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☆お母さんお父さんの生き方が最高の教科書になる☆


子供ってほんとうによく見てる。
そして、よく聞いてる。

お母さんやお父さんだったら、
「あれ?この子どこでそんなこと覚えたの?」
「やだ。この子わたしの口ぐせしゃべってる!」
な〜んて経験は一つや二つではないのでは?


1.あなたの口ぐせ大丈夫?

わたし自身に子供はいないけれど、
先生をしていた頃
ひやっとしたこと爆笑したことは数知れず。

1年生なんかは、
それはそれはご丁寧に
お母さんやお父さんの言ったことややってたこと
教えにきてくれる。

これは言うとダメかな、
これは言っても大丈夫かなという
判断基準が甘々だから面白い。

それを聞いていると
ほんとうによく見てるし、聞いてるし、
覚えてるんだなぁとしみじみ思う。

クスッと笑ってしまいながら、
たまにわたしの口ぐせなんかを
友達に言っている子どもを目の当たりにしたりすると、
とてもとても考えさせられた。

自分が無意識に使っている言葉は、
果たして大丈夫だろうか?

自分が知らずしらずやってしまってることは、
いい影響を与えるものになってるだろうかと…。


2.完璧な先生は完璧じゃない?

どんなに
「仲良くしましょう」
先生がくり返しくり返し子どもに伝えたとしても

その先生のいる世界が
仲の良い世界になってなかったり、
影で悪口を言ってたりしたら本末転倒。


「勉強が大事」「努力が大事」
と言っている先生が
手を抜いてたり、さぼってたら
言葉は伝わるどころか逆効果。


子どもたちは、
小学生でも直感的に理解しているし、お見通し。


言葉でどんなに綺麗事を言うより、
その先生が実際にどんな生き方をしているか、
言葉と生き方が一致している
がとてもとても大事なんじゃないかと思う。


それは別に完璧人間になれと言っているのではなく、

「先生も仲良くしたいんだけど、
どうしても合わない人もいるんだよなぁ」

「先生もサボっちゃうことあるから、
次がんばろうな」

なんて、人間らしい部分、
完璧じゃなくていい姿を見せてあげる方が
子どもには安心や意欲を与え、
それが自己肯定感にも繋がっていくんじゃないかと
思ったりもする。


先生の在り方というか姿、
生き方そのもの
なにより子どもにとって最高の教科書になる。

3.子供に言ってること、自分はできてる?

ちょっと耳が痛い話になるかもだけど、
これが先生ではなく親の立場に置き換えてみたら
どうだろう。


「宿題しなさい。勉強しなさい」
と言っているお母さんが
まったく勉強している姿を見せていない。
(というか、勉強してない)

「ゲームばっかりしてるんじゃない!」
と言っているお父さんが
スマホばっかり触ってゲームしてる。

「動画ばっかり見てないで本を読みなさい」
と言っているお母さんが
本を楽しそうに読んでいる姿を見たことがない。

「ちゃんと片付けなさい」
と言ってるお父さんが
家の中でいちばんだらしがない。


これじゃ、まったく説得力がない…。


子どもたちはほんとうによく見てるから、
やがて成長し、口が達者になってきたら、
言い返すことができないなんて経験した人も
いるかもしれない。


子どもに勉強してほしかったら、
まず親が勉強する姿を見せる。

本が好きになってほしかったら、
まず親が本をたくさん読む。


お母さんやお父さんの在り方、生き方が
子どもにとっての最高の教科書になる。


これは本当に間違いない。


4.“楽しく”が大人も子供も大事なポイント

ただ、これも完璧人間になれと言ってるのではなく、
(わたし自身も聖人のようには絶対なれない)
お母さんお父さんの好きや得意といった
“らしさ”を出しながらっていうのがポイント。

受験勉強のような勉強ではなく、
お母さんが好きなことを学ぶ、
お父さんが興味ある本を読んでみる。

それでok!

“楽しく学ぶ”っていうところが
と〜っても大事!!

楽しそうに見せるじゃなくて、
ほんとうに楽しい、面白い。

そんな姿でお母さんやお父さんが学んでたら、
子どもは学ぶことって楽しんだって感じるようになる。



なぜか、日本には「勉強=辛いもの(苦しいもの)」
というイメージがあるように思う。

大人になると、ようやくそこから解放されるみたいな…。


それは、嫌なことも無理やり学ばなきゃいけない
システムで育ったからかもしれないし、
自分には合っていないやり方を強いられて
うまく理解できなかったという経験からきてるのかもしれない。


でもね、本来学ぶことって楽しいこと


学び続けている人はいくつになっても若いし、輝いている。

お父さんやお母さんが輝いていたら、
その子供が輝かないわけがない。

5.おまけ

以前、夜間保育の保育士さんをされている方に
お話を聞いたことがある。

そのエピソードがまさに“親の生き方が教科書”を
物語っているようだったのでちょこっとご紹介。


その園には母子家庭や父子家庭のお子さん、
夫婦共働き&夜間など不規則勤務家庭のお子さん
が登園してきているそう。

忙しい中、一生懸命子育てして、
子供との時間も大事にされている家庭もあれば、
あまり家で見てもらっていない子も多いらしい。


<①満たされない子供>

共働きで経済的にはとても裕福なお家の子は、
おねだりすれば何でも買ってもらえる環境。

でも、“ほんとうにほしいもの”“ほんとうに求めているもの”、
たとえばお母さんとのスキンシップだったり対話だったり
欠けているため、満たされていないのだそう。

だから、他の子のことが認められないし、
褒められないし、素直になれない。

結果、友達に対して“言葉”や“行動”での
攻撃をしてしまうんだとか。


<②おままごとをしない子供>

どの時代も“おままごと”は小さな女の子の遊びの鉄板。

けれど、親が料理をしない(台所に立つことがない)
お家の子供はおままごとをしないのだそう。

ようは、野菜を切ったり、鍋でコトコト煮込んだり、
お肉や魚を焼いたりする姿を見たことがない
から、
真似しようとも自分もやってみたいとも思わないのは
当然といえば当然…。

ごはんは外で食べるもの。
ごはんはコンビニのお弁当。
ごはんはチンするとできるもの。

その子にとっては、こんな感覚なのかもしれない。


ちなみに、おままごとをしない子も
“先生ごっこ”はするんだとか。

それは“先生”のやること言うことはよく見てるし、
知っているから。
きっとやってみたくなるんだろう。


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これからスタートする『shareわせroom』は、
大人が“楽しく”学んで、それが子供や家族や友達に
shareわせ(幸せ)エネルギーとして広がっていく。

そんなコミュニティ(楽園)にしたいと思います。

『shareわせroom』って?

ワクワクする人、この指と〜まれ♪ヾ(๑╹◡╹)ノ"


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