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恵まれた環境なのに、苦しくて孤独で寂しかった過去

コーチングをはじめたきっかけでもある、私がこれまでの人生で一番苦しかった過去の経験について、これから数回に分けてお話しします。


私は東京の目黒区で生まれ育ち


両親に大事に大事に育てられ

幼稚園から大学までいわゆるお嬢様校に通い
習い事も塾も家庭教師もたくさんして


素敵なたくさんの友達にもかこまれ
何不自由なく、本当に恵まれた環境で育ってきました。



でもずっと心の中は不満でした。


いつも寂しくて不安で孤独


苦しくてなにかに押し潰されそうでした。


よく一人で泣いて、教科書や塾のテキストを破ったり、机に八つ当たりをして傷つけていました。



そして高校生の時に、ストレスから統合失調症を発症。


定期的に襲いかかってくるパニック状態
いつも恐い妄想が自分に襲ってくる


目眩と震えが止まらない
夜は眠れず、考えると過呼吸になる
微熱がずっと下がらず、常に怠い


ご飯も食べられなくなり、うどんやお粥ばかり無理して食べる
いつも腹痛と吐き気
喉にずっと違和感があり、声がでない



学校も休むようになりました。



いっけん、恵まれた環境にいるけど、
私の心の中はまったく満たされていなかったのです。


「寂しい」「つらい」という気持ちを誰にも言えずに


ずっと自分の殻の中に閉じこもっていました。




でもいまなら原因がわかります。


うちは家族があまり仲良くなかった。


いつも愛情たっぷりに育ててくれたけど、
お父さんとお母さんが一緒に笑って話しているところをほとんどみたことがありませんでした。


家の中にいるのに居心地が悪く、リラックスできず


話したいことが話せない


家族の前で自分らしくいることができない



だから、寂しかったのです。



本当はもっとたくさん話しをしたかった


もっとスキンシップをとりたかった


もっと自分をさらけ出したかった




このことに気付いたのは、高校、大学を卒業し、
就職した社会人8年目のときでした。



それまでずっと


自分はなんなんだろう?

人生ってなんだろう?


と悩み続け


なんでいつも苦しいんだろう?
うまくいかないんだろう?
と考えていました。


仕事や恋愛もうまくいかず、家族関係にも悩み続け、
いつも不満と不安でいっぱいでした。


どこにいても何をしていても、リラックスできず、心も身体も疲れきっていました。


2へ続く…

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