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米どころ北海道の日本酒~前編~

こんにちは!北海道大好き、ERIKAです。

みなさん、日本酒は飲まれますか?
今回は道産日本酒についてです。

長くなってしまうので、なんと記事を3つに分けます!
今回は、日本酒のちょっとした説明と、北海道の酒造メーカー15のうち5つの紹介をします♪

以前、ワインについて熱く語らせていただきました(笑)
ご参考までに↓

歴史

北海道での日本酒造りは江戸時代に始まっていましたが、本格的にスタートしたのは、明治5年(1872)に北海道開拓使がおかれてからのこと。
開拓が進んで人口が増え、酒の需要が次第に伸び始めると酒造りも盛んになり、最盛期には道内に200近い蔵元があったそうです!

北海道の日本酒の特徴は総じて、新鮮な海の幸のおいしさを引き立てるかのような淡麗辛口が主流ですが、近年は濃厚で芳醇なタイプの商品も数多く見受けられるようになっています。


酒造好適米?

日本酒造りを目的に作られたお米のことを、「酒造好適米」と呼びます。

「酒米」だと「酒造りに使われるお米」という意味なので、酒造りを目的に作っていないけど酒造りに使っているお米、も含まれる呼び方になります(日本語って難しい)。

お米には「心白」と呼ばれる米の中心部分があり、その心白にデンプンが多く含まれています
デンプンが多いと粘度が高く、麹造りに重要な役割を果たします。

米の表層部分には雑味の元となるたんぱく質やビタミンが含まれているため、日本酒造りの際には表層部分を磨く必要があります。

酒造好適米は、あらかじめ心白が大きくなるように作られた、まさに酒造りのためのお米なんです!


北海道の酒造好適米は

1998年に「初雫(はつしずく)」の作付け以来、現在、北海道では「吟風」「彗星」「きたしずく」3種類の酒米が栽培されています。
酒米はタンパク値が低いほど高品質で、北海道の酒米は府県産に劣らないタンパク値の低さを誇っています!

吟風・・
北海道産米が広がるきっかけとなった品種で、心白が大きくはっきりした品種。芳醇な香りのお酒になります。

彗星・・
タンパク質含有量が低く、千粒重が重くて大粒。また吸収性が高いので、淡麗な味わいのお酒になります。

きたしずく・・
心白の発現が良い。収量が多くまた耐冷性が高いため、安定生産が可能。
雑味が少なくやわらかい味のお酒になります。

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北海道の酒造メーカー

道内には現在15の酒造メーカーがあるようです。
今回はそのうち5つを紹介します!
私が飲んだことあるお酒についても触れますが、お酒を表現する語彙力には目をつむっていただけると幸いです。

1.碓氷勝三郎商店(根室市)

北海道根室市、日本の一番東端に位置する酒蔵です。
「北の勝」は、明治20年に誕生した銘柄!
ふつう酒を飲んだことがありますが、お寿司が食べたくなります!

2.福司酒造(釧路市)

釧路でただ一つの蔵元で、大正8年(1919)の創業。
代表銘の「福司(ふくつかさ)」は、日本古来の縁起の特徴・福(幸)を司る、福を招く・幸を呼ぶ酒等の願いをこめて命名されたと言われているようです。

私は本醸造 辛口を飲んだことがありますが、キリっとした味わいを感じました!


3.4.上川大雪酒造(上川町・帯広市)

五角形を有する家紋は、大雪山の「大」の文字、美しい雪とアイヌ文様をデザインモチーフに、日本酒の五味、甘・酸・辛・苦・渋を表現しているみたいです。

➀上川

大雪山系の湧水と信頼している生産者が作った酒米を使って酒造りをしているそう。

私は「上川大雪」純米吟醸を飲んだことがありますが、後味キリっとしたお酒でした。


➁十勝

なんと日本初の、国立大学構内にある日本酒造
私はまだここのお酒を飲んだことがありませんが、力強さとキレの良さが売りのようです。辛口がお好きな方にぴったりですね!


5.男山

明治20年(1887)創業。
江戸時代に歌舞伎や浄瑠璃、浮世絵にも描かれるほどの人気を誇り、「徳川将軍家御膳酒」にも指定された兵庫・伊丹「木綿屋山本本家」の銘酒「男山」の正当な後継蔵です。
1977年には日本酒で世界初のモンドセレクション金賞を受賞してから、海外輸出を始め、現在は20カ国以上で愛飲されています!

私は「北の穂」などを飲んだことがありますが、意外と柔らかな口当たりで、おつまみはなんでも合うイメージです。


ざっと説明しましたが、やっぱり長くなってしまいますね・・
最後まで読んでいただいた方には、精一杯の感謝を。

後編もお楽しみに~♪

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