見出し画像

1児の母が33歳で思い立って保育士資格をとって、35歳で公務員保育士になった話

エリといいます。保育士です。
ただの保育士ですが、ちょっと変わっています。
保育や教育系の大学や専門学校にも行かず、全く畑違いの仕事をしていました。
33歳で「赤ちゃんかわい。保育士おもしろそ」と思い立ち、
35歳で保育士資格をとり、
資格取得の数週間後に公務員(保育士)になりました。
なんだかトントン拍子に見えますが、実際そんな感じでした。笑
もしも「経験ないけど保育士になりたいなー」と思っている方がいれば、私の経験も参考にして下さいね。

①保育士資格の勉強を始める+保育補助の仕事を探す
 私はユーキャンに申し込みました。
書店でどの参考書がいいか比較して悩んだり、どれだけやればいいかわからずに不安になるより、教科書・小テスト・添削問題・過去問・実技試験対策までセットになっているユーキャンは効率的だったと思います。他の参考書などは一切買っていません。
 同時に、ハローワークのサイトで保育補助の仕事を探しました。保育士資格がなくても保育補助として保育園で働けます。私は公立保育園の保育補助に申し込みました。履歴書には保育経験は書けませんが、「幼少期にピアノを習っていました」「勉強して保育士取得を目指しています」「赤ちゃんが言葉が喋れなくてもコミュニケーションがとれるところに面白さを感じます」などヤル気と前向きさをアピールしました。

②実際に保育園で働く+保育士資格の勉強
 無事に保育補助として採用してもらい、4・5歳児クラスで一つ一つ教えてもらい、目で見ながら日々の仕事を覚えていきました。
 勉強は、平日子どもを寝かしつけた後や、休日子どもがお昼寝している間にしていました。勉強のやり方は、また別の記事に書きたいと思います。
 「働きながら勉強?大変そう!」と思うかもしれませんが、これが実に効率的。現場を知っていると勉強も理解できるし、現場を知っているだけで解ける問題とかもある。勉強すると職場の保育士さんの会話がわかってくる…と相互作用で仕事も勉強もグンと伸びます。「現場で働く+勉強」を同時進行でやったからトントン拍子に行ったと思っています。

③資格取得+採用試験を受ける
 2016年の4月からユーキャンで勉強を始めて、筆記試験を受けて合格科目を増やしていき、2017年の12月に実技試験まで到達し、受験しました。2018年1月、合格通知が届きました。
 そしてその1 月に、保育補助として働いている自治体の正規保育士の2次募集が…!保育士の資格者証はなくても合格はしているので、「取得予定」で応募しました。
 応募資格ギリギリの35歳。働いていた自治体が、保育士不足のため、年齢制限を上げ、試験も専門試験だけになった年でした。公務員試験の対策をしなくて良かったんです。しかも専門試験は保育士試験と似たような内容で、この間まで勉強してた私にはかなり有利!過去問を解いて間違いを復習したくらいで、筆記試験は1位通過でした。実際に私立保育園でバリバリ働いている現役保育士より、成績が良かったということですね。もちろんタイミング的にラッキーだったのです。私も4年経った今ではほぼ忘れていますから…。ですからせっかく取った資格を寝かせることなく、すぐ採用試験を受けましょう!笑
 さらに実際に保育園で仕事に対する姿勢を見てもらっていたことも良かったと思います。どんなに筆記の成績が良くても、全くの未経験では、即戦力になりませんから。無資格とはいえ、2年の実務経験があったことは採用側にとってかなりの安心材料になったと思います。
 結果は、採用。33歳まで保育業界を知らなかった私が、35歳で公務員保育士になることができました!

まとめ
「保育士資格の勉強」「保育補助の仕事の経験を積む」を、同時進行でやる!
資格なしからのスタートで、保育士として採用されることをゴールに考えると、これが一番効率がよく最短です。

補足
資格取得した時に採用してもらえるように、②の段階で職場で良い印象を植えつけておきましょう。
特に地方の保育業界は狭いので、もし働いている園で募集がなくても、あそこが保育士探してるよ〜とか、あの園はこんな雰囲気だよ〜とか、情報をもらえるメリットもあります。
良い印象と言っても進んでサービス残業するとかではなく、笑顔で挨拶したり、真面目に仕事をする姿勢を見てもらえれば良いと思いますよ。

保育士は大変なこともありますが、日々子どもから笑顔と喜びをもらえる仕事です。求人も多いので「やってみたい」と思ったら遅すぎることはありません!ぜひチャレンジして下さいね!

ご質問などありましたら、コメント下さいね♪

エリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?