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ひな祭りの意味を知るともっと楽しくなる

子供の頃は、日本の行事が好きだった。節分には豆まきして、ひなまつりは家に飾られる大きいお雛様眺めて、子供の日にはあちらこちらで空を舞う鯉のぼりに興奮して。

年を重ねるにつれて、いつの間にか日本の行事を楽しまなくなってた。

でも最近知り合いの人の影響で、行事ごとの意味合いに興味を持つようになった。

昨日のひな祭りは、ちょうど朝見つけた地域の情報誌に「桃の節句」「端午の節句」について書かれており、読んでみた。

3月3日のひな祭りは「桃の節句」と呼ばれ、女の子の健やかな成長と幸せを願う日。古代中国では3月上旬の巳のは厄日とされ、邪気が入りやすいため、水辺でけがれを払い、魔よけの花とされた桃の酒を飲む習慣があった。日本では紙や藁で作った人形を流してお祓いする「流しびな」が生まれた。時代の流れとともに、人形が立派になり、流すものから飾るものへ変化し、現在のひな祭りに至った。

雛人形は「娘が健やかで優しい女性に育つよう」「美しく成長して良い結婚に恵まれ、人生の幸福を得られるよう」、と思いを込めて飾られる。

ちらし寿司は「先の見通しがよくなるレンコン」「腰が曲がるほどの長寿を意味するエビ」「黄と白で金銀の財宝を表す錦糸卵」「子宝に恵まれるイクラやサケ」「健康に豆に働けて仕事運が良い豆」など、縁起の良い食材で彩り豊か。

ハマグリの吸い物は「左右の貝殻がぴったり合い、仲の良い夫婦の象徴」「女の子が将来良き相手に恵まれ、一生を添い遂げられますように」と願いが込められている。

ひし餅は上から桃色、白色、草色であり、「雪の下から新芽が芽吹き、桃の花を咲かせる」と、表している。

ひなあられは、ひし餅を野外でも食べられるようにしたもの。


昨日は久しぶりにひな祭りを堪能した日(^^)

行事の意味を知ると、日本が愛おしくなる。さらに行事を楽しみたくなる。これからは行事ごとに調べて、もっと行事を楽しもうー!伝統が続いてて、歴史があって、行事があって、食べるものにも意味があって、日本っていいところたくさんある!

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