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自分の周りはすべて?だらけ

子供の頃の感覚が際立って不思議なものだったので書こうと思います。
小さいお子さんをお持ちのパパママ、もしかしてうちの子も特別な感覚なのかしら?と思ったり、または同じように解る!解る!という方もいるかもしれません。


タイトル通り物心ついてから幼少期は真っ暗の中を手探りで恐る恐る前に進んでいく時代でした。すべてが畏怖の対象であり、例えば

他の子供の話し声や笑い声

初めて食べる食べ物 や場所

大人の背の高さ

通り過ぎる車

風の音   照りつける太陽  雨だれの音

この世界のほとんどはザラリとしていて薄い紙やすりで肌を擦られるようなヒリヒリとした空間でした。

「息を吸う」行為ができなくなり!!吸って吐いてを意識して、どこまで吸えば肺が満たされるの??と毎日漠然と「死んじゃう」と怯えて、
周りの人間は人形??両親さえも、実は偽物では?この世界の何がホンモノなの??

これが3歳〜5歳までの主な世界のイメージ。

もちろんストレスも酷かったのですが、人間は忘れるように上手くできているものなのに小さい頃の記憶ほど鮮明で、見たもの、匂い、人から言われた言葉、初めて食べたものの味etc…覚えちゃってるんですよ。これも発達の特性に多いといいます。

(不安のために自傷行為もあります。悲しいですね…)

今でも体調不良の時や、人混みの中で雑多な音に触れるとあのゴタゴタした世界に戻りそうな感覚になります。
例えれば、宮崎駿監督の映画がリアルになると困りますよね。脳が大混乱です。(あ!ジブリ映画は割と好きです)

そこで、
ヘルプサインとして、自己アピールの手段を増やしたり、表現する為のより的確な語彙の選択など
自分の脳(心)をコントロールしながら暮ら好き方法を探しつつ暮らしています。

ゲームのように面白く脳の思考へのアプローチを変えられないか??とも考えています。


発達障害特有というのは人にもよりますが、五感の発達、言葉への拘り、感じて見えるものへの表現の仕方などありますが、元々精神的な原因ではないんですよね。 

それを多数派(定型)の世界を理解し、開示し、慣れることで自分を取り巻く「現実」にバイアスがかかりながらもフォーカスを合わせることができだした。
そんな感じがピタッとくるかも。

子供の頃はまだ療育や認識が世間に浸透していない頃だったのでSST(社会性のトレーニング)は受けていませんが
友達とは?親とは?自分って?もっと大きく言えば人間ってなあに?と哲学もどきで今は友人とブレインストーミングするくらい自分のことを受け入れられるようになりました。

これからいろいろな角度で楽しく過ごせる工夫などを書いていけたらと思います♪

ありがとうございました。
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※補足
広汎性発達障害(自閉症スペクトラム障害)とは?

広汎性発達障害は、生まれつきの脳の微細な異常が原因と考えられている神経発達障害の一種で主な特徴が

●コミュニケーション能力が弱い
●独自のこだわりに強くとらわれるために社会生活が困難になりやすい

(以前は、自閉症やアスペルガー症候群と呼ばれていた障害)

2013年に改訂されたアメリカ精神医学界の診断基準DSM-5によると、

【自閉症、アスペルガー症候群、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性障害】が【自閉スペクトラム症】(自閉症スペクトラム障害)として1つに統合されました。
そのため、以前は自閉症やアスペルガー症候群と診断されていた人も、現在の診断基準では【自閉症スペクトラム障害】として診断がつきます。

このことから
広汎性発達障害と自閉症スペクトラム障害は
同じ意味で使われています。











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