龍神ハクちゃん　魂からみた運勢のはなし

ふううぅ・・・

この所、とても疲れていた。。
二人の子供達が順番に熱を出し、月末の仕事のピークの中で大忙しだった。。

しかも子供達からしっかり風邪が移って、子供と違って体力のない大人にとって風邪はなかなか厳しかった。
そこに
運の悪い事に、エネルギー的にも打撃を受けて、体中の筋肉も痛んでいた。まるで交通事故にでも遭ったように身体が痛かった。。かんべんしてよ。。

身体とエネルギーの調整を繰り返し
数日かかってようやく体調が戻ってきて
今日はようやくエネルギーを補充できている

運転をしながら外の景色を見ていると

なにやら意味ありげな雲が目の前に。。

何かを告げるようなドラマチックな雲が目の前に広がっている。
まるで天地創造を思わせるような壮大な空模様
今は朝ではないが、まるで太陽が昇ってきた様な光景に見える。



今日は龍神ハクちゃんと話たいな・・・
雲を見ていたらそう感じて
いつもの優しい白金の龍神さんにコンタクトを取ってみた

ハクちゃんや～い

すると直ぐに声が降りてきた

ハクちゃんの様子からするに
どうやら今日は何か話したくて仕方ない様子。。
今日は何か色々話してくれそうだ。

龍神ハクちゃん
今、目の前の雲を見て何かを感じたようだね
この壮大な雲の光景を見て何を思った？

ERI
んんん～
今昼間だけど、何だか壮大な雲で・・・
まるで朝日が差す時の光景のように感じてたの
雲を見ていたら、今自分の人生がどんな運勢の位置にあるだろうかと
ふと考えてね・・・
自分の人生が今、日の出にいるのか。
それとも
これから暗くなる日没なのか…

これから歩む人生が良い運気の流れにあるといいなぁ・・・
雲を見ながらそんな事を考えていたかな。。

龍神ハクちゃん
朝日・・・
日の出だね。
君はこの空を見て朝日のように感じたのだね。。
人はよく、運気の流れを気にするね。
良い運気　と　悪い運気

良い運気を　
日の出と表現しよう
そして
悪い運気を　日没と表現しよう


人は・・・いつも日の出と日没を勘違いする。

日没を見る時、人は大変落胆する

これから悪い事が起きるのではないか
何か悲しい事が起こるのではないか
そんな事を一喜一憂する。
そして
日の出を見る時、人は嬉しくなる
これから良いスタートが始まり幸せな出来事が訪れる
そう期待して、また一喜一憂するだろう。

だがね今、目の前の雲をみてどう思う？
この光景は、今君には日の出の雲に見えたかもしれないが
実は、よく見てみると日没にも見えなくもない

今、時刻と方向を把握しているから
東の空が明るければ日の出
西の空が明るければ日没
情報を頼りに、そう見ているだけなんだ

もし方向も時刻も分からずこの光景だけを見たら
日没なのか
日の出なのか
実はよく分からないだろう

だから君達は
実は情報で状況を見ている所があるんだ


始まりがあり終わりがある
人間はそう思い込んでいる

だから良い運気と悪い運気
それを交互に繰り返し
太陽が昇ったり沈んだり
それと同じような人生を送っているそう思い込んでいる

ＥＲＩ
えっ！違うの？
でも運気の良い時と悪い感じ・・・
これまで生きてて、本当にあったように私は感じているけど・・・

龍神ハクちゃん
私はね、神社に属さない龍神なんだ
いわゆる自然霊みたいな宇宙に近い存在だ
だから、少し達観して君達人間の魂を見る事ができる
だからこそ言える事があるのだが
【運勢】というものは、人間にとって便利だから作られた所があるんだ

