで、甘いものを食べたいという欲求を抑えないといけないなと思っていたら、ちょうど良いことを聞いた。

それは、

セルフコントロール。

何か欲しいものがあると、ドーパミンという神経伝達物質が生じて、気分を良くする。

脳は何かが欲しくなると、それを今すぐ欲しくなる。

たとえ、脳が何か欲しくなったとしても、ストレスさえ感じなければ、その欲求を抑制するために、いつ、どうやって、満足させるのかということをゆっくり考えて処理出来る。


そこで、

まず、自分は何が欲しいのか見極める。そうすることで、脳のストレス反応を抑える。

例えば、チョコレートが食べたいとか。

でも、自分に都合のよくないと思われるものが欲しくなる時、それをダメだというのではなく、受け入れて、

「あ、チョコレートが欲しいの?大丈夫。食べれるからね。でも、10分待って。」と自分に言ってあげる。

この10分が決め手となる。

なぜなら、脳はこのようにゲームみたいに決められたことを理解すれば、気持ちを落ち着けて、ストレスホルモンを抑えるのだそうだ。

そして、また、脳に「わかってるよ。ちゃんと食べれるからね。でも、10分後にね。」と言ってあげて、誰かに電話したり、音楽を聴いたり、ちょっとストレッチしてみたりして、気を紛らし、自分の欲求と全く関係ないことを10分行う。

すると、誘惑に負けずに、健康に良い決断が出来るというわけだ。

最初はこんな風に脳を教育するのに苦労するかもしれないけど、ちょっと我慢して、訓練すれば、脳のストレス過多の反応を減少できる。

そうすれば、私たちは欲求の支配者になって、奴隷にはならない

色んな欲求に当てはめられる!!

今年の夏はプールや海に行けそうにないか・・・残念だけど。

でも、ちょっとやってみよっーと!

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