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③先輩社員の声(コンサルの私が座談会ですべきこと)

コンサルって何する人?
というところから
始まると思うのですが、

私はコンサルのことを
「お客様が決断するための
情報収集やプランを提案する人」
だと考えています。


そんなコンサルの私が
座談会にわざわざ参加するなら
就活生にすべきこと。

私の座談会に参加する(挑む)際の
心意気と言いますか…

私が達成したくて
就活生にも達成してほしいこと。


①座談会の目的

座談会は選考とは関係ない場として
設けられています。

その座談会をなぜ人事が開くのか。

会社によっても異なりますが、
弊社では「ギャップを減らすこと」
だと私は勝手に解釈しています。

本当に評価について
聞かれることはないですし
残念ながら座談会の参加者は
評価する権限がありません。

だからこそ、
できることがある
すべきことがあると思います。


評価に関係ないからこそ
就活生は自分の正直な
気持ちや考えを言えるのでは
ないでしょうか。

なぜ人事が就活生の
正直な声を聞きたいかというと
入社時の「ギャップを埋めたいから」です。

(他にも、採用したい学生の
志望度を上げたい
就活生の素顔が見たいなどの
理由もあると思います。)


ギャップを埋めたいというのは
単純に離職率を下げたいということ。

私も長く続けてくれる
優秀な人材を採用してほしいと
思っております。

(絶対に辞めないで!
ということではありません)


就活生にとっても
ギャップがある会社を
選んでしまったら後悔します。

就活生は100%ギャップの無い
企業に就職したいはずです。



②就活生が座談会で求めていること

ギャップを埋めるために
就活生がしたいことは
・この会社の本当の姿は?
・自分にとってどうなんだろう?
という判断材料を
求めているのではないかと思います。

ですので、
実際の残業時間は?
女性の働き方はどうですか?
など、マイナスな質問が多いです。


そして私も、
むしろたくさんマイナスな質問を
して欲しいと思っています。

ネガティブな質問や
不安が出てこないのは、
なんなら弊社に魅力を
感じていないのかな…
とすら思います!

(魅力的に思ってもらえなかったのは
こちらの責任です!(´;ω;`))



③私ができること・すべきこと

勇気を出して、
質問してくださった
就活生に対して

私ができることは、

私自身の考え・経験
(あくまで一つの意見)

私が客観的に思うこと
(一般論、総合的な意見)
をお伝えすること。


私がすべきことは、

就活生が「弊社」という選択肢を
検討する上で最低限知っておかなければ
いけないことを伝えて、

正直に、誤解を与えないように、
就活生の質問に対して適格に回答し、

まだ考えてもいなかった
新しい疑問を創ること。


このように考えています。


❐座談会を終えた後

私は座談会を始める前に
就活生からお時間を頂いて

『何故、私が座談会に参加するのか?』

「私ができることはこれで、
あなたたちはこいうことを求めて
今日、時間を作っている
と私は考えています。

だから私は
あなたのために
すべきことはこういうことだ
と思っている!

だから、皆さん正直に何でも
小さなことだ、くだらないことだ、
と思わずに何でも聞いてください!」

と伝えてから始めています。


その方が、わざわざお互いに時間を
作っている意味があると思います。


実際に、
伝えるようになってからは
「消極的な人が多いかもしれないです…」
と人事に言われていても
時間いっぱい質疑応答しています。



そして、
座談会の最後には

「これで弊社のことをナシと
思われてしまったら残念だけど、
ナシではないと思ってくれたのなら

『エリカさんはこう言っていたけど
他の人や経営陣はどうなんだろう?』
とか、新しい疑問を出し切って
次の面接に進んで欲しい!」

と伝えています。


【次回】『就活の心得』

【Erikalinについて】
『イタリア初心者向け情報』を発信中。営業職を新卒から4年。新卒採用の座談会をよく人事から都合よく頼まれる。そんななかで人事や広告収入目的じゃない、本当の現場の先輩社員の声を、どこかの就活生の目に届けば…そして私の備忘録の為にサブコンテンツとして「先輩社員の声」をお届け中。

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