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幸せについてじっくり考えて、対話して、見てきた幸せとの向き合い方 #研究報告書

こんにちは、えりたかです。

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/

新しい働き方LAB by Lancers

6月から始まった #新しい働き方LAB の#新しい働き方実験 による #私の新しい働き方実験
半年を迎え、一旦、この実験は終了となります。
こちらは指定企画の最終報告書です。
実験の目的や研究内容を詳しくまとめた実験計画書はこちらになります。

6月から9月までの詳しい研究活動はこちらの中間報告書にまとめています。

◆実験の目的と背景

『自主企画』の個人ビジネス設立の内容がワーママ含めた女性のコミュニティ作りがテーマなのでそれと絡めた実験にしていきたいと考え、活動を開始しました。

女性が今よりもっとしあわせになれるコミュニティを作りたい。そのために必要な要素はなんだろう?
家事育児仕事と忙しいワーママ、自分時間が限られている中、子育てに悩み、自身のキャリアに悩み、ストレス発散の機会も少ない女性が前向きに生きる気持ちをまた持てるような場所ってどんな場所だろう?

今、振り返ると私はそんな漠然とした疑問を持ち、またそれを解決して女性が元気になるようなコミュニティをつくりたい。そのためにこの幸福学の実験でしあわせについて学びたいんだと思っていたんだと思います。

(研究計画書を書いていてやっと見えてきました。振り返るからこそ分かること。そして、この問いは、自主企画にもつながり、来年の計画にもつながる私のライフテーマだったということも見えてきました。詳しくは自主企画研究報告書にまとめています)

書き出してみることで見えてくるもの

◆検証したいと思っていたこと

当初は様々な実験計画を立て、自身が運営している音楽紹介twitter Morning Gloryと絡めたり、その後の女性コミュニティ立ち上げのための足がかりとなるアイディアをまとめたいなどと様々な目論見を考えていました。

結果、継続、習慣化が苦手な私はどれも半年間継続して検証することができませんでした・・・。
ある意味、実験失敗・・・。
でも、代わりに私の好きや強みである「なんでも挑戦してみる」「人と関わる」をベースに幸福学にまつわるチャレンジをしたのでそちらをまとめてみます。

◆研究活動の概要

  • 定期的な幸福度測定 〜まとめ〜

幸福度診断だけは、半年間続けられました!
手軽だったこと、細かく数値化されるので変化が気になったこと、twitterで幸福学のメンバーもシェアしていたので一緒にできたことが継続できた理由です。
変化を見てみると・・・山あり 谷ありでしたが、6月に比べて最新の12月の数値は大幅に、全項目アップ。(社会の幸せ力以外)

アタラボに入ったときは、人生迷子で、なにか悪いわけではないけれど楽しいと思えなかった。やりがいや生きがいがなかなか見つけられなかった。
そんな中、アタラボは私に光を指してくれました。
前野先生の幸福の4つの因子がうまく交差し、
アタラボで様々な企画にチャレンジ(やってみる因子)
結果、なんとかなる、やりたいという気持ちがあればできると気づく(なんとかなる因子)
たくさんの素敵な人と出会い、交流でき、お互いに感謝しあえる関係を築き(ありがとう因子)
自分らしくいることが許され、自分らしくいることを応援してもううことで、日々、アタラボ内外で自分らしく生きられるようになってきた(あなたらしく因子)
半年間だったと思います。
アタラボと幸福学の4つの因子の親和性の高さよ!

  • 哲学対話

幸福学の企画の中で一番心に残っているのがこの「哲学対話」
哲学対話初心者だった私は初めて、参加。
「しあわせってなんだろう?」というテーマをもとに、哲学者のファシリテーターの方たちを迎え、アタラボメンバーと語り合いました。
この哲学対話、私の中でアタラボの活動の中でも最も衝撃が走った企画で、年齢も職業もバックグラウンドも関係なく、みんなが対等に答えのない問いに対して、素直に話し合うという場にとても感動しました。
誰もが暖かく受け入れられ、話しやすい場をつくりだしたファシリテーターの方たちの懐の深さと対話の技術に魅せられた私。
今後のライフワークとしてつくりたいコミュニティで必ずやりたいアクティビティーの一つとなりました。
幸福について考えられたことももちろんですが、幸福な場つくりを学べた最高の場でした。

  • ハピチャレ対話

Slack上でハピネスチャレンジの問いについて回答していた前半。
後半はグループに分かれて、個別にディスカッションする時間を設けました。
全部は参加できなかったのですが、こちらもテーマを幸せにまつわる問いにしたフリーのトーク。とにかく楽しかったです。
自分自身の状況について話し、相手の話も聞き入れ、一緒に考えていく。
友人との他愛もない会話も楽しいですが、こういったテーマがある会話って普段考えないことまで考えられるからとても好き。
有意義な時間となり、前向きな気持になりました。
これも場作りや問いの作り方、いろいろな人が参加する中でのコミュニティの運営の仕方や関わり方など、幸福学以外のこともたくさん学べた場でした。

