私が復職した理由
生後6ヶ月での保育園入園
偶然が重なり、生後6ヶ月で年度途中(10月)に保育園入園/復職となった今回。まだ生後6ヶ月なのに保育園に預けることに対して、後ろめたさがなかったわけではありません。しかも、もともと2021年3月頃まで育休取得予定だったはずが、わざわざ期間を短くするなんて・・・もっと子どもの側にいてあげたらいいんじゃないと。そんな意見もあれば、認可保育園に合格できたのに、入園するか悩むなんて贅沢な悩み、という意見もきっとあるでしょう。でも、なにもかもが初めての私たち夫婦にとっては、私たち、そして、息子にとってなにが一番良いのか検討もつかず。もちろんやってみないと分からないので、保育園入園は賭けであり、自分たちが下した結論に対して緊張している私がいました。
最終的に、認可保育園に合格できたんだから、まずは入園してみよう、もし、合わなかったり、息子が幸せそうじゃなかったり、うまくいかなかったりしたら、通う時間を減らそう。なんなら、保育園辞めることだってできるわけだし。という結論にいたりました。入園するけれど、最終的なジャッジをする権利はいつでも私たちの手の中にあるということを感じていたかったんだと思います。
Pros/Cons
私たちが考えたPros/Consはこちら
Pros
・息子にとって新しい出会いがある
・認可保育園に入れる(今回の場合。4月入学だったら認証だろうと覚悟していたので)
・母親が社会復帰できる
Cons
・息子と接する時間が減る
・知らない人に息子を預けることになる
・コロナ感染リスクが高まる
・母乳育児が終わる(もともと混合だったので)
その他
・私自身の収入の金額についてはそれほど変わらない(時短のため、育休のときの給与と時短の給与がそれほど変わらず)
他人に子どもを預けることについて
今、振り返ってみると、このことに関して、非常にナーバスになっていたんだと思います。4月生まれなので、元々はもうすぐ1歳になる手前で保育園入園を予定していたのが、たったの生後半年で入園させることへの不安が一番大きかったです。(秋生まれの子だったら、生後半年頃に4月を迎えるので6ヶ月頃に保育園入園が一般的なのですが。)
この抵抗感は保育園入園してから、随分減ったものの、まだ、「半年で保育園に通っているの」とか「こんなに小さいのに保育園通っているの」と言われると、息子への申し訳なさを無意識に感じてしまいます。(言っている方はそんな風に思って言っている訳ではないと思うのですが。)
こんな見出し、保育のプロである保育士さんに対して失礼なのは重々承知です。そして、他人の子どもなのに、毎日しっかり責任を持って見守ってくれて育ててくれる保育士さんへの尊敬は入園させる前から持っていたけれど、でも、今回、入園させるかさせないか選択の余地があったからこそ、家族で育てるか、他人に預けるかをとても迷ってしまいました。
結論を後押ししてくれたもう一つの理由
ゆっくり子育てしてから復職という手もあったのですが、保育園入園を後押ししてくれたのが、Newsweekの育児がテーマの特集号の記事です。子どもの幸せや成長は保育園に入園させたか否かや親子の過ごした時間の量ではないと。親がハッピーでいることが一番大切であると書かれていました。専業主婦として子どもとずっと過ごすことが幸せであれば保育園に入れるより一緒にいた方がいい、仕事が好きで育児によって自分がやりたいことを我慢していると思うようであれば保育園に入れて好きな仕事をして幸せを感じていた方が最終的に子どもの幸せに繋がると書かれていました。
もともと仕事が好き、人と関わることが好きな私は半年の育休で随分満足、早く社会復帰したいという気持ちが強かったため、早めの復職を選択しました。
保育園に入園してみて
実際入園させて、一緒にたくさんの時間を過ごせない寂しさはあるものの、入園してよかった、の一言です。
・プロが見てくれるので成長が早い(次の成長や行動が予測できているため、新しい行動にチャレンジさせてくれている)
・季節ごとの行事や遊びを経験できる
・周りに同年代の子がたくさんいるので社会性が身に付く
・栄養バランスが取れた食事が取れる
・おもちゃがたくさんある
親にとっては
・困ったらすぐ相談できる相手がいる
・プロの目、客観的な目でアドバイス、日々の様子を報告してくれる
という点からとても子育ての心配やストレスが減りました。
復職してみて
仕事って楽しい!復職してよかった!私の場合はこれが感想です。コロナもあったため、ほとんど出かけることもままならない産休育休だったため余計ストレスが多かったのもあるのですが、半年の産休育休は想像以上に長く手持ち無沙汰でした。
子どもの熱で呼び出されたり、休んだり、時短で思うように仕事ができないことへのメンバーへの申し訳なさや自分への悔しさは日々あります。でも、仕事ができることへの感謝、社会と関わりが持てることの感謝の方が大きいです。
これから
一つ、気になっていることはお迎えがどうしても18時ごろになってしまうこと。保育園児にとっては当たり前のことかもしれないのですが、お迎えの帰り道が真っ暗な時、もっと早くに迎えに行ってあげたい、一緒に過ごしたい、と思います。そして、その時毎回思うことがフリーで仕事ができたら、もっとスケジュール調整できるのに、ということ。帰り道、もっと良いライフスタイル、親子関係、家族関係が持てるよう、もっと新しい道を作り、進んでいきたいとベビーカーを押しながら考える日々です。
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