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不老長寿の果実?ハスカップ!

こんにちは。
北海道だいすき!くりあです。

今日は北海道の特産果実「ハスカップ」についてです。
あまり馴染みのない方も多いかと思いますが、これを機に知ってもらえたらと思います♪


ハスカップの旬

北海道では、5月中旬から6月上旬にかけて白い花を咲かせ、徐々に黄緑色の実をつけます。
6月下旬から8月中旬が旬です。


ブルーベリーと似ている?

見た目はブルーベリーに似ていますが、ブルーベリーが球体なのに対して、ハスカップは丸みを帯びた円錐形なのが特徴です。そしてブルーベリーより酸味が強い!

【ブルーベリー】

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【ハスカップ】

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また、ブルーベリーに比べてハスカップが市場に出回らないのは、ハスカップの実が非常にやわらかく潰れやすいため、流通に適さないことが理由とされています。

そのため、生で食べることの多いブルーベリーに対して、ハスカップはその酸味から、ジャムやゼリーなどの加工品として出回ることが多いんです!


名前の由来

「ハスカップ」特徴的な名前ですよね。
これは、アイヌ語の「ハシカプ」から名づけられたようです。「ハシカプ」は「枝のうえにたくさんなるもの」を意味します。

また、生産の盛んな地域で昔から親しんでいる方々からは「ユノミ」という愛称で呼ばれています。これはアイヌ語で「エノミタンネ」(意味は「細長い実」)が由来だとされています。


「不老長寿の果実」と呼ばれている?

ハスカップはカルシウム、鉄、ビタミンC、Eなど多くの栄養成分を含んでいます。それが理由で、「不老長寿の果実」とも呼ばれています。

ビタミンE
特にビタミンEが豊富で、これが「不老長寿の果実」と呼ばれる所以になっています。
ビタミンEは抗酸化作用が高く、体内の活性酸素が細胞膜などを酸化させてしまうのを防ぐ効果があります。
活性酸素による身体の酸化が、生活習慣病やガンなどの原因となる可能性があるため、老化防止の効果があるビタミンEを豊富に含むハスカップを「不老長寿の果実」と呼ばれています。
ビタミンC
ハスカップには、力を失ったビタミンEを元に戻す作用があるビタミンCも豊富に含まれています。
ビタミンEと一緒にビタミンCも摂ることで、効率よく抗酸化作用を高めることができます。
アントシアニン
ポリフェノールの一種であるアントシアニンも多く含まれています。
網膜のタンパク質の再合成を促す効果があるため、目の機能改善及び、眼病予防や眼精疲労にも有効といわれています。


ハスカップを使ったお菓子

上記にも記載のとおり、ハスカップは実の柔らかさから、加工品としての出回りが多いです。
その中でも、個人的に大好きなお菓子をご紹介します!

1つ目はこちら!↓
よいとまけ

ハスカップのジャムをふんだんに使ったロールケーキです。外側にまで、たっぷりとジャムが塗られています。

フォークなどで食べる以外にないかと思いきや、初代社長の故小林正俊は「多少指が汚れたって舐めてしまえば良い」と言っていたそうです。
おちゃめですね!

ジャムがたっぷり!で、結構甘さが強いので注意(笑)
こればっかりは、個人的に珈琲より紅茶を合わせたい‥(珈琲大好き人間)。



2つ目のこちらも大好き!↓
ハスカップジュエリー

ハスカップを贅沢に使用し、甘くて柔らかいクッキーで挟んだハスカップジュエリー。(こちらは個人的には珈琲と合わせたい。)

ハスカップジュエリーは、誕生して50年以上になるらしいです!
もりもとが創業した千歳の近くには勇払原野があり、そこに自生していたハスカップを使って作られたのがハスカップジュエリーだと言います。

今は、”プレミアムブラック”や”ホワイトバージョン”も販売されていますが、私はノーマルがおすすめです!

是非いろんな形で、ハスカップをお楽しみください♪

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