対話が生み出すつながりとしあわせ

◆個人の活動

個人の活動として、「しあわせにまつわるトークイベント」を開催しました。

どちらも私が大好きな海外にまつわるイベント。
そこでの出会いや異文化経験、教育や子育てなどについてお話しました。
個人的に興味がある人、気になる人に声をかけ、話したいことを話す、聞きたいことを聞く、というかなり個人の趣味と好きに偏った企画でしたが、聴いてくださった方からいろんな感想をいただいたり、インタラクションも少しですが設けることができてとてもしあわせな時間でした。

◆結論と根拠・気づき

<実験活動から得られた結論>
中間報告書では、「自分が幸福でいるための日々の習慣や気持ちの持ち方」について書きました。日々の生活習慣から変わっていったこの研究。最終的には、「自分が幸福でいるためのキャリアの要素」が見えてきました。
教育・キャリア、そして、海外・異文化は以前からキーワードとして頭にあったのですが、そこに「対話」が加わりました。
「対話」が生み出すつながり、学び、しあわせ、これがどうやら私にとてもしっくりくるということが今回の研究活動を通じて、体感できました。

<その根拠>
たまたま、ラッキーなことに幸福学が「対話」を中心とした研究活動だったこと。それが大きいと思います。偶然、私の好きと重なり、自分の中で、どんな対話が居心地がいいか、どんな対話を創り出していきたいか、どんな人と対話をしたいか、どんなテーマについて対話をしたいか、が見えてきました。

◆これから

<アタラボと4つの因子、私の価値観>

前段にも書きましたが、前野先生の幸せの4つの因子はアタラボとの親和性が非常に高く、私にとって「アタラボにいること = 幸福学の活動、幸せの4つの因子の実験」でした。

「話すことは人を幸せにする」「人と関わることで幸福度が上がる」

全ての人に、全てのタイミングで言えることではないけれど、これは前野先生の研究でもあったように「つながり」が生み出す幸福だと思います。

別に話したくなかったら無理に話す必要はないし、
話さなきゃいけないこともない。
関わらなきゃならないという義務や責任もない。

でも、もし、自分が気になる人がいたら、自分が興味のあるテーマのイベントがあったら、、、緊張するけれど輪に入ってみよう、声をかけてみよう。(やってみよう因子)
大丈夫、なんとかなるから。(なんとかなる因子)
そうやって、つながることで、新しいありがとうが生まれるから。(ありがとう因子)
楽しかったら続ければいいし、無理は禁物。とにかくあなたらしくいることが大事(あなたらしく因子)

前野先生の幸せの4つの因子はとても分かりやすいし、納得値が高く、いつも心に刻んでいます。
もともと、やってみようというチャレンジ精神やつながりを大切にする気持ちはありましたが、改めて、研究としてそれが幸福につながると学術的にも証明されていることで、間違っていなかったんだと自信を持つことができたし、書籍を読んだり、前野先生のお話を聞くことで、理解を深めることができました。私の日々の生活の、そして人生の指針となっています。

この4つがあれば、幸せでいられる、幸せになれる、どこへでも行ける。そんな気分にしてくれます。

しあわせの旅

◆全体振り返り

指定企画『幸福学研究』の先のワタシの未来

『幸福学研究』を通じて私が得たもの。

  1. 幸福でいるために必要な習慣や心がけ、メンタルを学ぶことができた。

  2. 幸福学での対話やトークイベントを通じて、対話が生み出す幸せを経験できた。

  3. 幸福学でテーマとしてあがっていたいくつかのコンテンツは今後もライフワークとして取り組んでいきたいテーマと重なった。

幸福学での学びは終わりですが、私の幸福学の研究はここからが始まりだと感じています。
「北欧」「コミュニティ」「キャリア・学び」「ウェルビーイング」などなど・・・幸福学での研究活動にまつわるキーワードは実は私自身のテーマでもありました。

この半年間、「幸福」と向き合ったことで、「幸福」が少し身近になったこと。これは大きな収穫です。
向き合い、チャレンジし、関わって考えてきたからこそ見えてきたもの。
思えば、人生ってどんなものに対してもそう関わるべきなんだなと今思っています。
家族、キャリア、人間関係、趣味など・・・。
向き合い、チャレンジし、関わっていく。そうすることで深く知り、好きになり、付き合い方が分かっていく。
「幸福」も同じなんだなと。

これからも「幸福」や「幸せになること」を恐れずに向き合いながら生きていきたいと思います。

Thank you!

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