きょうのパリ散歩

嵐が去って、一日すっきり晴れたきょうは、
すこし長めの散歩、モンマルトルへ。
トップの写真は、サクレクール寺院の手前の公園。
日が落ちるのを、なにも考えずぽやーっと見る。

わたしの家はモンマルトルの丘の北側、
地域でいうとエピネットという所にあります。
丘のまわりには、こんな急な階段がいっぱい。
近道したければ、体力を使えと。

モンマルトルにあるメトロ12番線のラマルク・コーランクールの駅は、
乗り場が地下深くにあるので大きなエレベーターがあります。
もっと丘の上のアベスという駅にもある。
エレベーターに乗らないと、上りはけっこうキツい。
最近、どっちの駅のエレベーターも改装して、可愛くなった。

コーランクールの通りから上って、すぐに見えるのがシャンソニエのラパン・アジル。
一回も入ったことない。

右手にはクロ・モンマルトルという、小さなブドウ畑。
パリ市18区の区役所が管理していて、最近ビオ(オーガニック)になったそう。
秋のフェット・デ・ヴァンダンジュ(収穫祭)のときにここのワインが売られます。
高くて美味しくないともっぱらの噂だけど、飲んだことない。
ブドウの成長具合をチェックするのが習慣です。

今の時期は、観光客も少なめで丘の上も静か。

神頼みしたいときだけ入る、サクレクール寺院。
わたしの神様は、きっとここには居ないだろうが。

ちょっと暗いけど、やっぱりきれいな風景。
ここに数多くの生活がある。
こう見ると、パリも広い。

ピカソやブラックらが作品を創り生活した
ル・バトー・ラヴォワール(洗濯船)。
すこしだけ展示スペースがある。
さりげなさすぎて、気づかない人も多い。

さて、きょうも家に帰ろう。