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第二新卒で転職して1年経った今、思うこと

今の職場に入社して、ちょうど1年が経つ。

今の会社で一生働くつもりはないが、入社してから今日まで一度も「もうヤダ!辞めたい!」と思ったことはなく、あっという間に今日まで来ていた。

丁度いい節目なので、転職活動から入社後までを振り返り、感じたことをまとめてみる。


第二新卒の転職ってどうなの?

結論。
めっちゃしんどかったけど何とかなった。
でもめっちゃしんどかった。()

第二新卒(入社2年目)。
無名の中小企業。
未経験の職種・業種への転職。

転職が難航する要素フルコンボのくせに
「年収上げたい!もっと事業規模が大きい所がいい!」
と高望みをしていた私は、今の会社に内定をもらうまで40社ほど書類で落とされた。

面接まで辿り着けたのは2社。
その内の一社(今の職場)に拾ってもらい、今がある。

転職サイトを見てみると分かるが、
募集要項のほとんどが「○○の経験3年以上」。
緩くても「社会人経験3年以上」。

あまりにも書類が通らず途中からヤケクソになっていたが、粘り強く妥協しなかったことが功を奏した。

こんな条件の私でもご縁はあったので、転職は自分を低く見積もらずに高望み上等でやって良いと思う。
高望みかどうかは採用担当が決めること。
こっちは気にせずガンガン応募すればいい。

ただ、今の会社よりも事業規模や年収をレベルアップさせたい場合、かなり難航することは覚悟した方がいい。

そりゃ自分が採用担当だったら、聞いたことのない小さな会社を2年足らずで辞めようとしてる候補者が来たら身構える。(採ってくれた弊社マジでありがとう)

それでも粘れば繋がる所へちゃんと繋がる。

第二新卒の転職のコツなどは、
改めて別の記事で詳しく書こうと思う。

入社前後のギャップ

入社前後で大きなギャップは無く、面接で聞いていた通りの会社だった。

上司と先輩はこんな若造の私を気にかけて、沢山話しかけてくれる。飲みに誘ってくれて、悩みを聞いてくれる。気さくで面白い人ばかりだ。

叱られることも多いけど、同じだけ褒めてもらえる。
やる気が出る。

そして感動したのが、上司や先輩が頭キレキレ、超仕事人であること。
「なんでこんな人達の中に私が…」と焦る気持ちもあるが、尊敬できる人と働けるなんて、こんな幸せなことはない。

私が転職先に求めていた条件のひとつに「社内に目標になる人、ロールモデルがいる」というものがあったので、この点は達成できていると思う。

ただ、入社から今でも感じているギャップがある。

「ちゃんとした(?)会社ってこんなルールがしっかりしてるんだ…!」

いや、前がちゃんとしていなかったという訳では無いんだけど、前職は社員数が学校の1クラスよりも少なく、かなり独自のルールで運営されていた。
人数が少なすぎて経理、総務、人事といった部署が存在せず、「みんなで全部やる」スタイル。
今の会社に来て、部署ごとに業務が細分化されていることに驚いた。

さらに現職で初めて「稟議」や「役員会」というものを知った。
前職はやりたい事があれば直接社長に話して「イイヨ🙆‍♂️」と言われて進めることが普通だったが、一般的にはレポートラインがあり、何かやる時は然るべき人達に報告をするものらしい。

環境が変わるとこんなにルールも違うのかと、未だ慣れないことも多い。
でも早いうちに転職して、会社がどのように動いているのか知ることが出来たのは良かったと思う。

1年目の目標 「正気を保つ」と、2年目のこと

この1年、ずっと心に留めていたこと。
絶対に無理をしない。
正気を保つ。
発狂しない。

前職で仕事を抱え込んで爆発した経験をもとに、現職ではとにかく正気でいられる程度に働くことを目標にした。

自分から仕事を引き受けすぎない。
「僕がやろうか?」と誰かが言ってくれたら、お言葉に甘える。
まずはコントロールできる範囲で仕事をこなす。

周りから見ればやる気のない奴に見えたかもしれないが、一応クビにならずにやってこれたのでまあ良しとしよう。

仕事は好きだけど、たかが仕事に自分が潰されるのはアホくさい。本当に馬鹿馬鹿しい。

替えがきく仕事よりも、替えのきかない私の方が遥かに大事だ。
仕事に飲まれず、潰されず走り抜けた自分を褒めたい。

2年目に突入しても相変わらず上司にダメ出しされまくりだけど、出来ることを少しずつ増やす年にしたい。

この会社に迎え入れてくれた皆さんの力になりたい。

そう思える人に出会えただけでも、転職して良かったと思う。

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