ＥＲＩ
えっ！（ホンマかいな）

龍神ハクちゃん
信仰はある意味サイクルを必要としている
種蒔き・成長・収穫
これが自然を扱う中でで必要なサイクルだ

人間はそれが自分達にもあると考えた

色んな統計をとって実際それを見付けだしたんだ

占い

と呼ばれているね。

占いは実際、的中する部分がある。
その人間の成長のリズムを推し量って、正解を打ち出すだろう

だがね・・・

もっと大きな奇跡に乗っている事を
占いに振り回されると
ついに忘れ切ってしまうんだ・・・
特別な魂である事を忘れてしまう



流れは大切だ
私は占いを否定している訳ではない

大きな流れに対する謙虚さは
様々な困難を柔軟に返すだろう
時として流れに身を任せる事も大切なのだが・・・

だがここが肝心なのだが

日の出と日没を間違える・・・

ここに尽きる


私は知っている
時に人間が、人生に耐え切れず天に帰ってしまう事が起きるのを
彼らは人生の地獄を体感している

日没の闇を
人生で経験しているだろう


だが私達、永遠なる存在から人間達を見ると

日没（運勢の悪い時）こそ
人は類まれなき光を経験している。。

これは私達、永遠なる存在が最も尊敬する部分だ

我々は、君たちのような
尊い経験を積めない存在なのだ

人間はなんと勇敢で美しい生き物だろうかと
我々は、実のところ人間に感嘆しているのだよ

だから我々は
君達が神社などに手を合わされると
力になりたくなるのだ


運気が悪い時
君たちは最も光輝いている

だから、占いでいう【運気の悪い時期】
本当はこの時期こそ
魂は日の出の時期を過ごしているように
私達にはそう見えている

最も尊い経験を積んでいるんだ
本当は何にも勝り輝いている

だが人によって試練は過酷過ぎる場合がある

だからそんな時に
「輝いている」
そう告げてたところで・・・納得いかないだろうがね・・・


日没の時
試練で人は傷付き、心を病んでしまうだろう
日の出の時
人は喜び、幸せを感じるだろう


だが覚えておいて欲しい
最終的な局面に到達すると
本当の所、運勢など無いようなものなのだ

無という意味ではなく

日の出も日没もなく
始まりも終わりもなく
陰と陽もなく

貴方がそのままに在る
在るがままに在る

運気という概念を乗り越え
特別な存在としてそこに在る

思想の責任をもてば良い

思いが現実となる一端を見なければならない
これは引き寄せとも言えるだろう

超存在なる人がいて
その人は自在に人生を創造している
幸運を自分で引き寄せている
自分とは違うそんな特別な人間がいる
そう思っている人間が多いが
実は少し違う

人は等しく全ての存在が
超存在だと気付かなくてはならない・・・



日の出も日没もない
それでは太陽が無くなってしまう

そう思うかい？
そうではない

太陽は大地・地球の影になっているだけで
影になれば夜が来るだけで
そのつど太陽が無くなっているわけではない

実際には太陽はずっと輝き続けている
貴方は影に振りまわされているだけなのだ

肉体には時間を必要とするから
夜になると眠り、朝になると目が覚める
肉体にはサイクルがあるが
けれど魂はもっと深淵なる源の魂・ソースは
太陽のように影がなく輝いている

魂に運勢などないのだよ
あるのは肉体のバイオリズムだけ

貴方はバイオリズムに支配された魂なのではない

【消えない光を放つ存在】
そう感じて欲しい

そして魂のままに生きて欲しい

ＥＲＩ
・・・・・
今日のハクちゃんの話は、私にとってはとても難解に感じた
でも感覚で何となくしっくりくるような感じがする

これからどんな運勢なのだろうか
そう一憂していた私

これまで人生は困難な連続だった

その時の運命が運勢のサイクルの一部なら
またそれが戻ってくるのが恐ろしかった

【魂に運勢はない】
ハクちゃんの教えはそんな教えのようだ。

魂の光をもっと信じて
人生を生きていったら・・・
どんな奇跡が起きるんだろう

今日は久しぶりにワクワクするような気持になった

ハクちゃんにはまた色々と
ワクワクするような事を教えてもらいな

そう思い龍神さんにアイコンタクトを送ると
目を細くして応えてくれた