えりこ

古墳などの遺跡、動物、胎児、過去に生きていた存在と対話します。生きている存在のセラピー…

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古墳などの遺跡、動物、胎児、過去に生きていた存在と対話します。生きている存在のセラピーやヒーリングも可能です。

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最近の記事

鏡セラピー

三角縁神獣鏡に代表される青銅鏡 これを見たときに何を感じるだろうか? 実はこの青銅鏡は、見る人によって感じるものが違っている 鏡を見たときに感じるもの それは、自分の本質と離れているものが映し出されている 嫌悪、怒り、悲しみ、憤りなどなど… 古代の人々は、鏡に対峙したときに映し出される姿とエネルギーを教材にして、本来の自己に戻すためのチューニングをしていた 鏡を使った心理セラピーだ 青銅鏡は何かしらの働きで、エネルギーを通過させない効果がある その効果によって、見た人

    • 古代の巫女という職業

      出雲 西谷古墳群で古代の巫女の仕事に関する情報を受け取った 弥生〜古墳時代の出雲は北陸や吉備の民族も統括していた それは支配ではなく、共同創造の関係 出雲の王や人々はスピリチュアルな面でリーダーとなり、北陸や吉備の人々の物づくりや技術をシェアする それぞれの地域ならではの農産物のシェアも定期的に行われていた 同じ日本人であっても地域によって扱う言葉が違うことから、より詳細な情報をやり取りするためには通訳や翻訳が必要だった 例えば、同じ青森県でも南部弁と津軽弁では全くと言っ

      • 蜘蛛の巣の仕組み

        蜘蛛から教えてもらった、蜘蛛の巣の仕組み 糸を放射状に吹き流すと、その中に何かに引っ掛かった糸がある その糸を手繰って行き、巣をかける場所として構造的に適しているか察知する まず、柱の役割である糸を3〜4カ所にかける その柱はY字になっていて、巣の中心部にY字のうちの2本 他の1本は樹木や屋根などの基礎となる物にかける Y字状に糸をかけるのは、風や餌となる虫の衝撃で巣がよれてしまうのを防ぐため 縦糸を張り終えたら横糸を張る 巣の中心は蜘蛛の待機場所なので、あまり横糸を

        • 水銀朱の役割

          西谷古墳群の石棺には水銀朱が敷かれている 中国では水銀は不老不死の象徴として扱われていたが、果たして水銀朱にはどのような意味があり、役割を果たしたのか? 古墳内に展示された水銀朱の埋葬風景を眺めていると、このような情報を受け取ることができた 水銀朱の赤色は、血液に感じる生命エネルギーを表現している 血液は体外に出てしまうと変色するが、水銀朱は時間が経っても鮮やかな赤色を留めている 朽ちることがない生命エネルギーの象徴 王や王妃の肉体は生存を止めてしまっても、その生命エネル

        鏡セラピー

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        • 巫女
          2本
        • 動物対話
          1本

        記事

          子持ち壺の用途

          出雲市の西谷古墳群から出土した土器の中に、一風変わった形状のものがある 出雲型子持ち壺 まるで岡本太郎の作品か?というくらいに突飛な形状 この壺はどうやら瞑想やヒーリングに用いられていた道具のようだ 出雲旅行の往路で、民家の間から煙が立ち昇っているところが車窓から見えた その時、私は車酔いの状態で気持ち悪さと格闘していたが、その立ち昇る煙を見た瞬間に気持ち悪さが消えてしまったのだ 数分後には再び気持ち悪さが戻ってきたのだが、何故、煙を見て良くなったのかがわからなかった

          子持ち壺の用途

          もしも現代のクリエイターに古墳作成を依頼するとしたら

          もしも、私が古墳を企画することになったら… 埴輪は鹿児島睦さん この方の作品は少女趣味のようではあるけど、どことなくシンボリックな要素を感じることがある 特に立体の作品は楽しい そう。埴輪はシンボルの一つであり、可愛らしい感覚であることが大切 いくつか鹿児島さんの作品を部屋に置いているのだが、代表作の黄色い鳥やウサギの花器は埴輪に最適 須恵器や土師器は五十嵐元治さん 福島の会津で磁器を作っていらっしゃいます この方の作る器は、まるで判を押したように正確な形とエッジの効

          もしも現代のクリエイターに古墳作成を依頼するとしたら

          古代の祭祀と天候

          出雲の古墳の上で受け取った情報は、ある種の入り口のようなものだった。 古墳に封印されていた情報は、何かをきっかけにやってくることがある。 古墳に隣接している資料館で、古墳上での祭祀の様子をミニチュアで再現していた。 その様子を見たとき… 祭祀は天候状態、時間帯が重要だった 雲が無い快晴で、風が吹いていると更に良い なぜなら風は大いなる存在の表現だから 時間は正午前後 何故なら、太陽(アマテラス)の光を真上から受けることで繋がりを強め、人や物の影が最も小さくなる。 大いなる

          古代の祭祀と天候

          古墳の縁取りは結界だった

          出雲市駅から車で10分くらいの場所に西谷古墳群はあります。 弥生時代末期から古墳時代の初期にかけて作られたもので、最も古い古墳と言っても過言ではありません。 この古墳はベースが長方形で四隅がヒトデのように伸びていて、その伸びた部分から古墳の頂に登ることができます。 古墳には縁取りのような石が並べられています。 この石。私の受け取った情報では結界なのだそう。 結界というと、場を区切って内側を保護するためのものだと思っていました。実際に、結界の意味を調べると、そのような意味で定

          古墳の縁取りは結界だった